寄付受付開始日:2025/08/01
![[アフリカの子どもたちが早すぎる妊娠を防げる社会をつくりたい]の画像](https://donation-pctr.c.yimg.jp/dk/donation/projects/1752556965/bd266460-613b-11f0-9fd5-79fce71f862e.jpeg?q=75&w=1100)
更新日:2025/07/16
アフリカには望まない妊娠・出産により、社会から取り残された子どもたちがいます。

私たちの事業地では、男性が女性よりも優位だとされる価値観が今も根強く残っています。
そのため、多くの女の子たちは、たとえ望まなくても、男性に性交渉を迫られたとき「NO」と言うことができません。
さらに、家計が苦しい家庭の子どもに対して、「プレゼント」や「お金」を渡して関係を強要する大人もいます。
子どもたちは、小学校で理科、中学校で生物の授業の一環として受精や性感染症について学ぶのみで、避妊や妊娠について、同意の重要性などは教えられていません。
そこで、私たちは、一人でも多くの子どもと若者が正しい妊娠・避妊の知識を得て、自己決定をして行動できるように支援を届けています。
(1)ピアエデュケーターの育成と啓発活動
地域の意欲のある15〜18歳の子どもたちをピアエデュケーターとして育成し、そのピアエデュケーターを通して、地域の子どもたちに正しい妊娠・避妊の知識を伝えていきます。

(2)避妊具・薬の無料配布
6つの医療施設と連携し、子どもたちに必要な時に必要なだけ避妊具・薬を提供できるようにしています。

(3)医療施設や保健省、教育省、学校、村長とともに会議
早すぎる妊娠の社会課題を解決するには、地域全体で取り組むことが必要です。早すぎる妊娠・出産は、母親や子どもの健康リスクを増加させるだけでなく、教育や経済的な機会にも影響を与えることがあります。地域でこの課題に取り組むことは、若者の権利を守り、健全な発展を支援するための基盤となります。

みなさまからのいただきましたご寄付は、「性に関する教育事業費」として大切に使用させていただきます。
例えば、ピアエデュケーターの研修やワークショップ費、配布する避妊具・薬費、スタッフが活動するために必要な交通費や人件費などに充てさせていただきます。
活動報告(PLASレポート)
更新日:2026/02/09
地域の子どもたちが安心して成長できる環境をつくるため、私たちは保護者や先生、地域の方々とともに学び、話し合う場を大切にしています。
地域の子どもたちの早すぎる妊娠を防ぐためには、周囲の大人が正しい知識を身につけることが欠かせません。
そのため、子どもたちに適切なアドバイスができるよう、地域の大人の方々に向けて SRHRに関する学びの機会を設けました。
今回は、保護者フォーラムや学校での活動を通して見えてきた課題や参加者の声をお伝えします。
■保護者へのアプローチ
地域内で若者たちが直面しているSRHRの課題について、大人たちが理解を深められるように、プログラム参加者の保護者や希望者に向けて「保護者フォーラム」を開催しました。

フォーラムには、小規模農家として生計を立て、空いた時間にロープ作りで収入を補っている70代前半の男性の方も参加しました。彼は、自身の若い頃の経験をもとに、若者への避妊具の提供について懸念を示しました。
昔は祖父世代の年配男性たちが、若者に避妊具に頼らず早期の性行動を避ける方法を教える役割を担っていたといい、「プログラムは避妊具の提供だけでなく、ライフスキルや道徳的な指導にももっと重点を置くべきだ」と話しました。
この主張は、参加者の間で対話の重要なきっかけとなりましたが、多くの保護者は「現代の若者の生活には合っていない」と感じ、時代遅れだと受け止めている様子でした。
このような意見は、地域の年配男性に広く見られる傾向を反映しており、避妊に関する神話や誤解がいまだに根強く残っていることも浮き彫りになりました。こうした誤解は、若者が必要なSRHRサービスにアクセスする妨げになる可能性があります。
一方で、率直な対話を通じて、地域の大人たちは若者の日常生活における性と生殖の健康に関する現実を知ることができました。
またフォーラムでは、SRHRトレーニングの一環として、生理用ナプキンの正しい使い方や、女の子がこれらの必需品に安定してアクセスできるようにする重要性についても説明をしました。

今回のフォーラムを通して、保護者が貴重な意見をシェアしてくれたことで、地域に根付く古い価値観の実態を把握することができました。
こうした経験から、大人がSRHRについて正しく知識を持つことが、若者や子どもを守るうえでとても大切であることが改めて確認されました。
今後ともSRHRプログラムの様子を見守っていただけますと幸いです。
SRHRプログラムでは、地域の子どもたちがピアエデュケーターとして、同世代に正しい性の知識や自己決定の大切さを伝えています。
これまで21名が活動していましたが、6名が卒業して地元を離れるため、新たに6名が選出されました。
■ピアエデュケーターの力を育む研修
新メンバー向けのオリエンテーションを実施し、「なぜ自分が選ばれたのか」「どんな影響力を持つのか」を考えることから始まり、グループ運営、コミュニケーション、仲間との関わり方など基礎スキルを習得しました。また、思春期の変化、HIV/エイズ、避妊方法など重要なSRHRの知識も学び、地域の課題に自信を持って対応できる力を身につけました。

■成長した姿に保護者も驚きと喜び
さらに、すべてのピアエデュケーターを対象に、情報発信力やアドボカシー(啓発活動)の強化を目的としたフォローアップ研修も行われました。
同月の中間評価式には、保健省・教育省や地域行政の代表者、保護者が参加し、協力的で温かな雰囲気の中、活発な意見交換が行われました。現地パートナー団体のプロジェクトコーディネーターのダンからは、成果や課題、今後の計画が報告され、ピアエデュケーターたちも学校での活動や直面する課題について発表しました。

保護者たちは子どもたちの成長を誇らしく感じ、とくにアグネスさんは、息子が堂々とファシリテーションする姿に感動し、プログラムがもたらした成長に感謝を述べています。
中間評価式を通じ、地域全体で早すぎる妊娠を防ぐ重要性が再確認され、また子どもたちが30名近い大人の前で自信を持って発表する姿から、これまでの活動が大きな成長につながっていることが示されました。

引き続き、SRHRプログラムの様子を見守っていただけますと幸いです。
PLASでは2023年から、子ども・若者の望まない妊娠を防ぐSRHRプログラムを実施しています。
これまでの活動を経て、避妊具の正しい使い方や入手方法を知らない若者が多いという現状が分かり、同世代の子どもたちに正しい妊娠や避妊について伝えるピアエデュケーターによる学校や地域での啓発活動を強化しています。
このような啓発活動によって、避妊について「知ること」「話すこと」のタブーを少しずつ解いています。

そこで今回は、本プロジェクトにピアエデュケーターとして参加しているモリーちゃんをご紹介いたします。
■モリーちゃんの物語
ホマベイ郡のある村に暮らす高校4年生のモリーちゃんは、いま多くの女の子たちの憧れです。彼女が注目された理由は、試合に勝ったわけでも、成績が一番だったからでもありません。

彼女が行ったのは、「勇気を出して、誰もが話したがらないテーマに声をあげたこと」でした。
モリーちゃんは、プログラムを通して、避妊・妊娠といった性と生殖に関する健康と権利について学び、多くの人が自分を守る方法やNOと言うこと、虐待を報告する方法さえ知らないことに気づきました。
彼女は「他の女の子が自分の選択肢を知らずに学校を辞めるのを見たくない」と思い、仲間たちに自ら学んだことを伝えるため、放課後に小さな勉強会をスタートさせました。
やがてうわさは瞬く間に広まり、学校、教会、地域センターに招待されるようになり、モリーちゃんの活動を通して、多くの女の子が「自分の身体を大切にすること」「夢を諦めないこと」を知るきっかけとなっています。
また保護者からも「娘をモリーちゃんのセッションに参加させたい」という声が多く届くようになりました。
今、モリーちゃんは「医師になり、より大規模なアドボカシー活動を続けるための団体を立ち上げたい」と夢を語っています。

活動の中で、多くの女子生徒たちが「生理用品がなくて学校を休まざるを得ない」という現実も分かってきました。欠席は学業の遅れや中退のリスクにつながる深刻な問題です。
現在、PLASではこうした声を受けて、今後は生理用品の提供を含めることを慎重に検討しています。
ここまで読んでくださりありがとうございます。
ヘルスセンターで、ピアエデュケーターが地域に住む13歳〜18歳の子ども・若者を対象にユースアクティビティを実施しました。

8人のピアエデュケーターは、地域のヘルスボランティアと協力し、21人の参加者に向けてセッションを行いました。先日立てたアクションプランをもとに、避妊やHIVウイルスに関する知識を伝えました。

研修とユースアクティビティに参加していたリリアンに感想を聞いてみると、
「このプログラムで得た知識と身につけたスキルのおかげで、より良い未来のために自分の夢に集中するだけでなく、仲間をマネジメントすることにも大いに役立った。ユースアクティビティでは、参加した青少年たちに正しい選択をすることや性行為を行う人々にはコンドームを正しく一貫して使用する重要性を伝えることができた。」
と話していました。
これからも子どもたちが体と未来を決めていくことができるように、ビアジェンコとともにプログラムを実施していきます。
※当募金ページに記載の内容については、プロジェクトオーナーが責任を負っており、LINEヤフー株式会社が責任を負うものではありません。詳しくは免責事項をご覧ください。
※本ページの「プロジェクト概要」「活動報告」「寄付金の使いみち」に掲載のリンクは、外部サイトに移動します。
※寄付をするには Yahoo! JAPAN IDの取得(無料)が必要です。
![[特定非営利活動法人PLAS]の画像](https://donation-pctr.c.yimg.jp/dk/donation/projects/1752558526/5f957670-613f-11f0-9fd5-79fce71f862e.jpeg?q=75&w=680)
PLASは、取り残された子どもたちが前向きに生きられる社会を目指しています。現地とともに「つくる支援」を大切にし、アフリカのウガンダとケニアで活動しています。
このプロジェクトでは領収書の発行をおこなっておりません。
Facebookコメントで寄付先への応援をお願いします
記入された応援のコメントは、寄付先団体およびYahoo!ネット募金の広報・宣伝活動(記者会見やプレスリリースでのご紹介等を含む)に 使用させていただく場合がございます。
ご了承の上、コメントを記載いただきますようお願いいたします。(2020年9月23日追記)
※本コメント機能はMeta Platforms Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対してLINEヤフー株式会社は一切の責任を負いません。