生命科学や基礎研究に携わる若手研究者への支援
本庶佑有志基金(ノーベル生理学・医学賞受賞記念)

寄付受付開始日:2020/03/04

  • 領収書なし
[生命科学や基礎研究に携わる若手研究者への支援 本庶佑有志基金(ノーベル生理学・医学賞受賞記念)]の画像
受賞を受けて喜び合う当時の研究室のメンバー等

国立大学法人京都大学

プロジェクト概要

更新日:2023/09/28

若手研究者の強い思いと努力を後押しするため、あたたかいご支援をよろしくお願いいたします。

「有志竟成(ゆうしきょうせい)」―強い志を堅持していれば目標は必ず達成できる―

本庶佑有志基金の“有志”は、本庶特別教授の座右の銘である「有志竟成」から名づけられました。この言葉は中国の歴史書に由来し、「志を曲げることなく堅持していれば、必ず成し遂げられる。一見すると困難のようにみえても、固い信念を以て事に当れば遂には実現される」という意味を持ちます。

本基金は、若手研究者の支援が目的で、ノーベル賞の賞金を原資とし、広くご寄付を募り基金を拡大していく方針です。強い思いと不断の努力で研究に立ち向かう京都大学の若手研究者の支援のために役立てられます。

日々挑戦し続ける若手研究者

本庶佑特別教授からのメッセージ

私が京都大学の研究室でPD-1を発見した際には、将来、がんの治療法として臨床に応用されることは想像していませんでした。ましてや2018年のノーベル賞授賞式が行われたストックホルムで元がん患者の方々と懇談し「あなたのおかげでがんが治った」と声を掛けられたことは科学者としても望外の喜びであります。

今回の受賞は、これまで長い間苦労をともにしてきた共同研究者や学生諸君、さまざまな形で後援いただいた皆様、そして家族に感謝をしておりますが、もうひとつ、自由な研究環境を与えてくれた京都大学にも恩返しをしたいと思っております。個性を重んじ「好きなことができる」雰囲気の中で研究できたことは、大きな幸せでした。

私は、ノーベル賞受賞を機に「本庶佑有志基金(ノーベル生理学・医学賞受賞記念)」を設立しました。高い理想を持って研究者を目指す若手人材に対し、給与と研究費を支援する必要があるとの思いからです。

本庶佑有志基金への温かいご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

2018年12月10日 ノーベル賞授賞式
本庶特別教授の研究成果

<振込用紙でのご寄付をご希望の方は下記へご連絡ください>
京都大学 本庶佑有志基金事務局
TEL:075-753-5605/5584
平日:9:00-17:00

寄付金の使いみち

本庶佑有志基金に寄せられたご支援は、以下のような形で活用します。

対象
生命科学や基礎研究に携わる若手研究者
未踏科学領域に挑戦する若手研究者
内容
長期にわたる研究環境の支援(給与や研究費)

"#nobelprize"

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プロジェクトオーナー

[本庶佑有志基金]の画像
国立大学法人京都大学

本庶佑有志基金

2018年10月、京都大学の本庶佑特別教授がノーベル生理学・医学賞を受賞しました。

本庶特別教授はかねてより、基礎医学研究の一層の加速や基礎研究に携わる研究者への支援充実の必要性を感じていたことから、今回の受賞を記念して、「有志基金」を設立しました。

本基金では、高い理想を持って研究者を目指す京都大学の若手人材に対し、安定した地位と研究資金を提供できるような助成を計画しています。

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