寄付の受付は終了しました。
合計で486,163円のご支援をいただきました。多くのご支援、ありがとうございました。

【新型コロナ緊急支援】
感染爆発のインドに命をつなぐ酸素を届けたい!
(ADRA Japan)

寄付受付開始日:2021/05/18

  • 領収書なし
[【新型コロナ緊急支援】 感染爆発のインドに命をつなぐ酸素を届けたい! (ADRA Japan)]の画像
毎日3,000人以上が命を落としています。病院で酸素が足りません。

特定非営利活動法人 ADRA Japan

プロジェクト概要

更新日:2022/01/07

感染爆発が起きているインドでは、酸素が足りず毎日多くの命が失われています。空気から医療用の酸素を作り出し、インド全土の病院に届ける活動を支援してください。

酸素発生装置(OGP)で医療用の酸素を空気から作り、病院へ届けます。防護服の配布やワクチン接種センターの開設も進めます。

新型コロナウイルス感染症の感染爆発が起きているインドでは、連日40万人以上の新たな感染者が確認され、毎日3,000人以上が命を落としています。5月11日は1日で4,000人を超えました。

感染があまりに早く広がったため、どの病院も病床が足りず、特に酸素供給不足が深刻です。

5月初旬、新型コロナウイルス感染者の治療にあたっている首都デリーにある病院がICU(集中治療室)の酸素があと30分で切れてしまうとTwitterでSOSを出したところ、残り5分のところで酸素ボンベが届き、やっと命がつながったということがありました。ですがそのような奇跡は続かず、その後も感染者数は爆発的に増えています。

酸素がない、ベッドがない、薬がないという理由でたくさんの命が失われ続けています。

現地で活動を続けているADRA職員の友人は、新型コロナウイルス感染がわかった2人の友達のために酸素を探し回り、やっとの思いで1本の酸素を手に入れました。

しかし、1本で2人を助けることはできません
どちらにその酸素を使うのか、選ばなければならない事実に家族とともに直面する様子を目の当たりにすることになりました。

酸素が足りないためにあまりに苦しい選択を迫られている人が数多くいます。

また、新型コロナウイルス感染症によって親を奪われてしまう子どもも増えています。
たった一晩で両親を失ってしまい、施設に送られた子どもや、亡くなった母親の横で2日間なんとか生き延びていた子が保護されるという事態もたった数日の間に起きています。

それが今のインドの状況です。

このような中、世界中で新型コロナウイルス感染症対策の支援活動を行っているADRAは、インドで3つの支援に力を入れて取り組んでいきます。

1.圧倒的に足りていない酸素をインド各地の病院に届けること
この緊急事態に、酸素がどこからか運ばれてくるのを待っていては間に合いません。そのため、空気中から医療に使えるレベルの酸素を取り出すことができる酸素発生装置(Oxygen Generation Plant:OGP)をインド北西部にある都市スラートの病院に設置し、各地の病院に酸素を届けられるようにします。

機器の設置後、速やかに各地の病院に酸素を届けられるように、現在医療機関のネットワークと連携を強化しています。

空気中の酸素を利用するので、他国からの輸入を待つ必要がありません。

2.PPEキットと呼ばれる感染から身をまもるための防護服やマスクなどのセット、そして医療機器を医療機関に届けること

医療従事者を守り、一人でも多くの命が守られるよう、3,000セットのPPEキットをはじめとする必需品を医療機関に届けます。すでにこれらを確保している業者と調整をしており、すぐに調達できる準備が整っています。

医療従事者を守ることも最優先事項です

3.ワクチン接種センターの設置
インドの医療NGO「ドクターズ・フォー・ユー」と協力し、首都デリーとインドの中でも特に貧しい地域の一つである北東部のビハール州、合計12カ所でワクチン接種をスタートできるように準備を進めています。

インドは今、大変苦しい状況ですが、現地で働いているADRA India(インド支部)のスタッフは希望を捨てていません。

感染爆発が起きているインドに支援を届け、これ以上の犠牲者や感染者の増加を食い止めることできるよう、ご支援をよろしくお願い申し上げます。

「今インドで起きていること」ADRAインド支部とのネットライブ(5月4日)YouTubeの自動翻訳で日本語字幕が表示可です

寄付金の使いみち

皆さまのご寄付は、インドでの新型コロナウイルス感染症対策支援活動の資金として、酸素供給支援活動、PPEキットの調達と配布、ワクチン接種活動および活動のための運営費として使用させていただきます。

インドでの活動には
・Oxygen Generation Plant :1基約14万ドル×2基(約3,000万円)
・ワクチン接種センター運営:1カ所約5,000ドル×12カ所(約650万円)
・PPEキット購入:1セット約8ドル×3,000セット(約260万円)

のほか、酸素濃縮器や人工呼吸器など、モニターなどの医療機器(約1,000万円)、現地で働くチームの人件費(約150万円)、輸送や移動(約65万円)など、合計で約5,300万円の資金を必要としています。

現在、世界のADRA支部の働きかけにより約半分の2,400万円が集まっていますが、まだ2,900万円が足りません。

Yahoo!ネット募金では皆さまのご協力のもと1,000万円を集めたいと思っております。

お一人お一人の1円からできるポイント寄付、100円からできるクレジットカード寄付、そしてSNSなどでのシェアを通した広がりによって、ご支援をいただけましたら大変嬉しく思います。

よろしくお願いいたします。

※募金額の最大20%を運営費として、活動を支える事務所の管理運営費や調査活動のために大切に活用させていただきます。

#新型コロナウイルス支援_海外
#新型コロナウイルス緊急支援

活動情報

更新日:2022/01/07

【ご支援いただき、ありがとうございました!】(2021年12月28日更新)

この度は、新型コロナウイルス感染症の「感染爆発」が起きていたインドの緊急支援にご寄付を賜り、大変感謝いたします。

アドラ・ジャパンは皆さまからお寄せいただいたご支援と、世界中のアドラネットワークから寄せられた支援金を用いて、多くの支援を実施することができました。

各医療施設に届けられた酸素濃縮器などの医療機器

インドでは2021年の4月から5月にかけて、一時は1日の新規感染者数が連日40万人を超え、1日に3,000人以上が命を落とす事態になりました。感染があまりに早く広がったため、どの病院も病床が足りず、特に酸素供給不足が深刻でした。

この危機的な状況を受けてアドラは緊急支援を開始しました。Yahoo!ネット募金さまを通じてのご寄付の呼びかけに対し、1,107人の方が応じてくださり、合計486,163円のご寄付をいただきました。

各医療施設に届けられた人工呼吸器とマルチパラメーター

このご寄付とアドラに直接寄せられたご寄付を用いて、アドラは、11州の病院に酸素発生装置や酸素濃縮器、人工呼吸器、ICUベッド、医療従事者のための防護服セットなど、各病院で治療に必要な医療資機材を届けることができました。また、現地パートナーNGOのDoctors For Youと協働でビハール州とデリーにある3つの予防接種センターにおいて16,600本以上のワクチン接種を提供できました。

病院にて酸素発生装置を設置

12月現在は、インドの新規感染者数は1日約7,000人の感染者数で推移しており、一時期より大分落ち着いています。病院に寄贈した酸素発生装置などの機器は今も治療のために活用されています。

皆さまのお力添えにより、インドにおける新型コロナウイルスの脅威と戦う一助になることができました。ご協力いただきありがとうございました。

【感謝の声が届いています】(2021年6月24日更新)

1日あたりの感染者数が一時期30万人~40万人という状況が続いたインドでは、治療用の酸素が足りずに多くの方が適切な治療を受けることができませんでしたが、皆様からのご支援のもと、必要な機材などを届けることができています!

動画は、支援を届けている病院のうちのひとつ、インド北西部のグジャラート州にある病院からのものです。

Yahoo!ネット募金をはじめ、ADRA Japanに直接お寄せいただいたご寄付、また世界のADRAネットワークに集まった寄付を合わせて、インドの各地の病院に、酸素発生装置や酸素濃縮器、医療従事者のための防護服セットなど、治療に必要な医療機器や物資を届けることができていますこと、心より感謝いたします。

動画でもご覧いただける通り、適切な濃度の医療用酸素を用いた治療を受けることができなかったことで病状が長引いていた患者さんも、ADRAから届けた機器による治療により短期間で劇的に症状が回復し、元気な姿を見せてくださいました。

また、ADRAインド支部は現地パートナーNGOのDoctors For Youと協働でワクチン接種も進めており、ビハール州で1,200人以上にワクチンを提供しています。ニューデリーでも2カ所のワクチン接種センターを開設するため準備をしているところです。

インドでは、感染ピーク時との比較では感染者数は落ち着いて見えるものの、現在なお1週間の平均で、1日当たり5万6,000人以上の新規感染者が出ています。これは日本の約40倍です。

2021年6月23日のニュースによると、感染力がさらに強い新たな変異株も確認されています。また、新型コロナ感染者の間で広がっているムコール病(黒い真菌とも呼ばれる)の懸念も残っています。

引き続き、現地のニーズに対応するため、ご寄付は6月30日まで受け付けています。

皆さまの温かいご支援をよろしくお願いいたします。

※当募金ページに記載の内容については、プロジェクトオーナーが責任を負っており、LINEヤフー株式会社が責任を負うものではありません。詳しくは免責事項をご覧ください。
※本ページの「プロジェクト概要」「活動情報」「寄付金の使いみち」に掲載のリンクは、外部サイトに移動します。

寄付総額
486,163
目標金額
10,000,000
達成率4%
寄付人数
1,107

※寄付をするには Yahoo! JAPAN IDの取得(無料)が必要です。

  • T-point
    Tポイントを使って1ポイントから寄付できます。
Yahoo!ウォレット
クレジットカードで100円から寄付できます。

プロジェクトオーナー

特定非営利活動法人 ADRA Japan

ADRA Japanは、人間の尊厳の回復と維持を実現します。

ADRA(アドラ)は、Adventist Development and Relief Agencyの略称で、途上国や災害被災地において開発支援や緊急支援活動をおこなう国際NGOです。世界最大規模の世界約120カ国に支部を持ち、人種・宗教・政治の区別なく、自然災害や紛争の被災者、医療を必要としている人々、教育を受けられない女性や子どもに対する緊急支援や自立を目指した活動をおこないます。

この団体に関連するプロジェクトはこちら

領収書発行について

このプロジェクトでは領収書の発行をおこなっておりません。

Facebookコメントで寄付先への応援をお願いします

記入された応援のコメントは、寄付先団体およびYahoo!ネット募金の広報・宣伝活動(記者会見やプレスリリースでのご紹介等を含む)に 使用させていただく場合がございます。
ご了承の上、コメントを記載いただきますようお願いいたします。(2020年9月23日追記)

※本コメント機能はMeta Platforms Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対してLINEヤフー株式会社は一切の責任を負いません。

メルマガの配信登録/解除はこちら

注目のプロジェクト