寄付受付開始日:2018/07/23
更新日:2024/08/05
ここ数年「ウマ娘」の人気もあり新たなファン層を獲得し、日本ダービーなどのG1レースは毎年盛り上がり、華やかな競馬の世界。
その一方で、年間7,000頭が生産され引退していく馬は5,000頭と言われています。繁殖にあがれる馬はほんの一握り。受け入れをする乗馬クラブにも限りがあり、どこへ行ったのかわからない馬たちも数多くいます。
日本でもここ数年で引退競走馬のその後について関心を持つ方や引退競走馬支援団体も増え、その支援の輪は広がりを見せていますが、引退競走馬をサポートする仕組みはまだまだ充分とは言えません。
馬の寿命は平均で25歳から30歳と言われています。現役で走っていた時より、引退後の方が長いのです。サラブレッドは速く走るために品質改良をされ、その分とても繊細で臆病な気質を持っています。
競走馬としてトレーニングを受けてきている馬たちは引退後すぐに乗馬クラブへ行ってもその扱いが難しく、犬や猫などに比べて体も大きいため、食費や装蹄、けがや病気の際の治療費などお世話をするのに費用がかなりかかります。
簡単ではない、サラブレッドのリトレーニング(再調教)
馬は草食動物なので、肉食動物から逃げる習性を持っています。また馬は群れで行動をすることから、そこには安心・安全・快適を伝えるリ―ダ―が必要となります。
リトレーニングでは、人との信頼関係やリーダー(人)のそばにいると安心で安全ということを馬に教えていきます。競走馬のメンタルや筋肉を乗用馬のメンタルや筋肉に作り変える……
いわばF1マシーンをファミリーカーへ変えていくというイメージです。
引退競走馬たちのセカンドキャリアでは、子供から大人、乗馬をしたことのない人から乗馬経験者まで幅広い層の人たちを乗せ、関わりあっていくことです。
馬の適性を見ながら、障害飛越の練習をしたり、人を乗せて引馬の練習をしたりとその馬の持っている特性や性格に合わせたトレーニングをすることを心がけています。
リトレーニングは一見簡単そうに思えるかもしれません。ですが、馬自身の気分が乗らなかったり、1日でも空いてしまうと教えたことがリセットされてしまうため、時間と忍耐が必要な作業なのです。リトレーニングスタッフたちはほぼ毎日、雨の日も風の日も、暑い日も寒い日も関係なく馬たちと向き合いながらリトレーニングに取り組んでいるのです。
「競走馬」といえば気性が荒かったり、闘争心が激しい印象が強いと思いますが、優しくて温厚な馬、繊細で怖がりな馬、怒りん坊な馬など10頭いればみんな違います。
大切なのはそれぞれの持っている特性に合わせてリトレーニングをしていき、その馬に合う道につないでいくことです。
「ホースセラピー」癒やしを求める人たち
昨今のコロナ禍において、乗馬は屋外でソーシャルディスタンスを保ちながら運動不足を解消できると人気を集めています。
馬を通して癒やしを感じる人も多いようです。馬の持ついろいろな魅力を多くの方に感じていただき、馬という動物がわたしたちにとってより身近な存在になり、共生できる社会を目指したいという思いで活動しています。
※本プロジェクトは、2022年7月に以下のプロジェクトタイトルより変更しています。
(変更前)
あなたはご存じですか?
引退サラブレッドのほとんどが哀しく生涯を閉じています。
なお、変更した月の前月以前より継続寄付を選択いただいている寄付者の皆さまには、2022年8月より新しいプロジェクトタイトルにて寄付の決済がなされます。ご了承ください。
引退競走馬の「リトレーニング(再調教)」に活用させていただきます!
このプロジェクトの80%を超える資金は、ガバメントクラウドファンディングのふるさと納税を使わせていただいています。
リトレーニングには馬房管理の水道・光熱費やえさ代、リトレーニング人件費など毎月多くの費用がかかります。
皆さまのご支援なくしてはこのプロジェクトが拡大していけないのが現状です。
強くて、優しく賢い馬たちにセカンドキャリアを提供することは、私たち人間の生活にも豊かさや癒しをもたらします。
皆さまからの温かいご支援をよろしくお願いいたします。
【皆さまからの寄付金の使いみち】
1.引退競走馬のリトレーニング費用・管理費
・馬のえさ代
・馬房のおが粉代
・馬房管理・清掃費
・馬が健康に過ごすための医療費、去勢手術代など
・リトレーニングにかかる人件費
2.厩舎(きゅうしゃ)の修繕・建設費用
リトレーニング中の馬たちが安全に過ごせる厩舎(きゅうしゃ)の建築、修繕、補修に活用させていただきます。
3.馬術競技会などへの参加費
さまざまな実績を残すため、馬術競技などの大会への参加も予定しており、そのための競技参加費として活用させていただきます。
競走馬としてあまり活躍できなかった別のステージで再び立ち上がるためのチャンスの馬でもあります。
4.安全に馬を運ぶための輸送費
馬を安全に運ぶための費用にも活用させていただきます。
2021年も栗東トレセンから岡山までや岡山から石川県まで馬を運びました。
#animalwelfare
更新日:2024/08/05
認定NPO法人の有効期間終了に伴い、2024年6月12日以降に当団体に着金いたしましたご寄付につきましては、寄付金控除が受けられなくなります。
寄せられたご厚意に対し、ご迷惑をおかけいたしますことをお詫びいたします。
本件についてのお問い合わせは、お手数ですが下記までご連絡をお願いいたします。
TEL:0867‐34‐9222
お問い合わせフォーム
2016年6月に「特定非営利活動法人吉備高原サラブリトレーニング」を立ち上げ、引退競走馬を受け入れてリトレーニングし、乗用馬やセラピーホースなどへのセカンドキャリアへとつなぐ活動に尽力してきました。
皆さまからのご支援により、これまでに約200頭を受け入れてリトレーニングし、セカンドキャリアへとつなぐことができました。卒業生たちは、全国の乗馬クラブや大学馬術部、祭事、セラピーなどで活躍しています。
2019年6月には認定NPO法人へ移行し、同年9月より「認定特定非営利活動法人サラブリトレーニング・ジャパン」として、リトレーニングだけでなく、子どもたちに馬に親しんでもらい、命の大切さや乗馬の楽しさを学んでもらう取り組みを2021年より開始しました。初年度は地元の吉備中央町内の幼稚園や小学校だけでしたが、2023年には、お隣の高梁市や奈良県天理市、大阪府枚方市、兵庫県上郡町などにも輪を広げてより多くの子どもたちに馬にふれてもらう機会を提供しています。
また、引退競走馬のリトレーニング、リトレーニング技術の講習や乗馬技術の向上を目的とした講習会、リトレーニングした馬たちと馬を必要としている乗馬クラブなどへマッチングするリトレーニングセール、リトレーニングが実際に見学できる施設見学デーの開催を行っています。
開催予定のイベントについてはこちら
【2023年度寄付実績】
目標金額:60,500,000円
達成金額:74,887,151円
※上記はYahoo!ネット募金だけでなく、他も含めた金額
たくさんの温かいご支援をありがとうございます。引き続き、引退競走馬をセカンドキャリアへとつなげ、将来的には卒業生たちが役目を終えた後にのんびりと余生を過ごせる養老牧場を運営していけたらと思っておりますので変わらぬご支援をいただけますと幸いです。
※当募金ページに記載の内容については、プロジェクトオーナーが責任を負っており、LINEヤフー株式会社が責任を負うものではありません。詳しくは免責事項をご覧ください。
※本ページの「プロジェクト概要」「活動情報」「寄付金の使いみち」に掲載のリンクは、外部サイトに移動します。
※寄付をするには Yahoo! JAPAN IDの取得(無料)が必要です。
特定非営利活動法人サラブリトレーニング・ジャパンは日本初の引退サラブレッドリトレーニング施設です。
吉備中央町長山本雅則、JRA最多賞金獲得調教師角居勝彦、乗馬全日本チャンピオン西崎純郎の3人が中心となり競馬を引退したサラブレッドのリトレーニング(再調教)をふるさと納税を活用して行っています。
引退したサラブレッドがリトレーニングを積み、多様に利活用されることにより新しい馬事文化を構築し、引退競走馬がわたしたちにより身近な存在になることを目標としています。
リトレーニングされたサラブレッドはチャリティーオークションで売買され、その収益は引退競走馬支援のために使われます。
※サラブリトレーニング・ジャパンは2024年6月12日をもって、認定NPO法人の有効期間を終了いたしました。これにより、寄付金控除対象団体ではなくなりましたため、寄付金控除が受けられなくなります。
このプロジェクトでは1回3,000円以上の寄付から領収書の発行が可能です。
※クレジットカードでの寄付に限ります。詳しくはヘルプページをご参照ください。
特定非営利活動法人サラブリトレーニング・ジャパンのプライバシーポリシーは、https://www.thoroughbret.org/privacy/をご覧ください。
なお、Yahoo!ネット募金に関し、LINEヤフー株式会社より提供を受けた個人情報については、次の目的の範囲においてのみ利用します。
寄付金に関する領収書の送付(当団体がYahoo!ネット募金での寄付者に対して領収書発行を行う場合)
以上
Facebookコメントで寄付先への応援をお願いします
記入された応援のコメントは、寄付先団体およびYahoo!ネット募金の広報・宣伝活動(記者会見やプレスリリースでのご紹介等を含む)に 使用させていただく場合がございます。
ご了承の上、コメントを記載いただきますようお願いいたします。(2020年9月23日追記)
※本コメント機能はMeta Platforms Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対してLINEヤフー株式会社は一切の責任を負いません。