教育・雇用・健康の課題解決で「人生を変える」アフリカ支援活動
（CLOUDY）

CLOUDY SCHOOLに通う子どもたちの日常をご紹介！（2023年10月5日更新）

アブイ村にあるCLOUDY SCHOOLに通う生徒はいつも幸せそう。

毎日のように激し闘いをして楽しむ男子グループ。
この日は体育の授業で学んだ綱引きを、早速休み時間に活用し楽しんでいる様子。
学んだことが授業で終わるのではなく、彼ら自身が進んで実践している事はとっても素晴らしいこと。

休み時間は体の健康と強さ向上のために、思いっきり遊びを楽しみます。

女子グループは読書やサッカーをして楽しんでいます。
写真に写っている女の子EUNICEはCLOUDY SCHOOLの小さな女性監督。
とても賢くて、女子グループをリードする事が得意です。

美人なEUNICEの夢は、この町でナースになりたくさんの人を助けること。
子どもたちが夢を実現できるように。われわれも全力で応援していきます。

学校が終わると子どもたちは、お水運びのお手伝いをしたり、年下の兄妹をおんぶしていたり、勉強しながら、お菓子を食べながら、かけっこしながら、家に戻ります。

人とのつながりを大切にしているガーナ人。
1人ではなく、常に仲間とともに生きている。
小さな頃から仲間同士助け合って、楽しいこと悲しいことつらいこと共有し合い生きている。

どんな状況でも、今自分の持っているもので人生を最大限楽しむ彼らを見て学ぶことがたくさんあります。
ガーナの子どもたちが将来、世界へ発信できることが多くあるはずです。

ガーナでの教育の機会、夢、仕事の選択肢が増えていきますように。
私たちNPO CLOUDYは機会ときっかけ作りを提供しています。

【NPO CLOUDY 各種リンク】
ホームページ
Instagram
Twitter

食農教育“CLOUDY FARM”の在り方（2023年10月5日更新）

私たちNPO CLOUDYは2018年にガーナのボルタ州アブイ・チタ村に幼稚園、小学校、中学校を開設。

本来、公立学校の給食はガーナ政府が負担するのですが、財政難のため給食を提供できていない学校が多く存在しています。

炭水化物とスープが中心の給食から、より栄養価の高い食材を子どもたちへ提供するため2021年学校の裏手でCLOUDY FARMをスタート。

学校給食は子どもたちの栄養維持だけでなく、学校に通うことのできる大きな理由なのです。

現在ガーナは雨季。雨季シーズンCLOUDY FARMでは元気にほうれん草が育ちます。
ビタミンCたっぷりで栄養価が高く、ガーナ料理でもよく使われる食材の1つ。

CLODY FARMで育つ食材ひとつひとつが、子どもたちの学校給食につながっています。

今日を生きるために子どもたちが、学校に通わず働き手となっている現状。

学校に給食があるならば、学校に通わせることができる。
おなかがいっぱいになれば、授業に集中することができる。

学校給食は子どもたちの教育の質に直結しているのです。

毎日彼らは、給食の時間を楽しみに楽しみに待っています。
より多くの子どもたちが給食を通して学校に通えるように。

私たちNPO CLOUDYは機会ときっかけ作りを提供しています。

また、おいしいと栄養を届けることはもちろんですが、それだけではなく
・農業体験を通した人間力の向上
・いつまでも支援に頼らず自立すること
・学校だけでなく村全体の栄養確保
を目指しています。

CLOUDY FARMを通して子どもたちが協力し合い、学び、成長していく姿を、より多くの子どもたちが経験していけますように。

BARBER ACADEMY PROJECT
学校の物件が決まり、内装デザインの準備に取りかかっています！（2023年9月14日更新）

今年スタートしたBARBER ACADEMY PROJECT。
学校の開校に向けてガーナ現地で着々と準備を進めています。

先日は、学校の物件を探してきました。
ガーナでの賃貸契約では、金額交渉は絶対に必須。
先日見つかったBARBER ACADEMYの第一候補物件のオーナーに会い、金額の交渉をスタート。

バーバーアカデミーを作りたいという思いを伝えると、
「バーバーアカデミーを設立するなんて素晴らしい！　若者のために学びを機会を作ってくれるのね、ありがとう。」
なんと、われわれの活動に共感してくれるオーナーだったのです。

現地の人も共感し一緒に手を取り合ってくれる。
活動する中で、とても大切なことです。

無事に賃料交渉にも成功し、最高の立地で学校開校に向けて準備を進められることが確定しました。

無事にBARBER ACADEMYの物件が決まり、さっそく施工会社と打ち合わせスタート。
内装デザインをどうするか、理想のデザインに必要な資材はどう調達するのか、重要な話し合いです。
MR.BROTHERS CUT CLUB代表小松さんのこだわりをくみ入れながら、開校に向けて着実に動いていきます。

またある日には施工に使う資材探しの旅へ。
BARBER ACADEMYの目的の一つは、バーバーカルチャーをつくること。
そのため、施工もこだわりたい。
ガーナの伝統的素材やデザインと日本らしさを融合させた、唯一無二のアカデミーを作りたい。

こだわりのデザインを実現させるために、物件が確定してからは時間の許す限り素材探しの旅へ。
日本らしさを演出するために竹細工を見に行ったり、木材を探したり。
ガーナ伝統のアディンクラというマークを使用したレンガブロックを見てみたり。
いろいろな構想が膨らみます。

BARBER ACADEMY開校に向けて着々と準備を進めています。
今後も進捗（しんちょく）状況をお届けしてまいりますので、お楽しみに！

BARBER ACADEMY PROJECT
バーバーアカデミー設立に向けて着々と準備を進めています！（2023年5月16日更新）

ガーナでは人口の約8割がインフォーマルセクター（いわゆる日雇い労働者）に属し、若年層の失業率の高さが大きな課題となっています。NPO CLOUDYでは、株式会社ファイヤーワークスが運営するMR.BROTHERS CUT CLUBとパートナーシップを組み、ガーナ現地にバーバー育成を通した教育機会と雇用を創出するため、2023年、ガーナの首都アクラに“CLOUDY × MR.BROTHERS CUT CLUB” BARBER ACADEMYを開校する運びとなりました。

ヘアスタイルにこだわり、美意識の高いガーナの若者たち。月に1万円の給料の半分を髪形やファッションに費やして自己流のオシャレを楽しみます。しかし、ガーナでは身だしなみを提供するバーバーの存在と技術、職業としての地位が認めづらい現状があります。
確立されたトレーニングの環境がなく、技術の習得や向上が難しい現状を、NPO CLOUDYとMR.BROTHERS CUT CLUBが手を組むことで、現地でのバーバー育成を行い、バーバーの技術、地位向上に努めていきます。

2023年開校予定のアカデミーでは、定期的に日本から講師を派遣し、独自のトレーニングプランの作成や講師による研修を実施します。
またMR.BROTHERS CUT CLUBの質の高い技術とホスピタリティを指導していきます。

初年度は年間で60名の生徒を迎え入れ、1年間で合計2,000時間のトレーニングを行う予定です。授業は3学期制となり、各学期の終わりに試験を実施、試験に合格する度に証明書を発行、合計3回の試験＋最終総合試験に合格したものに修了証書を授与し、その後の雇用機会の提供や開業支援を行います。

このプロジェクトを通じて、また多くの方々の人生が変わるきっかけを創り出すことができます。ぜひ、このアクションにご参加いただけますと幸いです。

現地の学校や、子どもたちの様子、各種プロジェクトの状況等は今後も以下各種SNSを中心にご報告してまいります。ぜひあわせてご覧くださいませ。

Instagram
Facebook

教育支援活動：カリキュラムの拡充が進むCLOUDY SCHOOL（2022年7月29日更新）

皆様によるご支援により、教育・雇用・健康の3つのテーマを軸に引き続き活動を広げることができています。今回は教育支援活動の最新の活動状況をご報告させていただきます。

<教育支援>
ガーナのヴォルタ州・アブイチタ村のCLOUDY SCHOOL（旧称: Doooooooo School）では、引き続き幼稚園生から中学生まで、約500名の生徒が通学をしています。公立の学校ではありますが、国の財政が厳しいガーナでは給食、教材、備品などの運営費は運営者が負担しています。皆様の継続的なご寄付によって、安定的に子どもたちに授業や給食の提供、そして、独自の教育カリキュラムを拡充することができています。

独自の教育カリキュラムの一つとして、2021年7月より食農業教育CLOUDY FARM PROJECTを行っています。学校の裏手に農地を開拓し、子どもたちと一緒に野菜を育て、給食に取り入れることで、より栄養価の高い給食を安定的に提供することを目指し開始しました。

約一年たった今、どんどん農地を拡大し、収穫する野菜の量と種類を増やすことができています。既に学校給食に子どもたちと収穫をした野菜を取り入れ、安定的に提供することもできるようになりました。今後はCLOUDY SCHOOLに限らず、近隣の学校にも野菜を提供できるよう、引き続きCLOUDY FARMを拡大してまいります。

CLOUDY FARM PROJECTの詳細はこちら

また、中学生を中心に性教育授業の実施、布ナプキンの配布および作り方の指導をする活動も行っています。CLOUDY SCHOOLに限らず、近隣の学校も訪問しながら毎月200名程の生徒に実施しており、今年度は2,000人以上に実施することを目指しています。

性教育授業の詳細はこちら
布ナプキンプロジェクトの詳細はこちら

現地の学校や、子どもたちの様子、各種プロジェクトの状況などは今後も以下各種SNSを中心にご報告してまいります。ぜひあわせてご覧くださいませ。

Instagram
Facebook
Twitter

Doooooooo Farm Projectをスタート ～「おなかいっぱいに食べられる幸せ」の先にある次なるステップ「健康で豊かな未来」へ～（2021年12月6日更新）

たくさんの皆様にご支援頂き、2021年3月に無事ガーナ、アブイ・チタ村に新しい中学校を開校いたしました。同じエリアに2018年に開校した幼稚園・小学校も合わせると、Doooooooo Schoolでは現在約500名の子どもたちが通学し、学んでいます。

毎日の給食は学校に通っている子どもたちの楽しみの1つですが、給食は1人当たり1食40円、その内容は炭水化物とスープといった内容で、栄養面でのバランスをしっかりと確保できていないのが現状です。

もっと栄養バランスの良い健康的な給食を食べてほしい、それと同時に、種をまいて作物を育てて収穫し、食べるという一連の流れを体験することで、知識を養い、かつ感性を磨く経験を積んでほしい。

私たちは、食べ物やそれを取り巻く自然の摂理を、「食農教育」を通して、体全体のさまざまな感覚を使って体験し、知識だけではない人間としての感性を磨く機会を子どもたちへ創出。学校の裏手に4エーカーの農地を購入、生徒全員でDoooooooo Farmとして育てる、Doooooooo Farm Projectを開始しました。

【プロジェクト詳細】

農地を耕して、種や苗を植え、乾期でも対応できるよう灌漑（かんがい）設備を整え、また雑草抜きをする当番も決めました。初めての体験や初めての共同作業、子どもたちは毎日楽しそうに畑へ出かけてFarmのお野菜の成長を見守っています。

そんな中、先日初めてオクラを収穫しました。オクラはガーナ人の大好物、オクラシチューにしたりして、子どもたちの栄養の源になります。まだ給食で配布するほどの数には届きませんが、これからも生産量を上げる努力を続けていきます。ぜひ子どもたちのチャレンジを応援していただけると幸いです。

また、現地の学校の運営状況、子どもたちの様子、Farmの近況は今後もこちらや各種SNSでアップデートしてまいります。ぜひあわせてご覧くださいませ。