あたたかい地域の居場所
[こども食堂]を通じて子どもの育ちを応援する
寄付受付開始日:2019/05/07
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寄付受付開始日:2019/05/07
更新日:2022/05/06
「こども食堂」とは、子どもが一人でも行ける無料または低額の食堂です。「地域食堂」「みんな食堂」という名称のところもありますが、地域交流拠点と子どもの貧困対策という2つの役割をもつことが多く、2021年12月の調査では約6,000カ所とその数は増え続けています。
こども食堂のニーズが高まるなかで、すべての子どもが行きたいときにこども食堂に行ける状態を実現するため、「NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ」は設立されました。むすびえという名称には、子どもと、こども食堂と、こども食堂を応援しようとする人たちをつなげる役割を果たしたいという願いが込められており、各地域のこども食堂ネットワークの支援、企業・団体との協働事業、こども食堂の実態を調べる調査・研究事業に取り組んでいます。
子どもたちに、あたたかな食事や居場所を提供しているこども食堂。しかし、その運営はほぼボランティアで行われています。中には、資金面などで苦境に立たされている食堂さんも少なくありません。こども食堂を今以上に広げ、すべての子がこども食堂(を含む居場所)にアクセスできる状態にするためには、より多くの方のご理解・ご支援が必要です。
子どもの時代は、あっという間に終わってしまいます。だからこそ、「いつか」ではなく今、子どもたちに栄養バランスが整った食事やさまざまな体験を届けるプログラム、何よりもあたたかいつながりを届ける必要があります。
皆様からのあたたかなご支援、ご協力を心よりお待ち申し上げております。
■領収書の発行について
むすびえは、2021年5月に寄付控除対象となる東京都の認定を受けた「認定NPO法人」です。そのため、当団体へのご寄付は、寄付金控除の対象です。
1回3,000円以上のクレジットカードによるご寄付で、領収書の発行を希望して寄付された方に、領収書を発行いたします。
当団体からの領収書発行時期は、確定申告に合わせて、1-12月のご寄付分を翌年の1月下旬にお送りします。
領収書発行は、管理費を削減することで、こども食堂支援の活動にできるだけ多くのご寄付を活用させていただくために、年間でまとめて領収書を発行させていただいております。
※領収書の日付は、ヤフー株式会社から当団体への入金が完了した日(原則として寄付手続き日の翌月末日頃)です。
※Tポイントによるご寄付の場合は領収書発行の対象外ですのでご留意ください。
領収書発行に関するお問い合わせは、下記までご連絡ください。
<お問い合わせ先>
特定非営利活動法人全国こども食堂支援センター・むすびえ Yahoo!ネット募金係
メール: gift@musubie.org
お寄せいただきましたご寄付は、多様なプログラムをこども食堂で実施するための事業費、こども食堂の現状を調査するための費用、むすびえの運営費用として活用します。
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更新日:2022/05/06
むすびえは2019年05月より Yahoo! JAPAN さまにご協力いただき、ネットを通じた寄付を募集して参りました。そして2022年5月、「Yahoo!ネット募金」を通じたご支援者数が累計20,000人をこえましたことを、ご報告申し上げます。
こども食堂の皆さんが、日々活動を重ねておられることへの敬意を表するとともに、その取り組みに「寄付」という形でお気持ちをお寄せくださいました皆様に、深く御礼を申し上げます。
みなさまから頂戴したご支援は、現場でご活動されているこども食堂さんのサポートや、そこにつどう人々のつながりを支え、「にぎわい」のある社会を創っていくために、大切に活用させていただきます。
むすびえは毎年実施している「全国カ所数調査」や「こども食堂地域ネットワーク団体 全国交流会」のほか、本年からは内閣官房孤独・孤立対策担当室が進める「孤独・孤立対策官民連携プラットフォーム」に幹事団体として参画するなど、多様な角度から「誰も取りこぼさない社会」を実現していくために歩みを進めております。
どうぞこれからも、変わらぬご愛顧とご支援を賜れますと幸いです。
引き続き、あたたかな応援のほどなにとぞよろしくお願い申し上げます。
認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ 一同
2020年度は、コロナにはじまり、コロナに翻弄(ほんろう)されながらも、現場で奮闘するこども食堂の皆さん、ご支援者の皆様からのあたたかいお気持ちに励まされながら、私たちも活動をすることができた一年となりました。日々、悩みながらの活動ではありましたが、それでもこうやって無事に活動のご報告できますこと、皆様に感謝申し上げます。
2020年度活動報告・決算はこちらからダウンロードができます。
2020年度活動報告書PDF
むすびえ理事長・湯浅から、皆様へ。
こども食堂およびむすびえの活動にご理解・ご協力いただいている皆様、いつも本当にありがとうございます。
ここに「むすびえ活動レポート2020」をお届けします。
2020年は世界史に残る一年となりましたが、むすびえにとっても大きな変化の一年でした。新型ウイルスは、お互いに距離をとるよう人々に強い圧力をかけましたが、その力は同時に「だからこそ、つながりたい」と人々の気持ちを奮い立たせることにもなりました。それを行動で示した代表格が、こども食堂の人たちだったと私たちは受け止めています。約半数のこども食堂が、活動形態を変えてでも人々とつながろうと尽力されました。
むすびえは、そのこども食堂の人たちの奮闘を応援すべく、活動してきました。居場所の再開、物資の仲介、資金の支援、感染症対策のノウハウ伝授……大規模に展開するプロジェクトから、参加者の気持ちを大切にする小規模のミーティングまで、力不足は明らかだったものの、あらゆるテーマや手法について私たちの考えつくかぎりでのサポートをすべて行ってきました。本レポートは、その軌跡を記しています。
コロナ禍に向き合う私たちの基本姿勢は「今日をしのぐ、明日をひらく」でした。厳しい中でもこども食堂のともしびが細らないよう今できることを行いつつ、それが同時に明日(未来)を切り開くタネとなるよう、意識してきました。実際、コロナ禍を契機につながった企業や行政との連携・協力関係は今後に生きるでしょうし、生かしていかなければなりません。
万が一5年後にまた大規模災害があったとして、そのとき自治会も高齢者の居場所も、お寺もコンビニエンスストアも、ふだん「つながり」を重視している人たちが、今回のこども食堂のように食材・弁当配布を行ったら……私たちの社会はきっともっと「大変なときにはみんなで支え合おう」という雰囲気に満ちたあたたかくてやさしい社会になるのではないか――そんな未来をみなさんと一緒に思い描けることを願っています。
【こども食堂調査結果】
・本アンケートに回答した446団体のこども食堂のうち、93.7%が活動している
・そのうち、一堂に会する形での居場所型のこども食堂を開催している割合が36.4%
・弁当・食材配布など、いわゆるフードパントリー活動をしているこども食堂の割合が69.8%
認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ(以下、むすびえ。東京都・理事長 湯浅誠)では、新型コロナウイルスの感染が拡大するなかで、全国のこども食堂の現状と困りごとを聞くアンケート調査を行っています。
今回、コロナ禍における過去4回(第1回:2020年4月13日~17日実施、第2回:2020年6月19日~25日実施、第3回:2020年9月20日~28日実施、第4回 2021年2月1日~10日実施)に続き、第5回の調査結果がまとまりましたので、ご報告いたします。
回答にご協力くださいました地域ネットワーク団体、こども食堂の皆さん、本当にありがとうございます。
こども食堂の現状&困りごとアンケート調査結果のダウンロードはこちらから。(PDFリンク)
【調査概要】
回答期限:2021年6月23日(水)~7月4日(日)
回答対象:各地の「こども食堂の地域ネットワーク」および「こども食堂ネットワーク」とつながるこども食堂
(むすびえの「地域ネットワークメーリングリスト」と「こども食堂ネットワークのメーリングリスト」から回答を呼びかけ)
回答数:44都道府県 446件
実施:認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ、こども食堂ネットワーク
【調査内容】
第1部:こども食堂の現状&困りごとアンケート vol.5
・こども食堂開始年
・こども食堂の運営母体
・2021年6~7月時点のこども食堂の開催状況、開催していない理由
・一堂に会してのこども食堂の再開時期
・活動に関する困りごと
第2部:コロナ禍(2020年3月~現在)での変化に関する調査
・活動内容の変化
・参加者の様子から感じられる変化
第3部:活動に関する困りごと(自由筆記)
【アンケートからわかること(一部抜粋)】
・こども食堂を開催していると回答した人が19.1%と9月に実施したアンケート結果と比べ7.2%増加。複数活動を実施している団体が38.6%で最も多く、9月に実施したアンケートと比べても増加。
・こども食堂の非開催理由の回答として感染防止の対応が難しいことを理由にする人が69.6%と7割近い水準。
一番の理由としても感染防止対策が難しいという理由が60.3%と過半数を超えている。
・現在開催、1、2カ月後に開催を予定している人たちを合わせると、50.9%と過半数を超え前回より11.2%増加しており、ワクチンの影響もあり見通しが立てやすくなったためか、まだ予定は立っていないと回答する割合が激減する結果となった。
・前回までの調査とことなり、感染拡大の不安・感染防止の対応が過半数を下回る一方で必要な人(貧困家庭など)に支援を届けることが60.8%と前回より増加。
・最も困っていることの聴取においても、必要な人(貧困家庭など)に支援を届けることが最も多く、31.2%と前回よりも8.2%増加。次いで運営資金の不足15.9%、感染拡大の不安・感染防止の対応12.3%の順で多い結果となった。
・今回のアンケートの特徴は、長期化するコロナ禍での「変化」を聞いた点にある。こども食堂の現場から見えている「変化」とは何か、を自由筆記から考えた。
詳細はこちら(PDF)
【むすびえ理事長湯浅誠より】
全国のこども食堂の「今」がわかるアンケート結果をお知らせします。
コロナ禍で始まった本アンケートも5回目となりました。平時には地域のつながりづくりとして、今回のような非常時にはセーフティーネットとして機能してきたこども食堂のありようは、しばしば注目されてきましたが、今回もその傾向は明らかです。
・こども食堂は93.7%が活動している。
・うち、一堂に会する形での居場所型のこども食堂を開催している割合が36.4%
・弁当・食材配布など、いわゆるフードパントリー活動をしているこども食堂の割合が69.8%
9割以上が活動、7割が弁当・食材配布などで人々の暮らしを支えているという事実には、いつもながら驚かされます。こども食堂のみなさんの精力的な活動ぶりには、本当に頭が下がります。
私たちは夢想します。
もし仮に、10年後に同じような厄災が私たちの社会を襲ったとして、その際に、全国に30万ある自治会の7割、9万ある高齢者の居場所の7割、7万ある寺社の7割、5万あるコンビニの7割、3.7万ある保育園・こども園の7割が、今回のこども食堂のように非常時のセーフティーネットとして機能するならば、人々の苦しみははるかに和らぐのではないか。
それは「新しい日常」の要請でもあります。コロナにしろ豪雨水害にしろ、私たちの日常はすでに災害と隣り合わせで、日常と非日常の境目はかつてほど明確ではありません。そのような時代には、それにふさわしい、平時と非常時を貫く活動が求められます。
コロナ禍におけるこども食堂のみなさんの活動は、私たちにはそれができる、ということを示しています。
そしてそれは、高齢化の進んだ人口減少社会で災害多発列島でもある日本が、SDGs(持続可能な開発目標)に対する日本型の回答(ソリューション)を世界に提示することにもなるのではないでしょうか。
私たちは、夢想を夢想で終わらせないために、これからもこども食堂のみなさん、こども食堂を応援してくれるみなさんとともに尽力していきます。
むすびえ理事長・湯浅誠
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むすびえは、各地域のこども食堂ネットワーク(中間支援団体)がより活動しやすくなるため、地域ネットワーク支援事業、企業・団体との協働事業、調査・研究事業の3つの活動を行なっています。
ご寄付は、全国のこども食堂を応援する活動を通じ、困難な状況にある子ども、孤立している子どもや大人を支える大きな力になります。
このプロジェクトでは1回3,000円以上の寄付から領収書の発行が可能です。
※クレジットカードでの寄付に限ります。詳しくはヘルプページをご参照ください。
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・くじ賞品および返礼品の送付
・寄付金に関する領収書の送付(当団体がYahoo!ネット募金での寄付者に対して領収書発行を行う場合)
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