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合計で373,075円のご支援をいただきました。多くのご支援、ありがとうございました。

情勢悪化で家に帰れないミャンマー避難民に水や食料を届けます!

寄付受付開始日:2021/06/21

  • 領収書なし
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ジャングル内での避難生活

特定非営利活動法人 ADRA Japan

プロジェクト概要

更新日:2022/05/17

ミャンマーでは、2021年2月以降の情勢悪化を受け、多くの避難民が発生しています。(2021年9月10日更新)

厳しい避難生活が7カ月続いています。
ミャンマー国内で、2021年2月に治安状況が悪化してから約7カ月が経過します。
ミャンマー国内で避難している人々の52%が女性、37%が子どもです。
長期化するミャンマーの不安定な情勢の中で、国際社会のサポートは、追いやられた人々にとっての命綱になります。

2021年に新たに国内で避難をしているミャンマー国民は7月までで、およそ32万人に上ります。2月1日以降、ADRAはミャンマー南東部や北西部を中心に5,700人以上の避難民を対象に食料支援をしてきました。

ミャンマー北西部では120世帯(600人)に対し、お米の支給を行い、さらに300世帯に支援する予定です。今後もミャンマー南東部や北西部にて、食料・医療・水の支援を計画しています。

厳しい避難生活を耐え抜くミャンマーの人々のために、引き続き皆さまからの温かい支援をお待ちしております。

ジャングルの中で食べ物を探したりしている避難民の52%は女性、37%が子ども。食料を届ける支援に取り組んでいます。

命の危険にさらされている避難民を支援するため、みなさまのご協力をお願いいたします。

ミャンマーでは2021年2月以降の治安悪化の影響で、多くの避難民が発生しました。ADRA Japanが活動しているミャンマー東部でも、村を離れ、タイとの国境付近のジャングルや洞窟などに逃げ隠れ、避難している人々が多数います。また、タイとの国境に位置するサルウィーン川を越えてタイ側に逃げようとしている避難民も数多くいます。

避難民には多くの女性や小さな子どもたちが含まれています。家に戻ることができない人々は、厳しい自然環境の中で最低限の食料さえも得ることもできず、その命が危険な状態にあります。3月下旬から、情勢がさらに悪化し、避難民の数が急増しています。

ADRA Japanは、先行きが見えない治安情勢の中、タイ国境付近に避難している人々や、今後タイに避難する人々が生き延びるための緊急支援を実施します。

具体的には、避難民に対して、以下のような緊急支援物資を提供する予定です。
・食料、水(貯水タンク、ろ過機など)
・衛生用品、医薬品、
・生活必需品(毛布、蚊帳、マットなど)
・避難シェルター
・新型コロナウイルス感染予防・対処物資など

緊急支援物資を船に積んでいる様子
以前提供した避難民235人分の米
以前提供した避難民235人分の魚の缶詰
以前提供した避難民235人分の食料油
ジャングル内で一時避難している竹製テント

ADRAはミャンマーのタイ国境付近の人々に対し、長年支援してきた実績があります。

また、ADRAは2009年よりタイの避難民キャンプで生活する人々に対して、教育や保健といった活動を行ってきました。今後は数千人規模のミャンマー避難民がタイに流入すると想定されており、ADRAはタイ側で以下のような避難民支援活動も計画しています。

・避難民受付センターでの情報伝達に関する支援(身を守るためのコミュニケーション物資、情報・教育・通信に関わる物資などの提供)
・性別に応じた衛生用品(せっけん、歯ブラシ、歯磨き粉、生理用ナプキン当)などの配布
・生活用品(調理・食事用品など)の配布 など

ミャンマー東部において、多くの避難民は、生きていくために最低限必要な食料や水を得ることができず、また命を守る避難シェルターなどに入ることもできない状況です。その中には、小さな子どもや妊婦、高齢者も含まれています。今後、現地情勢の混乱が長期化し、支援を必要とする人々が急増する可能性もあります。

いただいたご寄付は上述のミャンマー国内の緊急支援物資やタイ側での避難民支援活動に大切に活用させていただきます。ジャングルで避難生活をしている人は、月に1,000円分の食料支援があると健康を維持できるカロリーをとることができます。また、約3,000円あれば、10人がジャングルの中で雨風をしのぐシェルターの材料としてタープシートを購入できます。

みなさまの支援が、避難生活で命をつないでいるミャンマー避難民の生きる力になります。みなさまの温かいご支援をよろしくお願いします。

寄付金の使いみち

いただいたご寄付はミャンマー避難民の支援活動のための資金として大切に活用させていただきます。
なお、ご寄付のうち最大20%を運営費(事務所の管理運営費、活動のための費用など)として使用させていただきます。

活動情報

更新日:2022/05/17

避難を強いられている方延べ10,000人以上に食料や医療支援を届けることができています

温かいご支援をお寄せいただき心より感謝申し上げます。

2021年2月以降、情勢が悪化しているミャンマーでは、依然として人々が厳しい生活を強いられています。

UNHCRによると、ミャンマー国内で937,000人以上の避難民が発生しています(※1)。

特にミャンマー南東部では、数カ月にわたって空爆が続き、人々が命を守ることが難しくなっており、避難民が増加しています。

ADRAは皆様からのご支援のもと、避難民が多く発生しているミャンマー南東部・カレン州にて支援活動に取り組み、避難されている方々に、食料支援や医療支援などを届けることができております。

(※1)UNHCR REGIONAL BUREAU FOR ASIA AND PACIFIC (RBAP)MYANMAR EMERGENCY UPDATEas of 4 May 2022

空襲から逃れ、洞窟やジャングルの中に身を潜める避難民の方々(2022年2月・カレン州)

避難をしている方々は、ジャングルや洞窟の中に身を潜めており、基本的な医療サービスを受けられる環境がありません。

そこでADRAは、基本的な医療ケアを提供できる現地パートナーと連携し、
医薬品などを備えたチームを避難者の元に送っており、すでに2,340人以上の方に医療サービスを提供することができました。

目立たない夜間に医療サービスを提供(2022年2月・カレン州)
より高度な治療が必要な方をクリニックに移送(2022年2月・カレン州)

また、食料の確保が困難な避難生活が続く中、ADRAは地元のパートナーの協力のもと、お米やひよこ豆、食用油などの入った食料パッケージを2,100人の方々に配布することができました。

さらに、支援を必要としている5,760人の避難民の方々に毎月食料を届ける
支援もスタートしています。

食料パッケージの配布(2022年2月・カレン州)

今後は、医療サービスの提供や食料支援を続けながら、避難生活における衛生状況と水へのアクセスを改善するため、衛生用品や浄水フィルターの配布のほか、トイレの設置や、地域全体の水源の復旧・拡張や、重力を利用した送水システムの整備にも取り組んでいきます。

この活動により、20,000人の方の衛生環境と水へのアクセスが改善する予定です。

またカレン州以外にも高い緊張状態が続き、多くの方が避難を強いられている地域があります。

ADRAはそれらの地域にも支援の手を広げていけるよう、調整を進めています。

治安状況は厳しく、危険と隣り合わせの中ではありますが、皆様のお支えのもと、今後も避難生活を強いられている方々に寄り添い、支援を届けてまいります。

こちらのYahoo!ネット募金は受付を終了していますが、アドラでは引き続きミャンマー募金特設サイトにてご寄付を募っております。

今後の活動報告は、ブログやホームページでご覧いただけますと幸いです。皆様の温かいご支援に心より感謝申し上げます。Yahoo!ネット募金を通してご協力いただきました皆様、本当にありがとうございました!

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寄付総額
373,075
目標金額
1,500,000
達成率24%
寄付人数
782

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    Tポイントを使って1ポイントから寄付できます。
Yahoo!ウォレット
クレジットカードで100円から寄付できます。

プロジェクトオーナー

特定非営利活動法人 ADRA Japan

ADRA Japanは、人間の尊厳の回復と維持を実現します。

ADRA(アドラ)は、Adventist Development and Relief Agencyの略称で、途上国や災害被災地において開発支援や緊急支援活動をおこなう国際NGOです。世界最大規模の世界約120カ国に支部を持ち、人種・宗教・政治の区別なく、自然災害や紛争の被災者、医療を必要としている人々、教育を受けられない女性や子どもに対する緊急支援や自立を目指した活動をおこないます。

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