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合計で166,803円のご支援をいただきました。多くのご支援、ありがとうございました。

2023年台風2号の影響で水害多発。被災された方に寄り添う支援を(ADRA Japan)

寄付受付開始日:2023/06/08

  • 領収書あり
[2023年台風2号の影響で水害多発。被災された方に寄り添う支援を(ADRA Japan)]の画像
支援物資のぞうきんと水(撮影:2023年6月6日 茨城県取手市)

特定非営利活動法人 ADRA Japan

プロジェクト概要

更新日:2023/07/24

水害からの復旧は大変な作業です。現地にスタッフを派遣し、寄り添う支援を届けます。

水のひかない空き地の様子(撮影:2023年6月4日 茨城県取手市)

道路の冠水や住宅の浸水、土砂災害など、台風2号および前線の影響は各地に爪痕を残しました。アドラ・ジャパンは、今回の台風2号発生に際しても2023年6月2日から情報収集を開始し、迅速に支援に動いています。

静岡県磐田市に発送した300枚のぞうきん(撮影:2023年6月4日 東京都渋谷区ADRA Japan事務所)

2023年6月4日には、住宅に浸水被害のあった静岡県磐田市からの要請を受け、現地との調整のもと、掃除用のぞうきん300枚を発送しました。このぞうきんは、水害からの復旧用にADRAが「ちくちくボランティア」というぞうきんを縫うボランティアを呼びかけ備蓄していたぞうきんです。吸水のよい古タオルで厚めに作っており、水につかってしまった家をきれいにする作業に適しています。

ちくちくボランティアの方による「ファイト」の文字入りぞうきん

また2023年6月5日には、大きな被害がでていて支援を必要としている茨城県取手市に国内災害担当のスタッフを派遣し、県内の団体の方と協働で現地調査にあたっています。現地では、床上・床下浸水によって多くの方が、家の復旧作業に手助けを必要としていることや、車を失ってしまった方への生活支援の必要性などが浮き彫りになりました。

家の外に出された畳(撮影:2023年6月5日 茨城県取手市)

今後も、現地での調整のもと、水害によって突然被災し、家や家財道具、車などへの被害とともにつらい思いをされた方々に寄り添い、必要な支援を届けてまいります。

水害にあわれた方へのご案内や活動報告は、ADRA Japan公式サイトのブログにも掲載しております。合わせてご覧ください。

■領収書の発行について
ADRA Japanは、2016年4月に東京都の認定を受けた「認定NPO法人」です。そのため、当団体へのご寄付は、税制上の優遇措置(寄付控除)の対象です。

1回3,000円以上のクレジットカードによるご寄付で、領収書の発行を希望して寄付された方に、領収書を発行いたします。

※手続き完了後の発行や再発行はできません。
※当団体からの領収書発行時期:毎年1月下旬~2月頃に、前年1年分(1月1日~ 12月31日)の領収書を発行いたします。
※領収書の日付は、お客様の寄付手続き日ではなく、当団体への入金が完了した日(原則として寄付手続き日の翌月末日頃)です。
※Tポイントによるご寄付の場合は、領収書発行の対象外ですのでご留意ください。

詳しくはヘルプページをご参照ください。

領収書に関するお問い合わせは、下記までご連絡ください。

<お問い合わせ先>
特定非営利活動法人ADRA Japan・Yahoo!ネット募金係
電話:03-5410-0045
メールアドレス: support_adra@adrajpn.org

寄付金の使いみち

こちらのプロジェクトへのご寄付は、この度の2023年台風2号と前線の影響による水害にあわれた方々に寄り添う活動のために、大切に使わせていただきます。

現地の状況やニーズに合わせて臨機応変に、下記のような支援に取り組みます。

・現地調査、支援調整
・被災世帯への物資配布(水・食料・衛生用品など)
・現地支援団体への運営支援/後方支援
・災害ボランティア支援
・被災家屋の復旧調査サポート
・災害対応バス(ゆあしす号)の派遣
(足湯、サロン、活動拠点、避難所サポートなどに利用)
・コミュニティー支援

現地での活動は、状況に応じて変更となる場合があります。
なお、現地での必要を超えてご寄付が集まった場合には、今後起こりうる国内災害の対応に大切に使わせていただきます。

ご寄付の最大20%を、活動報告や寄付金管理、領収証の発行などを含む管理費として大切に活用させていただきます。2021年度の実績では、事業費と管理費の割合は、事業費が89.6%、管理費が10.4%の割合でした。

活動情報

更新日:2023/07/24

浸水から3週間、茨城県取手市双葉団地の現在を報告します。(2023年7月24日更新)

第1回足湯・サロン開催(撮影:2023年6月22日 茨城県取手市・双葉地区)

温かいご支援ありがとうございます。

2023年6月2日に台風2号の影響で記録的な大雨が降り、茨城県取手市の双葉団地で内水氾濫が発生してから1カ月以上が経過しました。

茨城県取手市双葉地区において台風2号の影響による大雨で被災された方々に支援を届けています。2023年6月22日(木)と2023年7月2日(日)に、被災された住民の方々を対象に足湯とサロンを提供しました。

浸水してしまった家が約600件にのぼり、被災した住民の方々は今日も片付けなどを継続しています。

浸水した家屋からでた災害ごみ(撮影:2023年6月5日 茨城県取手市・双葉地区)

ADRAは発災2日後にスタッフを派遣し、自治会での対応のサポートを行っています。また、これまで雑巾チクチクボランティアでたくさんの方に準備していただいた950枚の雑巾を届け、浸水したお宅の清掃に役立てていただきました。

ちくちくボランティアの雑巾を受け取る双葉地区自治会 副会長(撮影:2023年6月9日 茨城県取手市・双葉地区)

また現地では、台所が使えなくなってしまった家庭や片付けに追われて食事の用意もままならない家庭が多かったことから、SEMAを通して、キリンホールディングス様・野菜ジュース、永谷園様・あさげシリーズ、千趣会様・スープセット、アサヒ緑健様・緑効青汁スポーツなどから食料やゼリー飲料の提供を受けました。

また、ADRAの国内災害被災地支援活動に長年ご協力をいただいている三育フーズ様からは、大豆ミートのハンバーグ、ミートボールをご提供いただきました。ご支援いただいた食品・飲料は、配付しやすいようにパッキングをし、各家庭に配付しました。

ご寄付いただいた食品・飲料を袋詰めしました。(撮影:2023年6月15日 茨城県取手市・双葉地区)

食料品を受け取った住民の方からは「こんなに頂いていいの? 助かるなぁ」「へえ、大豆ミートのハンバーグ!? 健康にも良さそうだね」と感謝の言葉をいただきました。

これらの支援活動のほか、自治会や関係者との情報共有会議で、双葉団地では高齢化が進んでおり、独居世帯も多くさまざまな課題があることが確認されたことから、孤立を防ぐ取り組みも始めています。
その活動のひとつとして、住民の皆さんが安心して集まり、ホッとリラックスできる場の提供を目的に、2023年6月22日(木)と2023年7月2日(日)の両日、足湯とサロンを開催しました。

足湯に参加された住民の方からは、「年齢いくと体がこわばって大変だぁね。そこへさぁ、避難しろって言われてさ、ボートに乗ってさ、ここで……一晩寝たんだぁ。そしたらさ、枕がないんで体がいたくて……。ウチに帰ったらすぐ荷物を外に出さなきゃならなくて、体は痛いわ。やることはいろいろあるわで大変だったわよ」(80代女性)

「わたしなんかより大変な人はいっぱいいるからねえ。でも足湯って気持ちがいいねえ」(50代女性)などの声があり、この時の様子は茨城新聞やNHK茨城でも紹介されました。

このような活動ができますのも、継続的に支援をしてくださっている方や、今回の災害被災者支援のために、温かいご寄付をお寄せくださる方のご支援のおかげです。

心より感謝申し上げます。

浸水被害のあった世帯を1軒ずつ訪問しています(2023年6月15日更新)

暖かいご支援ありがとうございます。

ADRA Japanは、床上浸水436件、床下浸水165件(2023年6月4日11時現在、取手市HP)の被害があった茨城県取手市にスタッフを派遣して支援活動を行っています。

スタッフは主に自治会館に常駐し、県内の団体さんや支援団体、応援職員さんと一緒に連携しながら、困りごとの相談に来られる住民の方の応対や、必要な機材の貸し出し受付、支援物資の引き渡しなど、住民の方々が必要とする要望に対応しています。

双葉自治会館の資機材貸し出しコーナー (撮影:2023年6月10日 茨城県取手市)

これまでに、雑巾950枚、ペットボトル飲料15箱、市指定ごみ袋4箱、ブルーシート、簡易トイレなどを寄贈しました。

また、災害ボランティアセンターにもペットボトル飲料10箱を提供しています。

自治会館では情報交換も行われています (撮影:2023年6月10日 茨城県取手市)

2023年6月9日午前中は、現地では雨が降る中、浸水してしまった600世帯のお宅の個別訪問を開始しました。訪問時には、各家庭に困りごとや被災状況を確認するアンケートのほか、罹災証明のこと、カーシェアや無料の入浴サービスなどの情報をお伝えしています。

その活動の中で聞かれた声のいくつかをご紹介します。

「雨降った時は、ここらへんカモが泳いでて、もう川になっちゃったかと思いましたよ。なんか魚とかも泳いでてたらしいし、牛久の方から間違ってこっち来ちゃったんでしょうね。うちも床下にちょっと水が入ったかもしれないけど、確かめられないしどうしたらいいかねえ。でも他と比べたら大したことないし、そんなので市に電話しても大変だよなーって」

80代女性 

「うちによくどうしたらいいってくるんだけど、俺もわからないから、市のやつに電話するわけ。でもみんな言ってることバラバラで全然何が正しいかわからないの。まったく困ったよ。修理も俺がやってやりたいけど、そうすると実費になるわけでしょ。指定業者じゃないから。それ辞めた方がいいだろうに」

70代男性  

「あーごくろうさん。うちは何もないです。全然平気。車もね」

60代男性 

自治会館前で話しあう住民と支援者(撮影:2023年6月10日 茨城県取手市)

この個別訪問により、お一人おひとりに合わせた支援が可能になります。

今後は状況に合わせて、携帯トイレやぞうきん、冊子「水害にあったときに」(震災がつなぐ全国ネットワーク発行)の配付も進めていきます。2023年6月11日(日)には、地域の班長さん向けの説明会も行われました。

住民の方々は強い雨の予報があるたびに、さらなる被害がでないかと心配な日々を過ごされています。現地では支援活動と同時に次の雨に向けた備えも行われています。

ADRAは、現地で活動されている県内団体さん、支援団体さんと連携しながら必要な支援を継続し届けてまいります。

引き続き、皆さまからの温かいご支援をお願いします。

※当募金ページに記載の内容については、プロジェクトオーナーが責任を負っており、LINEヤフー株式会社が責任を負うものではありません。詳しくは免責事項をご覧ください。
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寄付総額
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寄付人数
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プロジェクトオーナー

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特定非営利活動法人 ADRA Japan

ADRA(アドラ)は、世界約120国に支部を持つ世界最大規模の国際NGOです。紛争・災害被災地や途上国において、人種・宗教・政治の区別なく、一人ひとりに寄り添った支援活動に取り組んでいます。

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