アフリカの子どもたちが前向きに生きられる未来をつくりたい

寄付受付開始日:2025/02/21

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「人生を選択できる」が実現する仕組みをともにつくる

特定非営利活動法人PLAS

プロジェクト概要

更新日:2025/07/07

あの子が「将来の夢」を描けるように。

取り残された子どもたちが前向きに生きられる社会をともにつくりませんか。

アフリカには、複雑な社会背景や家庭環境により、夢を描けない取り残された子どもたちが多くいます。

「貧しくて、将来の夢なんか持てなかった。自分は何者にもなれない。」

私たちが活動しているウガンダとケニアの子どもたちは初等教育へは多くが入学しますが、さまざまな理由で中退しています。また、中等教育へ進学できる子どもは多くはありません。一方、学校のキャリア教育は限られ、教育・キャリアへの保護者の理解は乏しく、子どもたちに必要な働きかけができないことが多いです。

本文と画像の男の子は関係ありません

PLASは、現地のパートナーとともに、子どもたちが学校に通い続けられるようにスモールビジネスによる「経済的自立支援」と、子どもと保護者が将来を前向きに計画できるようサポートする「相談・カウンセリング支援」の2つの柱で支援を届けています。

(1)経済的自立支援
シングルマザー家庭を中心に、小規模ビジネスを立ち上げるためのスキル研修や初期投資などの伴走支援を行います。
養鶏や農業を通じて、安定した収入を得て、貯蓄をして生計を立て直し、子どもが学校に通い続けることをめざしています。

鶏舎の外観

(2)相談・カウンセリング支援
カウンセラーを育成し、子どもと保護者に寄り添う「カウンセリング」を行います。子どもには、職業選択を広げるためのアクティビティや、将来の計画を立てて実行するための伴走支援を、保護者には、教育への理解を深めるコミュニケーション手法や貯蓄、リプロダクティブヘルスの研修を行い、子どもの就学・進学を応援できるようサポートしています。

カウンセリングの様子

事業を通して、子どもたちが「自ら選択できない人生」から「前向きに選択できる人生」になれる未来をつくることを目指しています。

寄付金の使いみち

アフリカの子どもたちが前向きに生きられる社会をつくるために、大切に使用させていただきます。

具体的には、保護者がスキルアップするための研修やワークショップ費、自立に必要な初期投資(機材などの購入費)、スタッフが活動するために必要な交通費や人件費などに充てさせていただきます。

活動報告(PLASレポート)

活動報告

更新日:2025/12/04

「私は、力を得たと感じています」ー順調に進む、カウンセリング&農業研修ー(2025年12月4日更新)

PLASはケニアで現地パートナー団体ビアジェンコとともに、親子支援事業「BLOOMプログラム」を実施しています。

西ゲンべでは小学校6年生を対象にグループカウンセリングが行われ、子どもたちは「MIA HESEBU」という100ます計算を用いた算数ゲームに取り組みました。このゲームは、努力が世界を変える力になるという感覚を育むことを目的としており、振り返りの時間を通して自分の考えを整理し、学びを深めます。

カウンセラーは、小さな「できた」という成功体験を積み重ねることで達成感が得られて、自信につなげられるよう、自宅でも練習を続けるように伝えました。

学校でのカウンセリングの様子

東ゲンべでは、キサンバ地区のグループ会長エリザベスさんが農業研修に参加しました。彼女はこれまで限られた土地で家族の生活を支えてきましたが、食料確保が難しい状況でした。

キサンバで行われた農業研修の様子

BLOOMプログラムを通じて、ケール、カウピー、スパイダープラントなど地域の気候に適した種子の配布と、土壌管理や水の使い方など基礎技術の研修を受け、自立に向けた一歩を踏み出しました。これらの作物は小規模な土地でも育てやすく、収穫回数も多いため、年間を通して安定した食料源となります。

エリザベスさんは「未来への希望が生まれた」と語り、数週間後には家族がほぼ毎日野菜を口にできること、さらに余剰分を収入につなげることに期待を膨らませています。

今後もBLOOMプログラムの活動をぜひ見守ってください。

ヒナの成長が、家族の安心に、そして未来へ(2025年10月6日更新)

ケニア・ホマベイ郡で進めているHOPEプログラム2期では、2025年5月も保護者や子どもたちの成長が見られました。今回は、養鶏に取り組む保護者の声や、子どもたちの変化、そしてプロジェクトの広がりをご紹介します。

■大切な“飼料”の支援と、それを活かす努力
 郡政府の畜産担当官・デシ氏と連携し、20人の保護者すべての家庭を訪問してモニタリングを行いました。そのうち2世帯では病気の影響で14羽の鶏を失いましたが、ほかの家庭では健康状態も良く、鶏の飼育は順調に進んでいます。
 
また、保護者全員を対象に2日間の研修を実施しました。内容は、飼育技術だけでなく、売買や利益計算などビジネスに役立つ内容も含まれています。

参加した保護者からは、こんな声が届いています。

「これからは、買い手を待つのではなく、自分から売りに行こうと思います」
(ミリセント・オモゴさん)

「コストと利益の計算方法を学んで、本当に目が覚めました。次の計画も立てやすくなります」
 (コリンス・オデロさん)

今回、保護者全員に対して、家禽(かきん)用の飼料(50kg)を1袋ずつ支給しました。これは、ヒナの健康な成長にとって欠かせない支援です。

保護者の一人、フローレンス・オニャンゴさんは、こう話してくれました。

フローレンスさんのその家族

「この飼料は、ただのエサではありません。私のヒナにとっての食事であるだけでなく、家族の安心でもあります。この鶏たちが早く育てば、私はより良い未来を築けるのです。」
 
飼料がなくなったあとも、保護者たちは自分たちで工夫して飼料を調合し、養鶏を続けています。希望の循環が、少しずつ生まれ始めています。
 
■養鶏からはじまる、自立への一歩
 このプロジェクトのもう一つの柱は、「子どもたちの変化」です。

水飲み器に水を入れている様子

13歳のジェイコブ君は、HOPE2に参加する前までは、ただ学校に通っているだけで、将来の夢を持っていませんでした。しかし、プロジェクトの中で受けたカウンセリングを通じて「先生になりたい」という夢を見つけたのです。
 
それ以来、ジェイコブ君は家での養鶏にも積極的に取り組むようになりました。毎朝学校に行く前と夕方には、自ら鶏にエサをあげたり、水飲み器を洗ったりしています。実践的なスキルだけでなく、責任感や家族への思いやりを学び、家庭でも頼りにされる存在へと成長しています。
 
保護者のフローレンス・オカンガさんも、HOPE2を通じて大きな変化を見せてくれました。2025年3月に受け取った40羽のヒナを、2025年6月にはすべて販売し、約31,000ケニアシリング(約34,674円)の収入を得ました。得られた収入は、子どもの制服やかばん、靴の購入に充てられました。小さな鶏の命が、子どもたちの学びを支える大きな力になっています。
 
ここまでお読みいただきありがとうございました。

栄養バランスの良い食事とは? 栄養研修を行いました(2025年7月7日更新)

2024年11月21日、ジンジャ県にてSHINEプログラムの一環として、栄養研修を実施しました。当日は朝からどんよりとした曇り雲が広がり、途中で雨に悩まされながらも、カユンガの柔軟な対応により、無事に研修を実施することができました。

■栄養研修の実施
HIV陽性のお母さんたちは免疫機能の低下により感染症にかかりやすく、栄養状態が悪いと症状が悪化します。そのため、栄養に関する基本的な知識を深め、日々の食生活を改善することで栄養価の高い食事をとり、免疫機能を高め、健康を維持していく必要があることを伝えることをこの研修では目的にしています。

研修では、栄養に関する理解を深めるためのディスカッションも行いました。講師のサイモンから「エネルギー」「プロテイン(たんぱく質)」「ビタミン」を含む食品について質問があり、参加者たちがそれぞれの知識を出し合いました。

研修の様子

「エネルギーをくれる食べ物」としては、ポショ(トウモロコシ粉のかゆ)、ポテト、バナナ、キャッサバなどが挙がり、「これらは家の近くで育てているから手に入りやすい」という声もありました。

「プロテイン」では、肉、豆、魚、卵、ナッツが、「ビタミン」では、マンゴー、リンゴ、パッションフルーツ、甘いバナナ、オレンジなどのフルーツが挙げられました。

参加者の多くが、身近な食材から自然に栄養をとっている様子が伺えました。

その後、最近食べたご飯を共有する時間も設けられました。なぜなら「現状を知ることが、改善につながる」という考えからです。

ハニーファさんは、息子と一緒にランチでドードー(青菜)、ポテト、マトケ(料理用バナナ)、ナスを食べたと話してくれました。

研修の最後に「栄養バランスのよい食事」を実食

日々の食事の中でも、栄養バランスに少しずつ意識が向いてきている様子が感じられました。

多くの参加者が、食事バランスについて学んだことを実感しており、笑顔で「食事バランスの大切さを学んだ」と答えてくれました。

「プログラムに参加して空腹にならなくなった」と嬉しそうに話すジャッキー

夢へ前向きに歩み始めた、タイタスくん(2025年2月21日更新)

事業に参加したタイタスくんは6人兄弟です。
母親のアドヨさんはシングルマザーで、小作人をしたり穀物を市場で売ったり複数のパートをしながら兄弟を育ててくれていますが、家計は厳しく、タイタスくんの学費が支払えず留年が重なり、16歳で未だ小学校6年生に通っていました。

タイタスくんは医者になりたいというひそかな夢がありましたが、誰にいっても取り合われず、16歳で未だ小学校6年生である現状から、自己効力感を問う質問へはほとんど「全然できないと思う」という返答を返していました。

事業を通して、カウンセラーがタイタスくんの医者になりたい、という夢に真摯(しんし)に向き合い、タイタスくんとアドヨさんに伴走しました。タイタスくんが村からほとんど入学者が出ない高偏差値の国公立中高等学校に進学できるようにするためです。

事業開始時小学校6年生だったタイタスくんはその後留年することなく小学校8年生(ケニアでは小学校が8年生までありました。2023年から小学校は6年生までに変更)で卒業し、中高入試を高得点で通り、事業終了時まで、成績でも学費の滞納でも留年することなく中高等学校2年生になりました。

「あの国公立へ行けたので、タイタスの医者という夢がとても現実的なものになっています」と5年間伴走したカウンセラーが言います。
「引っ込み思案だったタイタスが、最後あたりの訪問では現地語ではなく流ちょうな英語で話しかけて来て、とても驚いたんだよ」とPLASの現地コーディネーターもにこにこ笑いながら言います。

現地パートナー団体のスタッフたち

彼の変化は進学や村のロールモデルという外部からの評価の変化だけではありません。内面も、大きく変化しています。

事業終了時、タイタスくんは「私は、一生懸命がんばれば、困難な問題でもいつも解決することができる」に最大の「いつもそう思う」と返答できるようになっていました。

タイタスくんの夢の実現まではまだ数年かかりますが、着実に前を見据えて、一歩どころか、百歩も千歩も前へ踏み出していっています。

引き続き支援を求めています

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寄付人数
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プロジェクトオーナー

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特定非営利活動法人PLAS

PLASは、取り残された子どもたちが前向きに生きられる社会を目指しています。現地とともに「つくる支援」を大切にし、アフリカのウガンダとケニアで活動しています。

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