寄付受付開始日:2022/11/24
更新日:2023/02/03
2022年11月21日インドネシアの西ジャワ州チアンジュール県でマグニチュード5.6の地震が発生し、現地時間2022年11月22日朝7時の時点で、死者268人、行方不明者151人、けが人1,097人いることがわかっており、59,000人以上が、倒壊してしまった家を離れて、避難生活を強いられています。
ADRAはインドネシアで1981年より活動しており、子どもや母親の健康を支える支援活動のほか、災害によって被災した方々へ緊急支援を届けてきました。先月10月にスマトラ島北部でマグニチュード5.9の地震が発生した際にも、この地震によって被災された方に迅速に支援を届けています。
ADRAは、今回の地震で大きな被害が発生したチアンジュール県に、地震発生直後からスタッフを派遣し、被災された方の声を聞き、また関連機関との調整を進め、必要な支援の準備をしています。
現地での調査と、これまでの地震被災者支援の経験から、今回被災された方々への支援として必要となる活動は以下の通りです。
・一時的なシェルターの支援
(丈夫なビニールシートやロープなどの購入、配付)
・水や食料の支援
・生活に必要な物資の支援
(水タンク、調理用コンロなど)
・生活再建のための現金給付
・損壊家屋を地震に強い住宅にする支援
(低コストでできる修復技術のトレーニング など)
・倒壊した学校の復旧に必要な物資支援
・子どもたちの心理ケア
特に、家屋が倒壊してしまった方々は、家の近くで過ごすことを望んでいるため、一時的なシェルターを建てられるシェルターキットの支援を急いでいます。
約5,500円あれば、1世帯分のシェルターをつくるための丈夫なビニールシートやロープ、くぎ、ハンマーのセットを用意することができます。
皆さまの温かいご支援をよろしくお願いいたします。
■領収書の発行について
ADRA Japanは、2016年4月に東京都の認定を受けた「認定NPO法人」です。そのため、当団体へのご寄付は、税制上の優遇措置(寄付控除)の対象です。
1回3,000円以上のクレジットカードによるご寄付で、領収書の発行を希望して寄付された方に、領収書を発行いたします。
※手続き完了後の発行や再発行はできません。
※当団体からの領収書発行時期:毎年1月下旬~2月頃に、前年1年分(1月1日~ 12月31日)の領収書を発行いたします。
※領収書の日付は、お客様の寄付手続き日ではなく、ヤフー株式会社から当団体への入金が完了した日(原則として寄付手続き日の翌月末日頃)です。
※Tポイントによるご寄付の場合は、領収書発行の対象外ですのでご留意ください。
詳しくはヘルプページをご参照ください。
領収書に関するお問い合わせは、下記までご連絡ください。
<お問い合わせ先>
特定非営利活動法人ADRA Japan・Yahoo!ネット募金係
電話:03-5410-0045
メールアドレス: support_adra@adrajpn.org
こちらのプロジェクトへのご寄付は、インドネシア地震被害で支援を必要としている方々の支援活動のために大切に使わせていただきます。
具体的には、
・現地調査、支援調整、情報発信(通信費、交通費、人件費など)
・現地の人々のニーズに基づいた支援物資の購入、運搬、配付
・心理ケアに必要な人材の確保
・そのほか現地のニーズに応じた支援
など、現地で必要の高い活動のために大切に活用させていただきます。
現地の状況に応じて、支援内容は追加・変更になることがあります。また、現地の必要が満たされてなお余剰資金がある場合には、今後起こりうる海外緊急支援活動のために大切に活用させていただきます。
なお、寄付金募集や寄付金管理、領収書発行・発送、活動報告などのため、いただいたご寄付の最大20%を管理運営費として大切に活用させていただきます。
更新日:2023/02/03
温かいご支援をありがとうございます。
昨年の2022年11月21日にインドネシア、西ジャワ州チアンジュール県で発生したマグニチュード5.6の地震は、300名以上の方の命を奪いました。亡くなった人々のおよそ3分の1は、倒壊した家屋や学校に閉じ込められていた子どもたちです。現在、少なくとも11万4千人以上が避難生活を強いられています。
ADRAは、地震発生直後から被災地にスタッフを送り、被災された方の声を聞き、また関連機関との調整を進め、必要な支援に取り組んできました。
家が全壊、もしくは半壊してしまった方々は、なるべく家の近くで過ごすことを望んでいる方が多かったため、皆さまからの温かいご支援のもと、丈夫なビニールシートやくぎ、ハンマーなどをセットにしたシェルターキットの配付を優先的に進めてきました。
今回は、その活動で出会った方をご紹介します。
エナン・スティスナさん(49歳)は、チアンジュール県の出身で、45歳の妻と22歳、19歳、13歳の息子3人、そして高齢の母親と一緒に暮らしていました。日々の生活のため、建設現場で働いて生計をたててきたエナンさんは、今では熟練の大工です。妻のイダさんは、村のヘルスケアセンターの近くに食べ物の屋台を出し、家計を支えていました。
地震が発生したとき、エナンさんは友人と仕事をしていました。揺れを感じてすぐ建物の外に飛び出し、家族のもとに走りました。幸いなことに、家族は全員無事でしたが、彼らの家はかなりの被害を受けました。余震も続き、建物のさらなる倒壊の危険もありました。
エナンさん一家は、広いところに設置された簡易テントに、何十人もの村人と一緒に避難しました。ですが、そのテントはあちこち破れていて、雨が降ると雨漏りで水浸しになってしまう状態でした。そのため、エナンさんは、家族が安心して過ごせる場所を必要としていました。
ADRAのシェルターキットを受け取ったエナンさんは、家の近くに仮住まいの小屋を建て、家族のための居場所を作れただけでなく、倒壊した家から持ち出せた家財道具を保管するスペースを作ることができました。
エナンさんは、笑顔でわたしたちに感謝の気持ちを伝えてくれました。
「温かい支援に、心からお礼を言います。この支援のおかげで、自分たちだけの住まいを建てることができました。以前の避難所での生活よりも快適になりましたし、特に高齢の母が過ごしやすそうにしているのをみて、家族みんな、うれしく思っています。」
エナンさんの生活は、これからが復興の始まりです。これから家を建て直し、また家族そろって安心して暮らせるようにしたいという想いが1日でも早くかなうよう願わずにはいられません。
インドネシア被災者支援のために温かいご支援をお寄せいただき、心より感謝申し上げます。ADRAは現在、Tポイントでも寄付できるYahoo!ネット募金に、本活動のための寄付ページを立ち上げ、ご支援を募っています。皆さまのご支援をよろしくお願いいたします。
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ADRA(アドラ)は、世界約120国に支部を持つ世界最大規模の国際NGOです。紛争・災害被災地や途上国において、人種・宗教・政治の区別なく、一人ひとりに寄り添った支援活動に取り組んでいます。
このプロジェクトでは1回3,000円以上の寄付から領収書の発行が可能です。
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