子どもたちの未来のために、希望ある生き方を学ぶ機会を
寄付受付開始日:2019/02/20
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寄付受付開始日:2019/02/20
更新日:2021/02/15
NPO法人未来図書館は、「子どもと社会をつなぐこと」をミッションとして2004年に岩手県で設立されました。
小中高校生がさまざまな背景を持つ魅力的な社会人と直接触れ合う場を作る「未来パスポート」「かだる」など、岩手県内の学校の応援団として、授業の中で生きる力を育むキャリア教育支援プログラムを実施する活動を主に行っています。
現在、社会は大きな変化の中にあります。かつての価値観「高校や大学を卒業し、就職をすれば安定した人生を送れる」が通用しなくなってきています。
将来への不安から、安定志向の大学生も増えていますが、それが本当に安定を得るとは限らない世の中になりつつあります。
教員や保護者も、これまでの経験が通じない時代を迎え、子どもたちのキャリア教育に大きな不安を感じており、子どもが自分自身と将来の社会をしっかりと見つめ、自分らしく幸せに生きていくことを考える教育の場の設定が望まれています。
今、全国の地方で人口の減少、特に若者の減少が大きな問題になっています。
岩手県ではこの10年で、小中高約150校が統廃合でなくなりました。
地域の学びの拠点である学校がなくなることは、その地域の「母校」がなくなるだけでなく、その地域に脈々と伝わるお祭りなどの地域行事の衰退や、世代を越え歌い継がれた校歌などの文化の継承や伝統がとぎれてしまうことにつながるなど、子どもと大人や地域社会の距離が遠くなるように感じます。
こうした流れを変えるには、子どもと大人が直接触れあい、お互いに気付きあうことが大切です。加えて岩手県は震災以前から自殺率も高いなど閉塞感漂う現状がありますが、いつだって、未来への希望は子どもの中にあるはずです。
また、震災復興の集中期間が2021年で一つの区切りを迎えます。
しかし、被災地である岩手県では、家計を支えるため高校卒業後に、就職を選択する子どもも多いため、地元の学校でのキャリア教育はとても重要な機会となっています。
そこで私たちは、活き活きと活動し、多様な生き方、価値観を持つ複数の大人たちに直接学校現場に来ていただき、子どもたちと学び合う機会を創出しています。
その中では、時代や仕事にかかわらず、生きていく上で大切だと思う事、経験に基づいたその人だけのリアルな物語を届けたり、設定したテーマでグループに分かれ、子どもたちと学生や大人がガチンコで語り合うプログラムを展開しています。
多くの大学生も参加しており、まだなにものでもない学生自身の学びにもつながる効果もうまれています。
私たちは活動を通じて、10年後、20年後を支える子どもたちに、「自分自身への気づきと地域、未来を大切に思う気持ち」を育みたいと願っています。
子どもたちが地域や大人から応援されていることに気付けば、地域や社会の中で自分らしく生きていく大きな力を得られると確信しています。
こうしたことから、未来図書館では、「第二母校プロジェクト」を立ち上げました。皆さんの今の自分自身を育ててくれた母校と同様に将来の社会の自分(未来を担う子どもたち)を育ててくれる「第二の母校」をつくるプロジェクトです。
キャリア教育支援プログラムにご参加いただいた方にはプログラム実施校の第二母校認定証を差し上げ、子どもと大人の学びあいが広く、強くつながる取り組みを進めます。
学校が地域からなくなっている現状は、おそらく岩手だけではないと思います。
この「第二母校プロジェクト」が発展し、県内外のおとなたちが学校で子どもたちと学びあい応援し合うモデルを作ることができれば、交流人口が増えるなど、ほかの地域にとっての参考にもなるのではないかと考えます。
皆様のご支援、どうぞよろしくお願いいたします。
子どもと大人の学びあい「第二母校キャラバン」として、県内外の皆様が直接学校の授業の中で子どもたちと学び合うプログラム「未来パスポート」や「かだる」プログラムにご参加いただける運営資金に活用します。
プログラムで使用する子どもたち、先生方、講師の皆さんのハンドブックの印刷費、プログラムの効果を最大限にしていくための、先生との打ち合わせや講師の開拓なども含めたコーディネート料、運営を担う学生の育成料、さらに参加講師や学生、スタッフの実施校までのマイクロバス代として活用させていただきます。
”#311いまわたしができること子どもたちを応援”
#311寄付はチカラになる
更新日:2021/02/15
岩手県内(盛岡市、滝沢市、雫石町、花巻市、遠野市、奥州市、宮古市、大槌町、洋野町、八幡平市、二戸市、一戸町、葛巻町、岩泉町、九戸村、久慈市、岩手町、宮古市、矢巾町、紫波町、北上市、金ケ崎町、一関市、釜石市、山田町)小中高112校においてプログラム開催実績はあわせて250回以上、参加児童生徒数は30,000名となりました。
学校で子ども達と直接触れ合った社会人や学生は2,300名を超え、県内外の企業様からも多くの参加をいただいております。
また、東日本大震災を受け2011年からは、宮古市や大槌町、山田町、洋野町などの沿岸被災地での取り組みも力を入れています。10年後、20年後の未来を担う復興人材育成に向け、刻々と変化する被災地のニーズに応えるべく先生方と力を合わせてまいりました。プログラムの運営の担い手として年間20名ほどの大学生や高校生が活躍できるように、年間を通じてインターンやサポーターの受け入れも行っています。
2020年、プログラムをなかなか届けられない学校の中学生にも、自分自身についてや人生、未来を考えたり、自分たちを応援してくれる大人がいることを感じられる「きっかけ」や「ヒント」を届けたいと考え、新たなプロジェクトが誕生しました。オリジナルワークシート冊子「ジブン未来パスポート」に顔写真入りの大人の人生の物語とメッセージを「人物図鑑」ページに掲載し、プレゼントをするものです。
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「未来を貸し出す図書館」
~あなたの物語を待つ子どもたちがいる~
NPO法人未来図書館は、2004年の法人設立以来、社会との接点に着目して子どもたちの生きる力を育むキャリア教育支援を県内の小中高で実施しています。
2008年からは主に「未来パスポート」プログラム(多様な生き方、価値観を持つ複数の社会人が個々にブースを設置しグループに分かれた子どもたちと直接学び合い、子どもたちは自らの生き方や将来についてイメージするきっかけとなることを、大人には自身の生き方をふりかえる場となることを目的としたもの)や「かだる」プログラム(設定したテーマについてグループに分かれた中高生と大学生や社会人など人生のセンパイがガチンコで語り合うことで、人と人が直接通じ合う楽しさを体感するもの)を実施しています。
県内の小中高の授業の中で、年間2,000名以上の子どもたちと150名以上の大人が学んでいます。
このプロジェクトでは領収書の発行をおこなっておりません。
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