日本から「子どもの孤立」をなくしたい! 子どもと寄り添う優しい大人の育成プログラムの全国展開をご支援ください!
寄付受付開始日:2019/08/05
寄付受付開始日:2019/08/05
更新日:2024/03/22
貧困、いじめ、虐待など、子どもを取り巻く社会問題の背景にあるのが「子どもの孤立」です。新型コロナウイルス感染拡大の影響により、いま、状況はさらに深刻なものとなっています。
自分は孤独だと感じる子どもの割合(%)
“An overview of child well-being in rich countries”, UNICEF Innocenti Research Centre, 2003 より作成
心が孤立した状態の子どもたちは、安心できる場や人へのアクセスを欠いた状態にあります。その背景にあるのは、危機が起きる前や医療や福祉が必要な時に、「助けを求められるつながりが身近にない」という課題です。
必要なのは、親でも友だちでも先生でもない「市民」という他者の存在
私たちは子どもの孤立が深まる前に、地域の中で子どもを見守り、子どもに寄り添う市民を増やすためのプログラム「Citizenship for Children(CforC)」を実施しています。ちょっとした困りごとがあった時、気軽に頼って相談できる市民が子どもの周りに存在することを目指しています。
2016年からプログラムを開始し、これまでに150名以上が参加。ここから地域で子どもに寄り添う多様なプロジェクトが生まれました。
地域の100人に1人、子どものために活動する市民を増やしたい。
私たちは、誰もが子どもの生きる環境をつくる市民だと考えています。子ども110番の家のように、子どもたちがいつでも頼れる市民が地域にいる状況を作るためには、より多くの人にプログラムを届ける必要があります。
子どもたちが孤立しない地域をつくるために、ぜひご寄付で活動を応援してください。
更新日:2024/03/22
「支援者」ではなく「ひとりの人」として子どもに関わりたいと思うからこそ生まれる、迷いや葛藤。Citizenship for Children(CforC)は、そんな願いや気持ちを持つ人たちが集い、子どもと自分にとっての心地よいあり方をともに学び、実践するオンラインプログラムです。
2023年8月から開始したCfrorCプログラム2023は、PIECESメイトをはじめとするたくさんの方々に支えられ、2023年1月末をもって無事終了しました。
今年度は基礎コース47名、探求コース30名の方に参加いただき、ともに学びを深めていきました。
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参加者の声
毎回講師の方から自分が知らなかった学びを多くもらったので視野が広がるとともに安心感もあり、自分がしたいことをしていいんだという気持ちになった。同時に自信にもつながり、自分の軸がぶれなくなった。
相手に合わせるのではなく、自分ができること自分が楽しいことを提供していくことに躊躇(ちゅうちょ)しなくなったし、ゼミの中でも自分の言葉として話せるようになった。
専門的な知識や資格がないことで、自分は子ども・若者に関わっていけるのか、モヤモヤした気持ちを持ちながら参加しました。6回の講座で関わり方はさまざまあることを学び、自分にも子ども・若者に関わることができる場面は多くあるのではと思えました。
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CforC2023探求コースの参加者のうち、5名の希望者が地域で自分らしいアクションをしていく「実践コース」に進んでいます。
実践コースでは、2024年5月まで、CforCを経た参加者が、さらに自分の手元から「優しい間」をうみ、自分なりの市民性が発揮されるアクションやプロジェクトを企画・実施することに伴走していきます。
実践コースに進んだ5名の参加者は、不登校の子どもの居場所づくりや対話の場づくりなど、それぞれの願いにもとづいた自分なりのアクションの実現に向けて、奮闘しています。
2016年の法人設立以降、約6年に渡って開発を進めてきた「Citizenship for Children事業(CforC)」が開発フェーズを完了し、普及・発展フェーズへと移行に本格的に着手するべく「CforCコンソーシアム」がスタートした2022年。「PIECESによる取組」から「各地の団体や機関、自治体等との協力・共創による取組」へと変容させることで持続可能かつ効果的な取組に進化(深化)させるチャレンジがはじまっています。
みなさまとともに進めてきたPIECESのさまざまな取り組みをぜひご覧ください。
2022年度活動報告・決算はこちら(PDF)からダウンロードができます。
代表理事小澤いぶきから皆さまへ
私たちは2023年6月22日に7周年を迎えました。
これまで寄付者の皆さまをはじめとするたくさんの方々とともに、市民性の醸成に取り組んでこれたことを嬉しく思います。
2023年4月にこども基本法が施行され、「子どもの権利」が文化となる大切な潮目が育まれています。その潮目を育んできたのは子どもたちの市民性であり、子どものパートナーである私たちの市民性でもあるのではないかと思います。
PIECESはこれからも、子どもも大人も、誰もがその尊厳を大切にしあえるような社会を、一人ひとりの手元から、市民性によって育んでいきたいと思っています。そして誰もの隣に優しい間があふれる日常を、これからもみなさまとともにつくっていきたいと思っています。
今後ともよろしくお願いいたします。
■2021年の活動はアニュアルレポート2020-2021をご覧ください。
■随時イベントも開催しています。イベント情報はこちらから!
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NPO法人PIECESは、子どものメンタルケアを専門にする児童精神科医の小澤を中心に、2016年に設立。
子どもたちの生きる世界が寛容になることを目指してさまざまな環境に生きる子どもたちの周りに「優しい間」を生む市民性醸成事業を展開。
貧困、虐待、不登校など子どもたちの困難が解消され、子どもが子どもでいられる地域が全国にひろがることを目指しています。
このプロジェクトでは領収書の発行をおこなっておりません。
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