• 概要
  • 活動情報 2018年7月23日 更新

引退競走馬を1頭でも多くセカンドキャリアへ!

未来を明るくするサンクスホースプロジェクト。私たちは引退した競走馬をリトレーニングしています。
皆さまからの温かい支援をお待ちしています。

サラブレッドの新しい可能性を導く「サンクスホースプロジェクト」

鮮やかな緑色の芝をさっそうと駆けるサラブレッド。
生まれたときから「速く駆ける」ためだけに訓練されてきた馬たちが、競走馬として活躍できるのは5年もありません。

エリートのサラブレッドも、生産馬として生き残れるのはほんのわずか。

引退後に生産馬(種馬)として生きていけるのは、誰もが知る有名馬のみで、他のほとんどの馬たちは、すぐに哀しく生涯を閉じていきます。

サラブレッドは、馬の中ではエリート中のエリート。
もっと愛されるはずだった。
人間のためにつらい調教にも耐えてきた。
そんな馬たちの最期があまりにもあっけないという、事実。
そんな多くの引退馬たちの生涯を変えたいという思いから、2016年、JRA調教師 角居勝彦氏を中心に「サンクスホースプロジェクト」が発足しました。

サンクスホースプロジェクトでは、速く駆けることしか知らない馬たちを再調教(リトレーニング)し、人ともう一度関わることで新たな生き方を導き出します。

Yahoo!ネット募金での寄付をはじめ、皆さまのあたたかいご支援をお願いいたします。

簡単ではない、サラブレッドのリトレーニング

たとえ馬に慣れていない小さな子どもが乗ったときでも、ゆったり穏やかに接することができるように、馬たちを調教し直すのがリトレーニングです。
リトレーニングの間、当然ながら飼料代をはじめ、きゅう舎管理費、ケガや病気の際の治療費、世話をするための人件費など膨大な費用がかかります。

セカンドキャリアの道を開くためには、去勢手術が必要な場合も。

晴れの国おかやまの真ん中でリトレーニングを実施

リトレーニングを行う岡山県吉備中央町は、なだらかな高原地帯で災害も少なく、馬たちの生育に適したのどかな環境。

リトレーニングのようす

吉備高原サラブリトレーニングでは、プロジェクト発足から2年間で約50頭の引退サラブレッドをリトレーニングし、セカンドキャリアの道へと送り出しました。2018年は約40頭の馬たちを迎え入れる予定です。
「1頭でも多くの馬たちに明るい生涯を」
その思いを胸に、今日も活動を続けています。

セカンドキャリアを歩み始めた引退サラブレッドは過去2年で50頭

【約50頭のサラブレッドたちが活躍をしています】
~代表的なサラブレッドご紹介~

◆ホースセラピー馬として活躍中
ラッキーハンター
乗馬体験や子ども達の療育などホースセラピー馬として現在活躍をしています。

◆馬術大会でも好成績を収め、第2の人生で開花
ジャストヴァーティクト(ジャストヴィークル)
困難な去勢手術を経験しながらも見事に第2の人生を開花させました。今では全日本大会でも入賞するなどの成績を収めるまでになりました。今は新たな馬主さんの元で、競技会に出場するなど活躍しています。

◆地域の伝統行事として活躍
スケッチブック
愛媛県今治市菊間町で開催される、伝統行事「お供馬の走り込み」に活用されています。2017年秋に開催された際には、中学2年生男の子を乗せて走るなど、伝統行事にも活躍の場を広げるまでになりました。

◆有名馬も続々とプロジェクトに入りリトレーニングをスタート
賞金3億円以上を稼いだエアソミュール号や、角居きゅう舎で活躍したフルーキーもプロジェクトに入りリトレーニングをスタートさせています。これからもどんどん活動の輪を広げていきたいと思っています。

寄付金の使いみち

吉備高原サラブリトレーニングの活動資金として、主に、引退競走馬のリトレーニング費(人件費・設備費など)・馬房管理費(清掃費・えさ・おがくず代など)・装蹄(そうてい)費・去勢代・輸送費・競技会参加費などに活用されます。