寄付の受付は終了しました。
合計で125,672円のご支援をいただきました。多くのご支援、ありがとうございました。

【令和3年8月豪雨】佐賀県武雄市|災害対応バス巡回による
寄り添い支援(ADRA Japan)

寄付受付開始日:2021/10/22

  • 領収書あり
[【令和3年8月豪雨】佐賀県武雄市|災害対応バス巡回による 寄り添い支援(ADRA Japan)]の画像
被災した地域を回り、足湯をしながらお一人お一人のお話を聞きます。(2021年9月25日 佐賀県武雄市)

特定非営利活動法人 ADRA Japan

プロジェクト概要

更新日:2021/12/20

あなたの優しさを、2度の被災を乗り越える力に。
被災から日がたつにつれSOSを出しにくくなる住民の方に寄り添う支援を行います。

令和3年8月豪雨で1,500世帯以上が浸水の被害にあった佐賀県武雄市では、2年前にも豪雨による大きな水害が起きました。

当時は「数十年に1度の災害」と言われ、被災された方の中には、「それなら仕方ない」と現実を受け入れ、家屋の修繕などを進めてこられた方もいらっしゃいます。やっと元の生活を取り戻せそうだという状態になった矢先に、今回の豪雨被害が起きました。

被害の大小は住民の方によってさまざまですが、短期間で2度の大きな災害に遭うことによる経済的な負担や精神的な疲労は大きくなっています。

また負担感や疲労感が大きくても、周囲の人も同じように被災しているため頼ることができなかったり、相談相手を見つけにくい状態があります。

そこでアドラ・ジャパンは、発災直後から取り組んできたモノの支援にかわり、心の支援をスタートするため、東日本大震災や2016年台風10号で大きな被害のあった岩手県岩泉町の支援活動などにおいても経験のある災害対応バスを用いたサロン活動を行います。

2021年9月 佐賀県武雄市内での災害対応バス(ゆあしす号)を使った足湯(サロン活動)

現地では、地元団体のおもやいボランティアセンターと連携し、被害のあった地域を災害対応バスで周り、普段支援物資を取りに遠くまで移動できないおうちの方に物資を届けたり、しばしの間、日常を離れて、バスの中でゆっくりお茶を飲んでいただける場を作ることで、お一人お一人の必要な支援に応えていきます。

サロン活動をご利用いただく住民の方々は、普段、同じように被災したご近所同士では「相手も大変だから」と話せないことを心の中に持っています。支援に入る私たちは住民の方とは違う立場の支援者にだからこそ、心の内側をお話いただけることもあります。

中には2年前は被災せず、今回初めて床上浸水を経験された方もおり、そのような方の中には罹災証明書の取り方がわからない、家屋の修理をどこからはじめていいかわからない方もいらっしゃいます。

また、力仕事を頼める人がいない、引っ越すかどうするか相談する相手がいない、毎日の食事の準備もままならない、など、それぞれ状況や悩みは違いますが、まずはお話いただくことで必要な支援につなげることができます。

被災規模や現地の状況、これまでの経験から考えて、このサロン活動を2~3カ月継続したいと考えています。これから年末に向かうことで、気持ちが落ち込みやすくなる方も多くなる可能性があるため、住民の方々の様子を見ながら、活動をしていきます。

あなたの優しさを、ぜひTポイント寄付やクレジットカード寄付でお寄せいただけますのをお待ちしております。

<募金受付期間延長のお知らせ>
佐賀県武雄市では、令和3年8月豪雨で浸水被害を受けた家の復旧作業が続いています。災害被災地では時間がたつにつれて物的な支援だけでなく、精神的な支援も必要性が高まってきます。被災された方に寄り添う支援を続けるため、募金受付期間を延長いたします。(2021年12月20日更新)

■領収書の発行について
ADRA Japanは、2016年4月に東京都の認定を受けた「認定NPO法人」です。そのため、当団体へのご寄付は、税制上の優遇措置(寄付控除)の対象です。

1回3,000円以上のクレジットカードによるご寄付で、領収書の発行を希望して寄付された方に、領収書を発行いたします。

※手続き完了後の発行や再発行はできません。
※当団体からの領収書発行時期:毎年1月下旬~2月頃に、前年1年分(1月1日~ 12月31日)の領収書を発行いたします。
※領収書の日付は、お客様の寄付手続き日ではなく、ヤフー株式会社から当団体への入金が完了した日(原則として寄付手続き日の翌月末日頃)です。
※Tポイントによるご寄付の場合は、領収書発行の対象外ですのでご留意ください。

詳しくはヘルプページをご参照ください。

領収書に関するお問い合わせは、下記までご連絡ください。

<お問い合わせ先>
特定非営利活動法人ADRA Japan・Yahoo!ネット募金係
電話:03-5410-0045
メールアドレス: support_adra@adrajpn.org

寄付金の使いみち

こちらのプロジェクトへのご寄付は、令和3年8月豪雨で被災された佐賀県武雄市の住民の方々を支援する活動のために大切に使わせていただきます。

具体的には、現地の状況やニーズに合わせて下記のような支援を行います。

被災地域のバス巡回による物資の配布
(水・食料・衛生用品・日用品・生活必需品など)
※配布物資は主におもやいボランティアセンターに寄せられた支援物資です

サロン活動の実施
(バスの派遣、足湯・お茶会の開催、記録など)

支援の橋渡し
(状況に合わせた公的や民間の支援サービスに紹介)

これらの活動のほか、ご寄付の最大20%を運営費(事務所の管理運営費、活動のための費用など)として使用させていただきます。

#令和3年8月豪雨災害

活動情報

更新日:2021/12/20

被災して処分せざるを得なかった冬服や布団やカーペット。「欲しい」と言える場になっています。引き続きご支援をお願いいたします。(2021年11月26日更新)

支援物資からヒーターや靴下を選んでいる女性。支援者様の温かい気持ちも一緒に届いている(2021年11月10日佐賀県武雄市)

佐賀県でも寒さが本格化してきました。
物資を取りに来た住民の方々の中には、冬服や暖房器具、毛布など、寒さ対策になるものを必要とされる方が少なくありません。

なぜなら、8月の水害によって毛布や暖房器具などが水につかってしまい、泣く泣く処分された方が多くいらっしゃるからです。

また、古い一軒家はもともと底冷えしやすく、通常なら必要な分だけ使用している暖房器具が浸水した影響で使用できない状況が続いているお宅もあります。床下の乾燥のために床板をはずした状態にしているお宅なども、足元からの冷えが厳しくなっています。

実際にはこのようなお声が聞かれています。

「冬服を全部捨ててしまったので、子供用の服あればほしかです。男の子と女の子両方いるんですが……カーペットとかもこうてしまうか悩んでいて、電気とかあればいいんですが、なくても普通のやつがあればうれしかです。
結構地面から冷えよるんでねー……ファンヒーターとかもね、こうてくるかどうしようかって旦那とも話よったんですよ。石油ストーブだと、子供がいるから危なくて。」(30代女性)

「まだ暖房は使ってないけん。一応エアコンはありよるけん。それでもよかばってん。でも、足元が寒かけん。ホットカーペットみたいなもんはありゃせんかね? 居間に敷くけん、大きいやつやとよかよ。」(70代女性)

「3カ月間ずっと体調が悪いんですよ。前回は肩が痛くなったけど、今回はずっと胃の調子が悪くて……。今度会社の健康診断があるから、胃カメラとかねバリウムでなんかわかればいいけど。布団とかも全部捨てちゃって、今夏用の敷きパッドで寝てるから今日暖かいやつをもらえてうれしいよ。」(40代男性)

必要とされる物はお一人お一人で違います。
引き続き、住民の方々のお声をつないでいきます。

被災から3カ月。寒さの中で復旧作業を続けている方の心を元気にする時間になっています。(2021年11月22日更新)

寄り添い支援として開催しているサロンに来てくださった60代くらいの女性の方が笑みを浮かべてこうお話してくださいました。

「話をする場が減ったけど、
こうして集まる機会があって楽しみができた。」

集まって会話をする時間が心の元気を取り戻す時間になっている(2021年11月3日佐賀県武雄市)

被災する前は定期的に健康体操などの集まりに参加できていたとのことですが、被災後は外出する機会も減り、ご自宅にいることが多くなっていたそうです。

今回この女性の方がいらしてくださった地区でのサロン開催は3回目。
話すことは元気でいるために必要です。
少しでも元気を保つきっかけとなっていただければと思います。

また、先日は70代くらいの男性の方が、
「これ、家で採れた柿みなさんで食べてください。いつももらってばかりばい、これで物々交換やね。」
と美味しい柿を持ってきてくださいました。

このようなお気持ちに逆に私たちが励まされ、温かい気持ちにさせていただくこともあります。ありがとうございます。

一方、これまで浸水後の対応ができておらず11月に入ってから初めて床下の掃除や乾燥のお手伝いの依頼をされる方もいらっしゃいました。

現地では、今回1,500世帯以上で浸水の被害があり、現時点で、適切な浸水後の対応ができているのか未確認な世帯が多くあると言われています。

支援が必要でも、ほかの人も大変だから自分は自分でがんばろうと無理を続けている場合もありますし、どこに声を上げていいかわからない方も中にはいらっしゃいます。

寄り添い支援の活動は、本音を出せる場にもなっており、まだまだ継続する必要性を感じています。

お正月を意識する季節にもなってきました。引き続き住民の方々に寄り添った活動をしていきます。

寒さの影響が被災地域でも出ています。(2021年11月10日更新)

あたたかいご支援をありがとうございます。
佐賀県でも10月半ば頃から急に冷え込むようになり、住民の方々から聞かれる声にも変化が出てきました。

冬物の衣類を求める人が増えている(2021年10月16日佐賀県武雄市)

寒さからくる体の不調を訴える方や、冬物衣料を求める方が増えています。

「寒くなったので、体が冷えて節が痛い」(80代女性) 

「急に寒くなったから暖かか上着ば欲しいけん」(60代女性) 

「床が入ったけど冷えるから高さをとっている」(60代女性)

お家(うち)の片付けや乾燥作業もまだ続いており、被災前の生活に戻るにはまだまだ時間がかかる中、寒さが一層、堪えている様子が伺えます。

また、被災から約3カ月たった今もお住まいに関する悩みは多く聞かれます。

小学生の女の子は、「いちばん仲のいい友達が引っ越したので寂しい」と胸の内を話してくれました。

「またきたけぇ住めん、引っ越さないけん」(70代男性)
というお声もあれば、

「毎回浸水して引っ越そうと思うけど、
ある程度片付けが進むとやっぱり自宅が一番だね」(70代女性)
というお声も聞かれます。

「子供が家に来いって言ってくれよるけん、でもやっぱ自宅が一番やけん」(80代女性)

「何するにもお金がかかって嫌になるよ、ほんと」(70代男性)

など、それぞれ違った考えや状況があり、
被災された方同士では、あまり深いところまでは話せない理由が垣間見えてくるようでした。

寄り添い支援をしているからこそ、たくさんのお声をお聴きすることができ、お声の内容によって、暖かい衣類をお渡ししたり、適宜、連携しているおもやいボランティアセンターさんへ繋(つな)ぐことができます。

まだまだこの活動の必要性を感じています。
皆様のご支援、心より感謝申し上げます。

支援活動の中で聞かれた住民の方の声をご紹介します。(2021年11月1日更新)

この日は地域の方のご協力のもと、物質バザー、足湯、カフェ、ロウソク作り、セラピードッグなど楽しめる活動いっぱいのサロンを開催した(2021年10月24日 佐賀県武雄市)

災害対応バスを利用した巡回支援をはじめ住民の方々に寄り添う支援を開始してから、さまざまな声を聞かせていただいています。
今日は、支援物資を取りに来られた方のお声をご紹介させていただきます。

「業者を頼んでいるけど、順番待ちで時間がかかる。疲れがたまっているなぁ。風呂の修理が終わらないのも不便なんだ。」

「被災でお金がかかる。ご飯を作るのが大変なので、お弁当は有難い。仕事・家の片付けに忙しく、他の家がどのようにしているのか気になるよね。」

「自宅を再建するにあたり、どうしようか迷うし、なかなか決められないよね。また被害にあうかもしれないし。業者が入っているけど、直るのに時間がかかるしね。」

このような時、サロン活動や足湯は喜ばれます。
お風呂にゆっくり入れない中では、足湯で足をお湯につけて手をもんで差し上げることで血流も良くなり、リフレッシュすることができます。

サロンを実施することで、つかの間でも自宅の復旧作業から離れてリラックスできる環境を作ることで、住民の方の情報交換の場にもなります。

ドッグセラピーの様子。動物との直接のふれあいによる癒やし効果に加え、ほかの人とのコミュニケーションが促されるなどの効果もある(2021年10月24日 佐賀県武雄市)

今も毎日復旧作業に追われている住民の方々が、少しでも心と体を休め、地域の方同士での交流もできるよう、サロンを開催します。

皆様からのご支援、心より感謝いたします。

※当募金ページに記載の内容については、プロジェクトオーナーが責任を負っており、LINEヤフー株式会社が責任を負うものではありません。詳しくは免責事項をご覧ください。
※本ページの「プロジェクト概要」「活動情報」「寄付金の使いみち」に掲載のリンクは、外部サイトに移動します。

寄付総額
125,672
目標金額
375,000
達成率33%
寄付人数
440

※寄付をするには Yahoo! JAPAN IDの取得(無料)が必要です。

  • T-point
    Tポイントを使って1ポイントから寄付できます。
Yahoo!ウォレット
クレジットカードで100円から寄付できます。

プロジェクトオーナー

特定非営利活動法人 ADRA Japan

ADRA Japan(アドラ・ジャパン)は、世界約120カ国に支部を持つ世界最大規模の国際NGO、ADRAの日本支部です。「ひとつの命から世界を変える」をモットーに、人種・宗教・政治の区別なく、途上国や災害被災地において人々の自立を促す支援を行っています。

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領収書発行について

このプロジェクトでは1回3,000円以上の寄付から領収書の発行が可能です。
※クレジットカードでの寄付に限ります。詳しくはヘルプページをご参照ください。

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https://www.adrajpn.org/A_ProtectionPersonalInfo.htmlをご覧ください。

なお、Yahoo!ネット募金に関し、ヤフー株式会社より提供を受けた個人情報については、次の目的の範囲においてのみ利用します。

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