寄付受付開始日:2024/09/30
更新日:2024/10/31
現在、レバノンは深刻な人道危機に直面しています。2024年9月23日と24日、イスラエルによる空爆が南部を中心に行われ、シドン、マルジャユーン、ナバティエ、ビント・ジュベイル、ティール、ザフレ、ベッカー高原など広範囲の地域が攻撃を受けました。この攻撃により、わずか2日間で50人の子どもを含む558名が死亡しました。
マウントレバノンなど比較的安全な地域へ避難を余儀なくされています。
2014年以来、レバノンでの緊急支援を行ってきたADRAは、この急激に悪化した状況に対し、緊急の人道支援を展開しています。現在、避難所となっている学校などに滞在する国内避難民に対し、毎日370名以上に温かい食事と飲料水を提供しています。また、清潔な水や衛生設備が不足しているため、パートナー団体と協力して、清潔な飲料水や衛生キットの提供も行っています。さらに、避難所となっている学校のトイレの修繕や仮設キッチンの設置などを進め、避難している方々が生活しやすくなるように、環境の整備も進めています。
この困難な状況において、皆さまのご寄付があれば、避難民の家族に食料や水などの生活必需品と安全な避難所を提供することができます。皆様のご支援は、命を救うだけでなく、未来に希望を与えるものです。私たちと共に、レバノンの人々に手を差し伸べ、再び立ち上がれるように応援してください。
■領収書の発行について
ADRA Japanは、東京都の認定を受けた「認定NPO法人」です。そのため、当団体へのご寄付は、税制上の優遇措置(寄付控除)の対象です。
1回3,000円以上のクレジットカードによるご寄付で、領収書の発行を希望して寄付された方に、領収書を発行いたします。
※お手続きの際に「領収書を希望する」のチェックボックスにチェックを入れてください。お手続きが完了した後での発行希望(再発行含む)への対応はできませんのでご注意ください。
※当団体からの領収書発行時期:毎年1月下旬~2月頃に、前年1年分(1月1日~12月31日)の領収書を発行いたします。
※領収書の日付は、お客様の寄付手続き日ではなく、当団体への入金が完了した日(原則として寄付手続き日の翌月末日頃)です。
詳しくはヘルプページをご参照ください。
領収書に関するお問い合わせは、下記までご連絡ください。
<お問い合わせ先>
特定非営利活動法人ADRA Japan
電話:03-5410-0045
メールアドレス: support_adra@adrajpn.org
こちらのプロジェクトへのご寄付は、2024年9月以降のレバノン人道危機により、支援を必要としている方々に寄り添う活動のために大切に使わせていただきます。集まったご寄付は、各支部との協議のもと適切に分配し、被災された方々の命をつなぎ、希望を届けてまいります。
ご寄付は、
・現地調査、支援調整、活動の報告(通信費、交通費、人件費など)
・食料、水、生活必要物資(衛生用品、衣類など)の調達、配付
・避難所の環境整備(トイレの修繕や仮設キッチンの設置など)
・心理ケア活動
・そのほか現地のニーズに応じた支援
など、現地で必要の高い活動のために大切に活用させていただきます。
現地の状況や募金の集まり具合に応じて、支援内容は追加・変更になることがあります。
なお、寄付金募集や寄付金管理、領収書発行・発送、活動報告などのため、いただいたご寄付の最大20%を管理運営費として大切に活用させていただきます。
更新日:2024/10/31
温かいご支援をありがとうございます。
今日は、ADRA Japanで中東地域を担当するスタッフの声をお届けします。
私は、まだレバノンが比較的安全だった頃、彼らが住む同難民キャンプを訪れたことがあります。狭い地域に家が密集して増築され、電線は剥き出しで乱雑に放置され、衛生状況も決して良好ではありませんでした。しかし、そんなキャンプの中には学校があり、子どもたちが遊びに夢中になれるサッカー場もあり、人々が生計を営む環境もあり、生活を送っていました。
しかし、その場所が今、攻撃の対象となっています。2024年9月末以降、レバノン全土の学校は休校となっています。子どもが、子どもらしくいられる環境は、戦争により奪われてしまいました。友達と遊ぶ時間、行事や祭日をお祝いする時間や家族で過ごす時間は無くなり、逃れてきた人々が安心して暮らせる場所は今のレバノンにはありません。
大変な状況にあるのは、レバノンにいる難民の方々だけではありません。レバノン市民も度重なるレバノンでの危機に襲われてきました。1975年から1990年のレバノン内戦、2006年にイスラエル侵攻による紛争、2020年3月に経済破綻し、同年8月の首都ベイルート港での大爆発事故、そして今日の戦争です。人々の穏やかな日々は消え去りました。
人の人生において、そう何度も住処を追われること、危機に襲われることなど、日本では考えられません。そんな起きてはならないことが、レバノンでは悲惨な日々が日常となってしまいました。
私は、世界の理不尽さがこの地に凝縮されているように感じます。だからこそ、私はレバノンにいる人々のことを思いつづけ活動に力を注いでいます。
ADRAは現地で避難者の生活環境を整えるサポートや、温かい食事、食料を購入できる電子カードの配付などを続けています。
人々が希望と日常を取り戻すことができるよう、皆さまのお力をお貸しください。
2024年10月7日、ガザでの人道危機が生じてから、ちょうど1年が経過しました。
一般の方々が巻き込まれるこの戦争は、収まること兆しが見えず、それどころかレバノンでも日々、戦火は拡大しています。
レバノンは、人口1人あたりの難民受け入れ数が世界一位です。もともとの人口が400万人程度の小さな国でしたが、そこからシリア難民100~150万人、パレスチナ難民は48万人以上を受け入れており(UNHCR、UNRWAの情報より)、5人に1人か、それ以上が難民と言われています。
レバノンに逃れた難民の方々で、度重なる戦争により再び難民となる、二重難民のケースが増加しています。中には、例えば、パレスチナからシリアに逃れ、その後シリア内戦の影響よりレバノンに逃れた方が、今日の戦闘により、さらに難民にとなる三重難民のケースも生じてしまいました。
ADRAは2023年10月以降、こうした難民の方々や、被害を受けたレバノンの方々に、食料パッケージを中心に支援を続けてきました。2024年9月中旬に戦火が拡大してからは、避難所を開設し、避難している方々に温かい食事、米、パン、水、野菜、鶏肉、果物など、毎日計800食を提供しています。
レバノンでは、多くの人々がなかなか国外に避難できない状況にいます。レバノンが隣接している国はシリアとイスラエルのみで、海路・空路で移動できる人はごく一部の人々です。
その中で、内戦中であるはずのシリアが、陸路で越境できる避難先になっていることには正直驚きを隠せません。それだけ状況がひっ迫しているということです。現在、1日あたり2万人以上、既に22万人以上の方が国境を超えています(UNHCRの情報より)。
ADRAは、レバノン国内だけでなく、シリア国内でもレバノンからの難民やシリア難民の帰還者の支援を開始しました。ダマスカスとホムスに逃れた方々に、食料と避難生活に欠かせない支援物資の提供をします。
レバノン、シリアでの被害にあわれた方々、難民の方々に、温かい食事などの支援を届けるために、お力をお貸しください。
温かいご支援を心よりお願い申し上げます。
※当募金ページに記載の内容については、プロジェクトオーナーが責任を負っており、LINEヤフー株式会社が責任を負うものではありません。詳しくは免責事項をご覧ください。
※本ページの「プロジェクト概要」「活動情報」「寄付金の使いみち」に掲載のリンクは、外部サイトに移動します。
※寄付をするには Yahoo! JAPAN IDの取得(無料)が必要です。
ADRA(アドラ)は、世界約120国に支部を持つ世界最大規模の国際NGOです。紛争・災害被災地や途上国において、人種・宗教・政治の区別なく、一人ひとりに寄り添った支援活動に取り組んでいます。
このプロジェクトでは1回3,000円以上の寄付から領収書の発行が可能です。
※クレジットカードでの寄付に限ります。詳しくはヘルプページをご参照ください。
特定非営利活動法人ADRA Japanのプライバシーポリシーは、
https://www.adrajpn.org/A_ProtectionPersonalInfo.htmlをご覧ください。
なお、Yahoo!ネット募金に関し、LINEヤフー株式会社より提供を受けた個人情報については、次の目的の範囲においてのみ利用します。
・寄付金に関する領収書の送付(当団体がYahoo!ネット募金での寄付者に対して領収書発行を行う場合)
Facebookコメントで寄付先への応援をお願いします
記入された応援のコメントは、寄付先団体およびYahoo!ネット募金の広報・宣伝活動(記者会見やプレスリリースでのご紹介等を含む)に 使用させていただく場合がございます。
ご了承の上、コメントを記載いただきますようお願いいたします。(2020年9月23日追記)
※本コメント機能はMeta Platforms Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対してLINEヤフー株式会社は一切の責任を負いません。