• 概要
  • 活動情報 2019年8月02日 更新

子どもの居場所であるプレーパークを広げるために、支援の協力をお願いします。

子どもの居場所の必要性
たびたび報道される子どもの自死や虐待死を聴く度に、その子の異変に気付き声をかける大人がいれば、悲しい結末にならなかったのではないかと私たちは考えます。自分からSOSを発信できない子どもには、安心して過ごせる居場所とシグナルに気づくアンテナをもつ大人の存在が必要です。

プレーパークの可能性
「居場所」と「子どもを理解する大人」が両立する場所がプレーパークです。定義はさまざまですが私たちは、

子どもが自由に遊びをつくり、自分の責任で遊べる場所
いつでも誰でも来たいときに来られる場所

だと考えています。
ここには “プレイワーカー”と呼ばれる大人が子どもに関わる専門職として常駐し、子どもと一緒に遊びのルールを考え、さらには行政や地域とのコーディネーター役となることで子どもの遊びを保障することができています。
遊びのルールは「∞(むげんだい)」のため、私たちが石巻で運営するプレーパークはカマドで火をおこしての調理、泥んこまみれ、ノコギリを使っての工作など、普通の公園とはちょっと違った遊びができる場所です。
そうして子どもが安心できる場所をつくり、子どものSOSをキャッチする大人でいるために、一人一人の子どもとの関わりを大切にします。時には状況に応じて、専門機関とのパイプ役を務めることもあります。

活動のきっかけと現在
活動のきっかけは東日本大震災です。津波で行き場を失った子どものために「何とかしたい!」と考えた地域の大人と「子どもの居場所をつくろう!」と動き出しました。
震災から8年が経過していますが、石巻市が人口約15万人(2019年現在)に対し児童館が中心部に一カ所しかないという状況もあり、子どもの居場所を維持するためにも私たちは活動を継続しています。たくさんの支援や協力もあり、今でも石巻市の中心部から離れた約6000世帯が住む地域で年間延べ8,000人が訪れるプレーパークを開催することができています。

映像「みんな~おいで~」:プレーパークの日常を紹介しています
大工道具を使って子ども達はさまざまなモノをつくりだします
こどもむげん感ぱにーのプレイワーカーたち

これからの目標
プレーパークは単に子どもの居場所だけではなく、幅広い世代交流の場でもあります。小学生から高校生まで一緒に遊び、おじいちゃんが乳幼児をあやし、おばあちゃんが若いお母さんに漬け物のつくり方を教えています。
時には、学校に行けずにここを訪れる子どもを迎え入れ、一緒に過ごすお母さんたちもいます。
数十年前は当たり前だった風景がここにはあり、子どもはさまざまな世代や価値観に触れることができます。ここは地域で子どもを育てる場となっています。
私たちはプレーパークの運営を通して、こうした場をさらに広めていきたいと考えています。

地域のおばあちゃんは子どもと一緒に野菜を育て、食べ物の大切さを伝えてくれます
たわいもない会話で笑い合い、同じ時間を過ごしながら心を休めることができる場所

子どもと一緒にご飯を作って食べる、そんなたわいもない時間の中で子どもが悩みごとを打ち明けると、プレイワーカーだけでなく地域の大人たちもその気持ちを受け止め聞き役になります。
また、専門機関と連携する必要性がある時は、子どもに寄り添いながら課題解決に向けて取り組みをおこなっています。

自ら進んで赤ちゃんのお世話をする小学生

プレーパークの課題
ここは地域の公園なので、子どもから利用料はもらいません。
子どもの居場所を増やすために、移動式のプレーパーク開催やプレイワーカー育成のための活動資金が必要ですが、その90%以上は助成金や復興予算にひもづいた寄付でまかなっているのが現状です。しかし、これらは2020年度で終了してしまいます。
今、私たちにとって、活動継続のための資金捻出が大きな課題となっています。

私たちが大切にしていること
私たちは子どもが持つ可能性は「∞(むげんだい)」だと信じ、遊びと居場所を保障します。そうすると子どもは「自分は自分でいいんだ」と自分自身を認めることができます。
私たちは、地域の大人と「地域の子どもは地域が育てる」を合言葉に、子どもが安心して過ごせる環境をつくり続け、また増やしていきたいと考えています。
ぜひ私たちの仲間になってください!

映像「こどもみらいず」:活動を通じて見えた課題と今後の取り組みを紹介しています

NPO法人 こどもむげん感ぱにー(愛称:こどぱにー)
私たちは「子どもの笑顔が地域で育まれるまちに」をビジョンに、地域の人たちと子どもの居場所づくりをおこなう団体です。

●子どものあそび場&居場所事業
プレーパーク運営
プレイワーカーが常駐し、地域のみなさんと遊び居場所の環境づくりをおこなっています。子どもが自分で遊びをつくりだし「やってみたい」ができる場所です。
・黄金浜ちびっこあそび場(常設)≪金・土・日≫
・未就学児プレーパーク“のびちび”(常設)≪火・木・金≫
・プレーパークひがこー(出張)≪水≫
・フリースクール“ぽはっく” ≪火・木≫

●新規プレーパーク開設サポート
子どもの「遊び」について学んでみたい、プレーパークを自分たちの地域でもやってみたい! という石巻市内の方々へのサポートを行っています。

●子育てサポート事業
子育て講座、ワークショップを通じて一人で子育てに悩むお母さんが元気に楽しく子育てができるようサポートしています。

●自然体験プログラム
親元を離れて過ごす夏休みのサバイバルキャンプを開催しています。自分たちでまき割り、ご飯づくり、お風呂たき、豊かな自然の恵みを感じながら生きる力を養います。

寄付金の使いみち

みなさまからの寄付は、こどもむげん感ぱにーの事業全般に活用されます。
・こどもむげん感ぱにーが開催するプレーパークの運営費
 (遊び道具購入、施設の維持管理費など)
・プレイワーカー育成
・新規プレーパークの開設サポート