寄付の受付は終了しました。
合計で10,456,233円のご支援をいただきました。多くのご支援、ありがとうございました。

動物のためのウクライナ緊急支援基金
(アニマル・ドネーション)

寄付受付開始日:2022/04/05

  • 領収書なし
[動物のためのウクライナ緊急支援基金 (アニマル・ドネーション)]の画像
災害時、取り残されるのは動物たち。寄付はペットフードや医療として届けられる予定

公益社団法人アニマル・ドネーション

プロジェクト概要

更新日:2023/01/10

ともに生きる動物たち。救うべき存在

私たち公益社団法人アニマル・ドネーション(以下アニドネ)は、ウクライナの動物のために役立ちたい、と基金を立ち上げました。海外事情に詳しい動物福祉関連の有識者へ依頼をしアニドネ内で対策チームを立ち上げ、ウクライナや周辺国のリサーチを続けています。

2022年2月から3月、キーウやハルキウの保護施設やフードを届ける現地のスタッフたち

この恐ろしい戦争での被害者は、人間だけではありません。私たちとともに生きる犬や猫たちも救うべき存在です。ペットとともに戦火を逃れる人、現地の保護団体の動物たち、飼い主と引き裂かれた犬猫たち。今、必死で生きています。

そんなウクライナにて、ペットタグ(マイクロチップなど)の製造をしている「animalID」と、イギリスの動物福祉を牽引(けんいん)する大手保護団体である「Dogs Trust Worldwide」、そしてオーストリアで設立され国際的動物組織の「FOUR PAWS International」の3団体で組織しているNGO団体のIRS(InternationalRegistrationSystems)の動きは大変早く、42万kg以上のペットフードをキーウ、ハルキウ、および他の多くの都市の100以上の避難所に配布しています。

そして、ウクライナ危機をきっかけに、ウクライナ全土の動物福祉援助を求める団体をネットワーク化した「UPAW」というシステムをリリースし全土に必要な物資を届けています。

ウクライナとポーランドの国境の街メディカ。避難してきた猫にハーネスを装着するifawのスタッフ(2022年4月)

また、ポーランドの国境でウクライナから避難してきた飼い主さんとペットたちのために支援を行っているifawにも寄付を届けます(2022年5月から)。ifaw (国際動物福祉基金)は1969年から活動する国際組織で本部はアメリカ、そして世界に支部があります。伴侶動物保護にとどまらず、野生動物や地球環境保全分野などにおいて世界を牽引(けんいん)をしている組織です。

ウクライナ危機の際はいち早くポーランド国境に青いテントを設置し活動を続けてきましたが、2022年5月半ばには青いテントはクローズし、長期的にウクライナの動物を支援する方針に切り替えました。アニドネ経由で、ifawのウクライナの支援につなげます。

人道支援を続けるifawは青いテントは2022年5月半ばにクローズしたが引き続きウクライナの動物支援を続けている(2022年4月 メディカ)

*今後、継続して現地リサーチを進めます。現地ニーズとご寄付の合計額によっては、支援先団体を追加する可能性があります。

寄付金の使いみち

ウクライナでの動物をメインとする人道支援です。ドッグフードやキャットフード、動物の飼育に必要なものを動物保護施設やペットの飼い主、多数の動物の世話をする動物福祉ボランティアなどに届けられます。
集められた寄付金は、全額(※1)をウクライナや周辺国で動物のために活動する団体へお届けします。

(※1)全額とはYahoo!ネット募金の利用料(クレジットカード寄付分の5%および消費税)を引いた金額

”#ウクライナ緊急支援”

活動情報

更新日:2023/01/10

1,000万円を超える寄付を届けることができました。(2023年1月10日更新)

ウクライナでの戦下における動物たちの行く末を思案する日本のみなさまのキモチを載せて支援を続けてきました。Yahoo!ネット募金を利用しての寄付で1,000万円以上を現地で活躍するUPAWIFAWに届けることができました。

アニドネからの支援実績は以下にまとめています。
ウクライナの動物保護&寄付情報

戦争の一刻も早い収束を願ってやみません。
ご支援をくださったみなさまに心からの感謝をお伝えいたします。

引き続き支援の支援が必要です(2022年7月8日更新)

IRSスタッフから現地の様子が届きました。2022年6月末の時点で、ウクライナから避難するペットオーナーや、逆にウクライナに帰ってくる人々もいて、現地の混乱は続いており、行方不明になった犬や猫の数を正確に把握することも難しいとのこと。

しかし国内では、ペットフードを必要としている飼い主さんやブリーダー、保護シェルターは数多くあるそうで、自らIRSのボランティアに志願したスタッフたちの手によって、ウクライナの各地へ届けられています。現在まで世界からの支援で届けられたフードは約43万kg、しかしまだ必要とするフードの量は約40kgとの報告を受けています。

日本からの支援を続け、困っているウクライナの犬猫たちのおなかを少しでも満たしてあげたいと考えます。

行方不明になるペットたちも多くおり、運よく飼い主に会えた猫ちゃんの話を紹介します。

キーウやドニプロペトロウシク地域で困難な状況にある飼い主やシェルターの方々へのフードを届けるスタッフたち(2022年6月)

『猫のマックス。彼はブチャ出身のメインクーン。彼はロシアの兵士に家から連れて行かれ、キイフの戦いでウクライナが勝利した後、ベラルーシに残されました。彼には飼い主の連絡先が記載されたQRタグをつけていたのでベラルーシの親切な人々のおかげで、マックスは彼の家族と再会できました』

アメリカ大使館のフェイスブックでも紹介された猫のマックス

ウクライナからの活動報告(2022年4月18日更新)

現地IRSより報告がきました。IRSが新しく立ち上げた「UPAW(*)」システムが稼働し始めたそうです。
*「UPAW」とは:ウクライナの戦争で荒廃した地域にペットフードを届ける活動。現在、民間の16団体と、企業および政府当局が協力し運用中。

ウクライナの動物を救うためにシステムされた「UPAW」スタート

助けを必要とする保護施設が登録でき、必要なものが届くようにネットワークしているシステムです。なんと3月には310トンものフードが届けられたそうです。(*)
*以下報告書の一部。
ホームページには現時点の情報が開示されている。

甚大な被害にあったウクライナのエリアで取り残される飼い主さんやペットたちを支援
キーウやドネツク、ルガンスクの保護施設や飼い主さんへフードを届ける現地のスタッフたち(2022年3月)

まずは、犬猫の命をつなぐためには食べ物が必要です。IRSは困っている保護シェルターや一般の飼い主さんたちへ、フードを届けるために奮闘しています。どうぞご支援ください。

ポーランドへ避難中の担当者へ現地事情をお伺いしました(2022年4月5日更新)

animalIDのCCOである、Marta Kopachさん。ご主人と長男はウクライナに残り、子供二人を連れポーランドに避難。ウクライナの動物のために尽力されています。今回の日本の寄付者のみなさんへメッセージをいただきました。

「誰も予想をしていなかったこの残忍な戦争は、ウクライナの人々の精神までは壊しませんでした。私たちは民主主義国家であり、私たちの権利と自由を最後まで擁護することを世界に証明することができました。ウクライナ人が国を離れることを余儀なくされたのか、それとも国に残っているのかは関係ありません。この悲劇は私たちをさらに団結させました。

IRSは、動物たちへの重要な福祉、つまり飢餓から救うための組織として団結しています。戦火のもとでは、シェルターの動物であろうと、がれきの下で行方不明者を探すのに役立つ動物であろうと、路上をさまよっている動物であろうと、区別はありません。どの動物もすべて平等であり、私たちの仕事はすべての命を養うことです。当協会を代表して、ご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。」

「animalID」のCCO、Marta Kopachさん。日本のみなさんへのメッセージに応じてくれた

マルタさんによれば、
「人口の約50%が何かしらのペットを飼っていて、そのうち約30%ほどが同行避難ができたのではないでしょうか。国内に残っているペットは主に男性の家族と一緒にいるペットもいれば、置き去りにされたり、避難途中で逃げたり失ったりしたものもあると思います。

飼い主と一緒に家にいるペットの数はわかりませんが、飼い主が家の中にペットを置いたままにしているケースが多いので、地元のボランティアや近所の人が世話をしています。時々彼らはそのような動物を助けるために窓やドアを壊します。

飼い主の中には、ペットを地元のボランティアやシェルターに預けることができた人もいれば、フリーにして放しただけの人もいれば、厳しい避難の途中で失った人もいました。人々はまだ避難の過程にあり、状況は非常に悪いので、現時点で詳細な統計を提供することは非常に困難です。」

動物を愛する心は世界共通だと思います。とてつもなく理不尽で困難な状況から、動物も飼い主さんも救うべく寄付にご協力ください。

※当募金ページに記載の内容については、プロジェクトオーナーが責任を負っており、LINEヤフー株式会社が責任を負うものではありません。詳しくは免責事項をご覧ください。
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寄付総額
10,456,233
目標金額
10,000,000
達成率104%
寄付人数
8,403

※寄付をするには Yahoo! JAPAN IDの取得(無料)が必要です。

  • T-point
    Tポイントを使って1ポイントから寄付できます。
Yahoo!ウォレット
クレジットカードで100円から寄付できます。

プロジェクトオーナー

公益社団法人アニマル・ドネーション

私たちアニマル・ドネーションは、2010年日本の動物福祉の根深い問題を変えるべく立ち上がった有志によって始動しました。

1年のリサーチを経たのち、日本初の動物専門オンライン寄付サイト『アニドネ』が2011年に誕生。2015年には内閣府より公益性を評価いただき公益社団法人に認定されました。さらに、2018年5月29日には公益社団法人の中でも約1割となる、税額控除対象法人として認定されています。

主な活動は、
1. オンラインによる寄付サイトの運営事業
2. 海外や日本の動物福祉事情のリサーチ事業
3. 正しい知識を多くの方に知っていただくためのセミナー事業です。

「自分のため、人のためを超えて『社会のため』にできることをしたい」と集まったアニドネスタッフはボランティアを含めて約100名。それぞれのスキルが専門性を生かし活動をしています。
「キモチをカタチに。」

この団体に関連するプロジェクトはこちら

領収書発行について

このプロジェクトでは領収書の発行をおこなっておりません。

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