動物のためのウクライナ緊急支援基金
(アニマル・ドネーション)
寄付受付開始日:2022/04/05
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寄付受付開始日:2022/04/05
更新日:2022/05/23
私たち公益社団法人アニマル・ドネーション(以下アニドネ)は、ウクライナの動物のために役立ちたい、と基金を立ち上げました。海外事情に詳しい動物福祉関連の有識者へ依頼をしアニドネ内で対策チームを立ち上げ、ウクライナや周辺国のリサーチを続けています。
この恐ろしい戦争での被害者は、人間だけではありません。私たちとともに生きる犬や猫たちも救うべき存在です。ペットとともに戦火を逃れる人、現地の保護団体の動物たち、飼い主と引き裂かれた犬猫たち。今、必死で生きています。
そんなウクライナにて、ペットタグ(マイクロチップなど)の製造をしている「animalID」と、イギリスの動物福祉を牽引(けんいん)する大手保護団体である「Dogs Trust Worldwide」、そしてオーストリアで設立され国際的動物組織の「FOUR PAWS International」の3団体で組織しているNGO団体のIRS(InternationalRegistrationSystems)の動きは大変早く、すでに220トン以上のペットフードをキーウ、ハルキウ、および他の多くの都市の100以上の避難所に配布しています。
そして、ウクライナ危機をきっかけに、ウクライナ全土の動物福祉援助を求める団体をネットワーク化した「UPAW」というシステムをリリースし全土に必要な物資を届けています。
また、ポーランドの国境でウクライナから避難してきた飼い主さんとペットたちのために支援を行っているifawにも寄付を届けます(2022年5月から)。ifaw (国際動物福祉基金)は1969年から活動する国際組織で本部はアメリカ、そして世界に支部があります。伴侶動物保護にとどまらず、野生動物や地球環境保全分野などにおいて世界を牽引(けんいん)をしている組織です。
ウクライナ危機の際はいち早くポーランド国境に青いテントを設置。避難してきた飼い主さんやペットを助けるためにノンストップでサポートを続けています。避難してきた方がすぐに必要とする、ペットフード、獣医師ケア、動物用品を提供しています。アニドネ経由で、ifawのウクライナの支援につなげます。
*今後、継続して現地リサーチを進めます。現地ニーズとご寄付の合計額によっては、支援先団体を追加する可能性があります。
ウクライナでの動物をメインとする人道支援です。ドッグフードやキャットフード、動物の飼育に必要なものを動物保護施設やペットの飼い主、多数の動物の世話をする動物福祉ボランティアなどに届けられます。
集められた寄付金は、全額(※1)をウクライナや周辺国で動物のために活動する団体へお届けします。
(※1)全額とはYahoo!ネット募金の利用料(クレジットカード寄付分の5%および消費税)を引いた金額
”#ウクライナ緊急支援”
更新日:2022/05/23
animalIDのCCOである、Marta Kopachさん。ご主人と長男はウクライナに残り、子供二人を連れポーランドに避難。ウクライナの動物のために尽力されています。今回の日本の寄付者へメッセージをいただきました。
「誰も予想をしていなかったこの残忍な戦争は、ウクライナの人々の精神までは壊しませんでした。私たちは民主主義国家であり、私たちの権利と自由を最後まで擁護することを世界に証明することができました。
ウクライナ人が国を離れることを余儀なくされたのか、それとも国に残っているのかは関係ありません。この悲劇は私たちをさらに団結させました。IRSは、動物たちへの重要な福祉、つまり飢餓から救うため組織として団結しています。
戦火では、避難所の動物、がれきの下で行方不明者を探すのに役立つ動物、路上を歩き回っている動物に分かれることはありません。これらはすべて平等であり、私たちの仕事はすべての命を養うことです。当協会を代表して、ご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。」
マルコさんによれば、
「人口の約50%が何かしらのペットを飼っていて、そのうち約30%ほどが同行避難ができたのではないでしょうか。国内に残っているペットは主に男性である家族と一緒にいるペットもいれば、置き去りにされたり、避難途中で逃げたり失ったりしたものもあると思います。
飼い主と一緒に家にいるペットの数はわかりませんが、飼い主が家にペットを閉じたままにしているケースが多いので、地元のボランティアや近所の人が世話をしています。
時々彼らはそのような動物を助けるために窓やドアを壊します。飼い主の中には、ペットを地元のボランティアや避難所に預けることができた人もいれば、フリーにして放しただけの人もいれば、厳しい避難の途中で動物を失った人もいました。人々はまだ避難の過程にあり、状況は非常に悪いので、現時点で詳細な統計を提供することは非常に困難です。」
動物を愛する心は世界共通だと思います。とてつもなく理不尽で不便な状況から、動物も飼い主さんも救うべくご寄付にご協力ください。
現地IRSより報告がきました。IRSが新しく立ち上げた「UPAW(*)」システムが稼働し始めたそうです。
*「UPAW」とは:ウクライナの戦争で荒廃した地域にペットフードを届ける活動。現在、民間の16団体と、企業および政府当局が協力し運用中。
助けを必要とする保護施設が登録でき、必要なものが届くようにネットワークしているシステムです。なんと3月には310トンものフードが届けられたそうです。(*)
*以下報告書の一部を抜粋。
こちら(PDF)から全文が読めます。UPAW Presentation_20220415
まずは、犬猫の命をつなぐためには食べ物が必要です。IRSは困っている保護シェルターや一般の飼い主さんたちへ、フードを届けるために奮闘しています。どうぞご支援ください。
animalIDのCCOである、Marta Kopachさん。ご主人と長男はウクライナに残り、子供二人を連れポーランドに避難。ウクライナの動物のために尽力されています。今回の日本の寄付者のみなさんへメッセージをいただきました。
「誰も予想をしていなかったこの残忍な戦争は、ウクライナの人々の精神までは壊しませんでした。私たちは民主主義国家であり、私たちの権利と自由を最後まで擁護することを世界に証明することができました。ウクライナ人が国を離れることを余儀なくされたのか、それとも国に残っているのかは関係ありません。この悲劇は私たちをさらに団結させました。
IRSは、動物たちへの重要な福祉、つまり飢餓から救うための組織として団結しています。戦火のもとでは、シェルターの動物であろうと、がれきの下で行方不明者を探すのに役立つ動物であろうと、路上をさまよっている動物であろうと、区別はありません。どの動物もすべて平等であり、私たちの仕事はすべての命を養うことです。当協会を代表して、ご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。」
マルタさんによれば、
「人口の約50%が何かしらのペットを飼っていて、そのうち約30%ほどが同行避難ができたのではないでしょうか。国内に残っているペットは主に男性の家族と一緒にいるペットもいれば、置き去りにされたり、避難途中で逃げたり失ったりしたものもあると思います。
飼い主と一緒に家にいるペットの数はわかりませんが、飼い主が家の中にペットを置いたままにしているケースが多いので、地元のボランティアや近所の人が世話をしています。時々彼らはそのような動物を助けるために窓やドアを壊します。
飼い主の中には、ペットを地元のボランティアやシェルターに預けることができた人もいれば、フリーにして放しただけの人もいれば、厳しい避難の途中で失った人もいました。人々はまだ避難の過程にあり、状況は非常に悪いので、現時点で詳細な統計を提供することは非常に困難です。」
動物を愛する心は世界共通だと思います。とてつもなく理不尽で困難な状況から、動物も飼い主さんも救うべく寄付にご協力ください。
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私たちアニマル・ドネーションは、2010年日本の動物福祉の根深い問題を変えるべく立ち上がった有志によって始動しました。
1年のリサーチを経たのち、日本初の動物専門オンライン寄付サイト『アニドネ』が2011年に誕生。2015年には内閣府より公益性を評価いただき公益社団法人に認定されました。さらに、2018年5月29日には公益社団法人の中でも約1割となる、税額控除対象法人として認定されています。
主な活動は、
1. オンラインによる寄付サイトの運営事業
2. 海外や日本の動物福祉事情のリサーチ事業
3. 正しい知識を多くの方に知っていただくためのセミナー事業です。
「自分のため、人のためを超えて『社会のため』にできることをしたい」と集まったアニドネスタッフはボランティアを含めて約100名。それぞれのスキルが専門性を生かし活動をしています。
「キモチをカタチに。」
このプロジェクトでは領収書の発行をおこなっておりません。
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