• 災害から1年。発災当時と現在の宇和島をお伝えします

  • 概要
  • 活動情報 2019年10月10日 更新

長い復興の道のりを進んでいる方たちに支援を届けたい

平成30年7月豪雨にて愛媛県宇和島市は大きな被害を受けました。

濁流が飲み込む日常

私たち一般社団法人RCFは平成30年10月に宇和島市役所と協定を結び、宇和島の7月豪雨からの復興に関わっています。日本中が災害について考える3.11を機に、宇和島の被害と現状を発信することで募金を集め、今も復興のために進み続ける宇和島に支援を届けたいと考えこの企画を開始しました。まずは、発災当時の状況を振り返らせてください。

豪雨の生々しい爪痕

愛媛県内で発生した土砂崩れ3,410カ所のうち、実に2,271カ所が宇和島市吉田地区に集中しています。

崩れる山と流れ落ちた土砂

宇和島市吉田地区と三間地区に水を供給する浄水場の裏山は崩壊し設備は壊滅状態となり、代替施設が整うまで1カ月ほど断水が続きました。
加えて土砂が家屋を襲い、半壊以上の建物は約980件にも達します。半壊を免れた建物でも、床下浸水や床上浸水が多数発生し家具などに被害が出たとともに家に入り込んだ泥は住民や利用者を悩ませました。

浸水した図書館

生活だけでなく産業にも大きな被害が出て、特に一次産業は約254億円の被害が出たと推計されています。
中でも被害が著しかったのは柑橘(かんきつ)で、大雨や土砂崩れの影響で園地や木が流されました。農道も流され寸断されたことで農作業を満足に行うことができず、冬に結実するみかんの状態が発災当時は懸念されました。

押し倒される木々

力強く前に進んでいる宇和島

発災から1年。平成最悪の水害と言われるほどの被害から、宇和島は力強く立ち上がりつつあります。

復興のシンボルとなったみかん

状態が懸念されたみかんは多少のスレ・傷はあってもおいしく実りました。大雨に負けなかった強いみかんとして、そして復興への誓いが込められ「がんばるみかん」として販売されました。

また、宇和島で活動をするNPOやボランティア団体が情報共有のために発災当初の平成30年8月上旬には「第一回牛鬼会議」が開催され、以降現在でも定期的に実施されています。
会議を通じて各団体の連携が円滑になり、浸水被害を受けた家屋の床下の泥出しの研修会を開催するなど被災者の課題に共同で向き合っています。そして「牛鬼会議」の中核団体が母体となり、令和元年の夏には中間支援組織「宇和島NPOセンター」(仮称)が設立予定です。宇和島NPOセンターが市民の活動を行政や企業とつないでいくことで、さらに前に進んでいきます。

実際の会議の様子

今再び、宇和島に支援を届けたい

道に山積みだった土砂が片付きつつあるなど生活も落ち着きだし、被害を受けた産業も一歩一歩前進しています。

しかし、復興を成し遂げるにはまだまだ長い年月がかかります。
家が被害を受けてしまった方は令和3年度まで仮設住宅暮らしが続きます。
大きな被害を受けた柑橘農業ですが、みかんの木は植えてから元通りに実が成りだすまで約10年間の時間が必要です。

元号が変わっても、宇和島で復興に向けて進んでいる人たちが止まることはありません。宇和島の今後も復興に関わり続ける方々に、引き続き温かい皆さんの思いを届けたいです。どうか皆さんのお力をお貸しください。

発災当時は学校も使用することができなかった

活用報告(2)

皆様からの寄付金を48,064円活用し、NPO団体「IF」主催のプレーパークが7月と8月に実施されましたので、ご報告いたします。

NPO団体「IF」は子供たちの心のケアを中心に被災支援を行っていく宇和島の団体です。
西日本豪雨災害にて被害の大きかった吉田地区で、多くの子供たちが利用していた吉田公園が利用できない状態になってしまいました。子供たちの遊び場を提供し、子供の健全育成と災害後の感情をうまく伝えられない子供たちの声を聞くため、子供の遊び場「プレーパーク」を毎月開催しています。また、参加する保護者からも災害後の声を聞くことも目的としています。

7月のプレーパークの様子

7月度のプレーパークは地元のお祭りである「吉田町夏祭り」の開催日に合わせて7月13日(土)に実施され、子供たちとその保護者約100人が参加しました。あいにくの天気でしたが、水遊び(水鉄砲、水風船)やお絵かき遊び、土のうへのイラスト・メッセージ記入などを取り組んでいただきました。また、運営ボランティアとして地元の吉田高校の高校生たちも関わってくれました。

子供たちとボランティア学生の様子

8月は8月13日(火)に実施し、約50人の子供たちと保護者が参加しました。炎天下の中での実施のため、水遊びが大盛況。「かがくあそび工房」「パズル遊び」など知育系の遊びも盛り上がりました。また、8月度は保護者向けの向けのスペースを設置しました。傾聴活動やお母様方が気を許すスペースとして用意。吉田公園が被災し地域の身近に子供たちが遊ぶ場所がなかった中、「夏どこにもいけなかったけど、こんなイベントあってうれしい」という保護者からの声も頂戴しました。

保護者スペースの様子

報告は以上です。
プレーパークは今後も運営の補助に皆様の寄付を活用させていただきながら、2020年3月まで毎月開催の予定です。開催した内容に関してはまたこちらでご報告いたします。

※過去の報告内容はこちら

当選者発表

ブラッドオレンジジュース なつみジュース 720ml 各1本入りセット ブラッドオレンジジュース なつみジュース 720ml 各1本入りセット3名様

  • xjw***** 様
  • g8c***** 様
  • chi***** 様

寄付金の使いみち

集まった募金は、今もなお復興に向けて関わり続ける団体や復興に貢献する活動への支援に使用します。最大限の効果を上げられるように宇和島市役所に相談をし、使い道を確定いたします。
用途については随時「活動情報ページ」にて報告させていただきます。

■使用実績
□平成31年3/31(日):
復興イベント「つむぐ-未来へ紡ぐ宇和島の笑顔」
(主催NPO法人うわじまグランマ)の開催費用一部の補助

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