寄付受付開始日:2018/10/17
更新日:2024/12/13
ハタチ基金~東日本大震災時に0歳だった赤ちゃんが無事にハタチを迎えるその日まで~
ハタチ基金は、東日本大震災の被災地の子どもたちに寄り添い、20年間継続的に支援を行う基金です。震災直後の2011年4月、被災地の子どもたちに学び・自立の機会を継続的に届けるために創設いたしました(2014年10月公益法人認定取得)。
ハタチ基金立ち上げ当初は、被災地で不安な日々を過ごす子どもたちの目の前の課題解決に重きを置いて活動を行ってきました。震災から10年以上が経過し、現在は「2031年 復興のその先を切り開く力を、子どもたちに。」をスローガンに掲げて活動しています。
どこに生まれても、どんな経験をしても、復興の先の未来を自らの力で切り開いていけるように。震災からもうすぐ14年がたちますが、被災地の子どもたちが、自らの人生において挑戦や選択をしていくためには、支える大人の存在と地域からの温かな手助けが必要です。
ハタチ基金は、2025年度も引き続き、東日本大震災で被災した地域で、子どもたちの学びや自立を支える活動を行う団体への助成を行います。既存の慣習や当たり前の枠組みにとらわれない、東北や日本の新たなスタンダードとなる仕組みや知見を創出することを意図して、東北の復興に貢献したいと考えています。
東北の子どもたちを一緒に支えていただければ幸いです。
皆さまからのご支援は、被災地の子どもたちを支援する団体の活動に助成いたします。
●活動報告(ハタチ基金公式ページ)
●助成実績(ハタチ基金公式ページ)
"#2023.311"
"#311企画これからもできること"
#寄付は応援になる
#311寄付はチカラになる
更新日:2024/12/13
学習支援、居場所づくり、探究学習の伴走など、支援の分野はさまざまです。どの団体もきめ細やかなサポートで、子どもたちがいま悩んでいること、チャレンジしたいことなど対話を通して理解を深め、信頼関係を築いています。
▼活動報告の詳細は、リンクよりご覧ください。
活動報告書
▼各団体の活動レポートは毎月、ウェブサイト上にて更新しています。
ハタチ基金レポート
<子どもコメント>
私は、東日本大震災の避難がきっかけで母子家庭になりました。避難生活のストレスやもともとあった自分の特性のせいで体調不良になり、クーポンを頂いた直後の中学3年生から学校へ行けなくなってしまいました。
やる気はあるのに学校がつらくて行けずにいた時、クーポンのおかげで個別指導塾へ通うことができました。塾ではマイペースに学べるので、勉強の遅れや自信を少しずつ取り戻し、高校進学の希望を取り戻すことができました。
今年、高校へ行けることが決まり、1から再スタートして頑張ろうと思っています。
学校へ行けなかった時はあまり運動もしていなかったので、ハンドボール部にも入りたいです。3年間勉強を頑張って、大学にも行けたらいいなと思っています。
私に再スタートの機会をくださった皆さま、本当にありがとうございました。頑張ります!
公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン
(東日本大震災被災地における生活困窮世帯の子どもへのスタディクーポン提供事業の利用者 高校1年生より上記のメッセージをいただきました)
<スタッフコメント>
子どもの遊び環境を取り巻く問題は深刻な状況に来ています。近年はコロナウイルスの影響で、さらに外遊びが制限されるケースも増えています。
子どもが自らの欲求に基づいて行動する「遊ぶ」という行為は、子どもにとって非常に重要な学びの機会です。遊ぶ中でなら、子どもたちは驚くべき勤勉さと、とてつもない行動力を発揮します。
さらに、子どもは遊ぶことで自らを癒やす力があります。震災以降、被災地域で遊びを通じて子どもの心のケアを行ってきた私たちは、遊びが子どもを癒やす場面をたくさん見てきました。到底受け止めきれないような事象を受け止めるためにも遊びはその力を発揮しました。避難所や仮設住宅で、自らを抑え込んで暮らしていた子どもの心を解き放ったのも、新しい生活環境にとけこむ助けになってくれた友達と出会ったのも、遊びを通じてでした。
地域と取り組む遊び場づくりを進め、地域に子どもが遊ぶことを大事に思う大人が増えれば、子どもはもっとすこやかに、のびのびと生きていくことができます。仮に大きな災害など過酷な状況下であっても、心を守りながら育つことができるだろうと感じています。
冒険あそび場・せんだいみやぎネットワーク
(地域と取り組む遊び場づくり活動を行うスタッフより上記のメッセージをいただきました)
活動については、公式サイトでもご紹介しています。
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<代表理事 今村久美>
初めて東北の土を踏んだ2011年4月。宮城県石巻市で出会った少女は、両親を亡くした事実を受け止めながら、近所の小さな子どもたちに遊びの機会を作っていました。「自分もつらいけど、小さな子たちはもっとつらいから。」と話す彼女の笑顔からは、細い糸が張り詰めているような、泣くに泣けない深い寂しさを感じました。
彼女の笑顔の前に私は強力な無力さを感じ、「自分にできることをしよう」という考え方を変えなければいけないと思ったのです。本当に彼女たちを支えるためには、長い時間をかけて寄り添う覚悟と、専門家同士の協力、そして、心を寄せてくださる方々に長きにわたって応援していただく方法を作らないといけない。そんな想いからハタチ基金は生まれました。
このプロジェクトでは領収書の発行をおこなっておりません。
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