寄付受付開始日:2024/05/29
更新日:2024/08/30
日本時間2024年5月24日午前2時ごろに、首都から北西600キロほど離れたエンガ州ヤンバリ村で地滑りが発生しました。2,000人以上が生き埋めとなっている恐れがありますが、地盤が不安定であり、被災地へアクセスできる道路も破壊され、人々の捜索救援は難航しています。国連による初期推計では死者は670人を超えると言われています。
すでに150家屋が8メートル以上もあるがれきに埋もれており、さらなる土砂崩れを回避するため1,250人が避難しました。現地行政によると同地区の約3,895人が被災しました。
政府当局は、国連NGO等と災害対応のための調整を進めています。捜索・救助活動が継続される中、被災者への医療、避難所提供、食料、心理社会的支援を含む緊急人道支援が早急に必要とされています。
ADRAは、現地行政、国連、NGO、教会組織などと調整し、子ども、女性、高齢者、障害者なども視野にいれ、特に弱い立場にある方たちが取り残されないよう、人々に寄り添った緊急支援活動を計画しています。
緊急的な食料・生活用品等の配付、そして、清潔な水と衛生のための支援、教育支援など、人々の命をつなぎ尊厳を守るための支援が必要になると見込んでいます。
温かいご支援をよろしくお願いいたします。
パプア地滑り|2,000人以上が生き埋めの恐れ。被災地へ緊急支援を
<寄付受付期間延長のお知らせ>
被災地では、食料はいまだに不足しております。ADRAは今後も被災した方たちに寄り添い、人々の命をつなぎ、尊厳を守るための活動が必要なため、寄付受付期間を延長いたします。(2024年8月30日更新)
■領収書の発行について
ADRA Japanは、東京都の認定を受けた「認定NPO法人」です。そのため、当団体へのご寄付は、税制上の優遇措置(寄付控除)の対象です。
1回3,000円以上のクレジットカードによるご寄付で、領収書の発行を希望して寄付された方に、領収書を発行いたします。
※お手続きの際に「領収書を希望する」のチェックボックスにチェックを入れてください。お手続きが完了した後での発行希望(再発行含む)への対応はできませんのでご注意ください。
※当団体からの領収書発行時期:毎年1月下旬~2月頃に、前年1年分(1月1日~12月31日)の領収書を発行いたします。
※領収書の日付は、お客様の寄付手続き日ではなく、当団体への入金が完了した日(原則として寄付手続き日の翌月末日頃)です。
詳しくはヘルプページをご参照ください。
領収書に関するお問い合わせは、下記までご連絡ください。
<お問い合わせ先>
特定非営利活動法人ADRA Japan
電話:03-5410-0045
メールアドレス: support_adra@adrajpn.org
こちらのプロジェクトへのご寄付は、2024年に発生したパプアニューギニアでの地滑りによって被災し、助けを必要としている方々の支援活動のために大切に使わせていただきます。
具体的には、
・現地調査、支援調整、情報発信(通信費、交通費、人件費など)
・食料、水、生活必要物資(衛生用品、衣類など)の調達、配付
・避難所の維持に必要な資機材、人員の確保
・避難生活をされている方の生活サポート(移動手段 など)
・現金給付
・心理ケア活動
・そのほか現地のニーズに応じた支援
など、現地で必要の高い活動のために大切に活用させていただきます。
現地の状況や募金の集まり具合に応じて、支援内容は追加・変更になることがあります。また、現地の活動の範囲を超えてご寄付をいただいた場合には、別の地域で起こりうる災害被災地緊急支援のために大切に使わせていただきます。
なお、寄付金募集や寄付金管理、領収書発行・発送、活動報告などのため、いただいたご寄付の最大20%を管理運営費として大切に活用させていただきます。
更新日:2024/08/30
温かいご支援をありがとうございます。
日本時間2024年5月24日午前2時ごろに、首都から北西600キロほど離れたエンガ州ヤンバリ村で地滑りが発生しました。2,000人以上が生き埋めとなり、死者は670人を超えると言われています。
被災地は、地盤が不安定であり、被災地へアクセスできる道路も破壊されたため、災害から2カ月がたった現在も、支援活動を行うのは容易ではありません。4,000人以上の人たちが避難を余儀なくされ、多くの人たちが生計手段を失いました。国際機関の報告によると、この地滑りの影響を受けた人たちの総数は9,952人と言われ、今後も人々の命をつなぐための食料や生活衛生用品の配付、心理社会的支援、生計回復支援などの緊急および早期回復支援が必要とされています。
ADRAはそのような切迫した状況にある被災者の方々、特に女性、子ども、高齢者、障害者などのニーズに応えるために、行政機関・地域住民・ボランティアと協力し2024年6月および2024年8月に緊急支援を行いました。具体的には、食料、調理道具、食器、寝具、衣料、ソーラーライト、衛生用品などを被災地のエンガ州ムリカタ地域において合計5,206人の方々へ支援しました。
2024年8月は食料を1,263人の被災者へ支援しましたが、交通事情が悪いため、エンガ州ムリタカの被災地まで、およそ194kmの距離を4時間以上かけて輸送しました。食料配付は2024年8月5日に行い、ADRAのボランティアが被災家庭に食料品を届けました。そのため女性、高齢者、障害者の方々にも安全に支援を届けることができました。配付した内容は、米10kg、麺類、ツナ缶で、ひと家庭ごとに袋に詰め、被災された家族の代表者に手渡しました。
地盤は今も安定せず、避難民の人々がテントを張って暮らしている場所も安全でないという通知があり、多くの人々が、テントを出て、安全な場所への再避難を余儀なくされています。そうした中で、ADRAの食料は多くの方の命をつなぐことに貢献しました。
<受益者の声>
2024年8月に食料支援を受けた方たちから次のような言葉をいただきました。
ポールさん
「土砂崩れはコミュニティーの存続に大きな影響を与えました。土砂崩れが起きて以来、食料が確保できず、多くの困難がありましたが、支援いただいた食料品のおかげで、少なくとも数日間は本当に安心できました。」
ソロモンさん
「食べ物がないこの時期に、食料品を支援していただき感謝しています。私たちを支援してくださることに神の祝福がありますように。被災した人が大勢いるので、お米を小さなカップに入れて、食べものを得られない方々にも分けてあげています」
以上のように、食料が不足する中でも、被災した皆さんが、さらに助けあっている様子がうかがえました。一方で、食料はいまだに不足していること、その他、地盤の不安定のために、常に不安を抱えて生活している方々が多数いらっしゃることが分かりました。ADRAは今後も、被災した方たちによりそって、人々の命をつなぎ尊厳を守るために、取り組んでいきます。
引き続き皆様からの温かいご支援をよろしくお願いいたします。
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