• 災害から7カ月。発災当時と現在の宇和島をお伝えします

長い復興の道のりを進んでいる方たちに支援を届けたい

平成30年7月豪雨にて愛媛県宇和島市は大きな被害を受けました。

濁流が飲み込む日常

私たち一般社団法人RCFは10月に宇和島市役所と協定を結び、宇和島の7月豪雨からの復興に関わっています。日本中が災害について考える3.11を機に、宇和島の被害と現状を発信することで募金を集め、今も復興のために進み続ける宇和島に支援を届けたいと考えこの企画を開始しました。まずは、発災当時の状況を振り返らせてください。

豪雨の生々しい爪痕

愛媛県内で発生した土砂崩れ3,410カ所のうち、実に2,271カ所が宇和島市吉田地区に集中しています。

崩れる山と流れ落ちた土砂

宇和島市吉田地区と三間地区に水を供給する浄水場の裏山は崩壊し設備は壊滅状態となり、代替施設が整うまで1カ月ほど断水が続きました。
加えて土砂が家屋を襲い、半壊以上の建物は約980件にも達します。半壊を免れた建物でも、床下浸水や床上浸水が多数発生し家具などに被害が出たとともに家に入り込んだ泥は住民や利用者を悩ませました。

浸水した図書館

生活だけでなく産業にも大きな被害が出て、特に一次産業は約254億円の被害が出たと推計されています。
中でも被害が著しかったのは柑橘(かんきつ)で、大雨や土砂崩れの影響で園地や木が流されました。農道も流され寸断されたことで農作業を満足に行うことができず、冬に結実するみかんの状態が発災当時は懸念されました。

押し倒される木々

力強く前に進んでいる宇和島

発災から7カ月。平成最悪の水害と言われるほどの被害から、宇和島は力強く立ち上がりつつあります。

復興のシンボルとなったみかん

状態が懸念されたみかんは多少のスレ・傷はあってもおいしく実りました。大雨に負けなかった強いみかんとして、そして復興への誓いが込められ「がんばるみかん」として販売されています。
また、宇和島で活動をするNPOやボランティア団体が情報共有のために8月上旬には「第一回牛鬼会議」が開催されました。各団体の連携が円滑になり、浸水被害を受けた家屋の床下の泥出しの研修会を開催するなど被災者の課題に共同で向き合っています。2019年1月時点で20回開催されており、生活再建を進めていくうえで民間側の核となっています。

実際の会議の様子

いま、もう一度、宇和島に支援を届けたい

道に山積みだった土砂が片付きつつあるなど生活も落ち着きだし、被害を受けた産業も一歩一歩前進しています。

しかし、復興を成し遂げるにはまだまだ長い年月がかかります。
家が被害を受けてしまった方は2020年度まで仮設住宅暮らしが続きます。
大きな被害を受けた柑橘農業ですが、みかんの木は植えてから元通りに実が成りだすまで約10年間の時間が必要です。

災害の年だった平成30年。その平成も間もなく終わりますが、平成が終わっても宇和島で復興に向けて進んでいる人たちが止まることはありません。

発災から時間がたつにつれてどうしても世の中からの注目は弱まってしまいがちですが、 近年では、日本中が災害について考えることが多くなって来ました。平成30年7月豪雨の災害から7カ月たつ今だからこそ再び思いを届けたいです。どうか皆さんのお力をお貸しください。

発災当時は学校も使用することができなかった

寄付金の使いみち

集まった募金は、発災から7カ月たつ今もなお復興に向けて関わり続ける団体や復興に貢献する活動への支援に使用します。最大限の効果を上げられるように宇和島市役所に相談をし、使い道を確定いたします。
使用例:
・ボランティア団体への支援
・仮設住宅入居者の支援
・子供たちの教育の支援
・被災者の心理的なケアに関する支援
・農作業の遅れにより必要なみかんボランティアに関する支援

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