被害総額550億円以上。
熊本県内で最大の被害をうけた人吉市にご支援を
(一般社団法人RCF)

寄付受付開始日:2020/08/31

  • 領収書なし
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一般社団法人RCF

プロジェクト概要

更新日:2022/03/31

復興に携わる人たちに長期的な支援の手を届けたい

ページをご覧いただきありがとうございます。一般社団法人RCFです。

九州の小京都、熊本県人吉市
熊本県人吉市は、県の最南部、九州山地に囲まれた人吉盆地に位置し、小京都とも呼ばれる人口3万人ほどの市です。隣の球磨村とともに人吉球磨地域として、2015年には文化庁より57件の文化財が日本遺産に認定された他、熊本県における国・県指定文化財のうち神社仏閣の約80%が人吉球磨地域に存在しています。

人吉市と球磨川

市内を流れる球磨(くま)川は日本の三急流の1つでラフティングが盛んに行われ、また温泉施設も約30あり、名産品として球磨焼酎があることなどが特徴です。

動画出典:人吉市役所 観光振興課

豪雨により人吉市は甚大な被害を受けました

球磨川の氾濫により損壊した家屋

令和2年7月豪雨で7月4日に球磨川が氾濫し、人吉球磨地域は甚大な被害を受けました。人吉市においては死者20名、床上浸水3,775棟、床下浸水906棟の被害を受けました。(※出典:総務省消防庁災害対策本部「令和2年7月豪雨による被害及び消防機関等の対応状況(第49報)」8月24日 15:00時点より)

また、商工業においては総額279億円の深刻な損失が出ました。業種別での主な被害総額は観光関連など宿泊業が51億円、球磨焼酎など製造業が26億円、卸売・小売業が48億円、飲食・サービス業が50億円と試算されています。また、宿泊施設の中には被害額が10億円以上と報告した施設が複数あった他、橋の流失などの被害を受けた、くま川鉄道は15億円としています。(※出典:日本経済新聞 7月31日

濁流により流されてしまった橋

新型コロナウイルスの影響で、被災当時の現地ではボランティアも不足し復旧にも遅れが見られました。なかなか現地に行くことが難しい状況が続く中で、人吉市のためにできることはないかと思い、2020年8月末に本プロジェクトを立ち上げました。

私たち一般社団法人RCFは、東日本大震災時に発足した団体で、熊本地震、西日本豪雨、台風災害とこれまでさまざまな災害において、発災から緊急期、復旧期を経た(へた)後の復興期の支援を実施してきました。今回の災害においてもそのノウハウを活用し、人吉市の復興を支援していきたいと考えています。

市内ではそこかしこで復旧作業が行われていました

災害は風化してしまう
これまでの経験上、災害は発災直後~緊急期がもっとも注目が集まりやすく、発災から日がたつほど人々の記憶が薄れていってしまいます。

しかしながら、被災地では長期間にわたって復興にむけた取り組みが続きます。本基金で皆様からいただいたご寄付は、中長期的な復興支援の活動に使用させていただきたいと考えております。
また、本ページの「活動報告」を通じて人吉市の今を、皆様にお伝えしていきたいと思います。

皆様からのご支援をよろしくお願いいたします。

お祭り時にはたくさんの人でにぎわう。このにぎわいを取り戻したい

人吉市役所からのメッセージ(2020年8月本ページ公開当時)
熊本県人吉球磨地域では、令和2年7月豪雨により、球磨(くま)川およびその支流の多くが氾濫し、多くの生命、財産が失われました。

全市的にも、今回の災害で全世帯の3分の1にあたる市民が居住する地域が浸水をしており、家屋、事業所をはじめ各種施設や橋梁(きょうりょう)などが被災する中で、市民生活全般への多大な影響が懸念されますし、観光業、商工業、農林業など全ての産業が、熊本地震、新型コロナウイルス感染症対策、そして今回の大水害と、度重なる災禍によって疲弊し、今後の地域経営に大きな危機感を抱いております。

新型コロナウイルス感染症の影響下における大水害の発生は、わが国がはじめて経験をする複合災害でありますので、多くの皆様の息の長いご支援により、復旧・復興へ取り組みたいと思います。

寄付金の使いみち

集まった募金は、人吉市内にて長期的な復興支援活動に活用させていただいております。復興に取り組む団体への支援や復興に貢献する活動の支援金として活用させていただき、具体的には、被災された方々のつながりの場づくりや、復興にむけた応援イベントの実施などを行っています。

使途については随時「活動情報ページ」にて報告させていただきます。
※寄付金の使いみちの表現を一部変更しました(2022年3月30日更新)

#令和2年7月大雨災害

活動情報

更新日:2022/03/31

「石倉マルシェchocotto」の開催を支援しました!

こんにちは、一般社団法人RCFです。
2021年10月28日、青空の元で復興コンテナマルシェとその隣の石倉施設を活用し、「石倉マルシェchocotto」が開催されました。

2020年7月4日の水害や新型コロナウイルスの影響が重なり、地域の伝統的な祭りや行事、イベントなども中止や縮小となることが相次いでいた人吉市。「地域全体の活気が減っている」と感じた主催者が、街中の石蔵施設活用と復興コンテナマルシェとも連携した「石倉マルシェchocotto」を開催することにしました。

ハンドメイドブースや体験活動、音楽やリラクセーションを楽しむことで、人同士のふれあいの大切さを再確認し、地域住民がゆるやかに交流できる場ともなることを狙いとして実施しました。

当日は年齢性別を問わず、100名以上の人が訪れました。

あさぎり町からやってきたヤギ
石倉内のハンドメイドマルシェの様子
左:子どもたちでにぎわう綿あめ屋さん、右:ベンチ塗ワークショップで寄贈したベンチ

子どもたちが追いかけっこする姿を見ながら、コンテナマルシェで買ったランチに舌つづみを打つ大人たち、のような光景も見られ、笑顔あふれるイベントとなりました。

写真撮影時のみマスクを外しています

新型コロナウイルスの影響もあり、イベントなどの開催も難しい情勢下ではありますが、皆様からの寄付金を活用し引き続き人吉市の支援を実施していきます。どうぞよろしくお願いいたします。

【支援金概要】
・支援先:石倉マルシェchocotto    
・金額:60,000円(税込)
―内、会場費10,000円、人件費20,000円、会場設営費30,000円

(過去の支援実績)

支援(1)ひまわり亭災害支援ネットワークの業務用冷蔵庫購入を支援

支援(2)ベンチ塗りワークショップの開催を支援

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寄付総額
2,564,186
寄付人数
5,327
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プロジェクトオーナー

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一般社団法人RCF

2011年、東日本大震災を機に「RCF復興支援チーム」として設立。
復興や社会課題解決事業の立案・関係者間の調整を担う「社会事業コーディネーター」として30以上の被災市町村、10社以上の企業とともに、40以上の社会事業に従事。東北で培ったプロジェクト伴走推進・座組形成ノウハウや、多様な企業・行政・NPOなどとのネットワークを強みとする。

※公式サイトは「人吉市公式ウェブサイト」になります。

    この団体に関連するプロジェクトはこちら

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