寄付受付開始日:2020/09/30
更新日:2024/08/23
京都大学アイセムス(高等研究院 物質―細胞統合システム拠点)は、
【1】新しい物質を利用して細胞のふるまいを観察する方法を創ること
【2】細胞のふるまいにインスパイアされた新しい材料を創ること
を目指しています。私たちの夢は、物質と細胞を融合した新しい学問分野の創出です。
アイセムスは、2007(平成19)年に国のトップレベル研究拠点プログラム(WPI)として京都大学に設立されました(こんなところです)。
「細胞生物学」や「材料科学」などのさまざまな専門家が集まって、一見関係のなさそうな「細胞」と「物質」を統合するという野心的な研究を続けています。
異なる専門家が分野の垣根を越え、議論を尽くすことにより、現在までユニークな研究成果が次々と生み出されています(最近はこんな研究をしています)。
アイセムスが力を入れる基礎研究は、それ自体が「人類の知」に寄与する行為です。
いわば、理科の教科書を書き換えるようなチャレンジです。
同時に、これらの基礎研究の成果は、私たちが抱える健康、環境などのさまざまな問題を解決する萌芽となります。
大学発ベンチャーを設立して事業化を図っている例もあります。
例えば、細胞は、外部の環境の変化に反応しながら、ガスの出し入れをコントロールします。アイセムスは、このような機能を持つ多孔性材料を創ることに成功しました。
この成果は、新しい科学的知見として価値の高いものであるだけではなく、省スペースのガスボンベとして実用化されています。
アイセムスの自由な環境で顕著な成果を生み出した研究者は、国内外のさまざまな研究機関にはばたき、さらに価値の高い研究成果を挙げています。
アイセムスは、科学を伝えることにも力を注いでいます。研究成果をわかりやすく広報するのはもちろんのこと、科学的に物事を考える喜びを次の世代に積極的に伝えています。
科学の未知の領域は果てしなく広大です。その解明を目指す私たちの活動に、ご理解・ご賛助いただける仲間を募集しています。
私たちの挑戦の先に広がるまだ見ぬ景色を、一緒に追いかけませんか。
皆様のご支援の一つ一つが、10年後、50年後の未来を創造する鍵となります(こちらもご覧ください)。
アイセムスは、人材育成を進めるとともに、その活動を社会に向けて明確に発信しています。これを継続するため、みなさまの貴重な寄付を次の使途で利用させていただきます。
(1)人材育成
・若手研究者の養成・海外派遣
(2)研究支援
・融合研究推進のための研究活動支援
(3)社会貢献活動
・公開講座・講演会などの開催
・全世界に向けた研究成果などの情報発信
(4)拠点の運営
・研究者・スタッフの雇用
・拠点の管理運営
※2021年3月、「寄付金の使いみち」に拠点の運営が加わりました。詳しくはこちらをご覧ください。
"#nobelprize"
更新日:2024/08/23
アイセムスの最新のニュースをご紹介いたします。
詳細は各リンク先、もしくはアイセムスホームページからご覧ください!
マウス精巣を用いた個体内遺伝子スクリーニング系の開発
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エピゲノムとエピトランスクリプトームの新たな解析ツール「epidecodeR」の開発
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高価な装置を必要としない細胞外小胞のキャッチ&リリース単離法の開発-pH応答性電荷反転型曲率認識ペプチドの利用-
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広範なコロナウイルス株に効果のある抗体医薬品を分子シミュレーションにてデザインすることに成功
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蛍光タンパク質StayGoldの性能アップ-分子や膜の動態を時空間的に高解像で観察する技術-
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京都大学アイセムス(iCeMS)は細胞を制御する物質を創りだして生命の謎を探求するとともに、生命現象にヒントを得た優れた材料を創りだすことで、現代社会が直面する数多くの問題を新しい方法で解決に導く研究所です。
京都大学アイセムス基金を設置し、皆様のご寄付を募っています。
このプロジェクトでは領収書の発行をおこなっておりません。
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