• 東日本大震災・原発事故を経験した私たちのイーハトーブを知ってください

  • 概要
  • 活動情報 2019年2月25日 更新

返礼品付き募金実施中

寄付額に応じて選べる、返礼品付き募金を実施しています。
実施期間:2019年2月15日~4月25日18:00まで

障がいの有無に関わらず、誰もがいきいきと生きる社会~イーハトーブ~をこの地につくるために尽力しています

未曽有の震災と原発事故で避難した福島県民は12万人。避難期、復興期、帰還期と状況が変わるなか、乗り越えなければならない課題は刻々と変わりました。

1.避難期(2011年~):福祉サービスを知らない障害者への支援

震災前は福祉施設などがなかったため、「障がい福祉サービス」という福祉制度の存在を知らない障がい者の避難者がいました。
行政の枠組みからもれていく彼らへの緊急的な支援が必要と思い、NGO/NPOや宗教法人等からの資金援助を得ながら福祉制度を知らない障がい者を支援する活動をスタートさせました。
避難所から仮設住宅へ移る段階では、福祉的配慮のある就労の場を作るとともに、福祉サービスを知らない障がい者の避難者が安心した生活を送れるよう制度が利用できるための支援に注力しました。

避難障がい者の心が通い合う場をつくる

2.復興期(2013年~):避難した福祉事業所の仕事をつくる

避難先での暮らしが落ち着くと同時に福祉事業所も避難先で再開しましたが、仕事がなく利用者への工賃を払えない苦境が続きました。
「働きたいのに仕事がない避難する障がい者」に、さまざまな企業が専門性をいかし新たな仕事をつくる支援がはじまりました。
2013年には日清製粉グループから技術支援を受け「魔法のおかし ぽるぼろん」プロジェクトがスタート。福祉事業所が製造、梱包、営業、発送など仕事を分け合う協働の仕組みを整えました。

魔法のお菓子ぽるぼろん

2015年にはブラザー工業の支援を受け、障がい者や福祉職員がミシンの技術を学ぶ「ミシンの学校」を立ち上げました。
2018年、協働の仕事は復興住宅の住民も参加するまでに成長しています。

刺繍ミシンなどを技術を学ぶ

3.帰還期(2017年~):避難者の孤立を防ぐ

帰還政策が進むなか、帰還しても病院や福祉サービスが利用できないため、避難先にとどまる障がい者は少なくありません。時間の経過とともに社会の関心も薄れ、復興住宅では障がい者を含む社会的に弱い立場の避難者の孤立が急速に進んでいます。
障がいのある避難者だけではなく、誰もがいきいきと生きる豊かな社会とはなにか。当事者×NGO/NPO×企業がパートナーシップを組み、SDGsの視点を取り入れたコミュニティーつくりがスタートしました。

福島の地にイーハトーブを

東日本大震災・原発事故の混乱の中、いくつもの大きな課題に挑んできたしんせいは、新しい価値を多くの人と創造してきたのかもしれません。
その価値観は「支援する側・受ける側」の垣根を超え、福島の地にイーハトーブ(誰もがいきいきと生きる社会)をつくろうという機運の高まりにつながりました。

豊かな暮らしをみんなで考える

「leave no one behind」誰一人置き去りにしない、ということ

2015年9月に国連で採択されたSDGs(持続可能な開発目標)、「leave no one behind」誰一人置き去りにしないというSDGsの理念に強く心ひかれました。それは、原発事故で混乱する福島で暮らす自分たちの姿が重なってみえからかもしれません。また、「われわれは地球を救う機会を持つ最後の世代になるかもしれない」というメッセージも心に響きました。
ありとあらゆる資源を使い、大量生産と大量消費を繰り返し、あふれかえるモノに囲まれた暮らしの限界をとても身近に感じたからでしょう。

小さくささやかなしんせいですが、
障がいのある人もそうでない人も、
富める人も貧しい人も、
地球も未来も、
皆がいきいきと生きるイーハトーブの実現に向かって歩んでいます。


『第1回JapanSDGsアワード内閣官房長官賞受賞』

就労継続支援B型事業所「しんせい」は社会的課題を解決することを仕事とし、以下4つのターゲットの達成を目指しています。

1.「働きがいも経済成長も」

障がいのある人の個性が光る仕事をつくり、あらゆる人が活躍する社会を目指し、企業×NGO/NPOと協働で仕事をつくっています。

▪しんせい ヤフーショッピングはこちら

技術を磨き、美味しいお菓子をつくります

2.「住み続けられるまちづくり」

弱い立場の避難者を包摂したコミュニティーづくり 多様な背景や個性を持った人たちが、その違いを認め、尊重し対等に社会に参画するコミュニティづくりを避難住民と行っています。

3.「つくる責任、つかう責任」

価格や品質だけでなく、材料や商品がだれによってどう作られたのかを大切にモノヅクリに取り組んでいます。

▪しんせいのモノヅクリはこちら

材料を余すことなく使い切る、始末の心を大切にモノヅクリを行います

4.「パートナーシップで目標達成」

東日本大震災・原発事故による課題はあまりにも大きなものでした。そこで、さまざまな立場の企業×NGO/NPO×被災地が力を合わせて課題解決にのぞむ協働が生まれました。

▪誰もが実感する豊かな社会とは? 企業人やしんせいの協働はこちら

「企業×NGO/NPO×市民」とパートナーシップを組みながら福島の課題を解決しています

寄付金の使いみち

イーハトーブの森をつくるために使わせて頂きます。
イーハトーブの森とは、年齢や性、障がいのあるなしにかかわらず1人ひとりの個性を生かした出番と役割を持ってイキイキと生きるコミュニティーの名前です。可能な限り循環型のしくみの中で、「食」を中心とした丁寧な暮らしを障がい者の方と一緒に目指し、体験や勉強会などの受け入れを行います。
寄付金は、しんせいの目指すソーシャルインクルージョン(社会的包摂)を多くの方々と共有するための研修施設や障がい者の働く場(ブルーベリーガーデン)などを整えるための費用とします。

#寄付は応援になる