人々の営みを支えて日本一の草原を守ろう!
~阿蘇草原再生募金~

寄付受付開始日:2018/04/19

  • 領収書なし
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阿蘇の草原で草を食む、あか牛

阿蘇草原再生協議会

プロジェクト概要

更新日:2022/05/31

阿蘇の草原は、多くの人々に恵みをもたらしているかけがえのない資産です。

噴煙を上げる火山とともに人々を魅了してきた広大な草原。
そこは牛や馬を育てる場として利用され、そして野生動植物のすみかでもあります。また、九州を流れる6つの一級河川の源流域に位置し、豊かな水を育む役割も果たしています。

ハナシノブ(絶滅危惧Ⅰ類)。阿蘇周辺の草原だけで見られる。草原がなくなれば失われる種。

阿蘇の草原は、長い間「放牧」、「採草」、「野焼き」など地域の人々のなりわいにより維持管理されてきました。

春、柔らかい青草が茂る草原に肥後のあか牛が放牧される。(牛たちも草原の維持に一役買っている)
秋に草原の草を刈って干し草にする作業。(採草を行うと、多種多様な草原の花が見られるようになる)
早春に枯草を焼く「野焼き」。(危険を伴う作業で、地域の方たちだけでは人手が減って実施が難しくなっている)

しかし今、草原の存続が危うくなっています。

例えば、「野焼き」。春先に枯草を焼いて新しい草の芽吹きを促す大切な作業で、草原が樹林化するのを防ぐ役割もあります。
その野焼きが、高齢化や後継者不足により続けられなくなっています。野焼きを止めれば、草原はヤブになり、草原の風景はなくなり、生きもののすみかとしても質がかわってしまいます。また、水源涵養機能も衰えることがわかっています。

野焼きを止めると次第に草原はヤブに変わる。(そこでは草原の動植物は生きられない)

草原の危機についてくわしくは、以下のサイトへ
<阿蘇草原再生プロジェクトホームページ>

阿蘇草原再生募金は、2010年の設立以降、地域の人々の営みを力強く続けて草原の恵みを引き継ぐため、さまざまな草原保全活動の支援に活用されています。

ぜひ、みなさまのご協力をお願いします。

寄付金の使いみち

ご寄付は、阿蘇の草原を保全するため、放牧の促進、草の利用促進、野焼きなどの活動支援、また普及啓発や広報などに使用します。

これまでの支援内容一覧
年度ごとの収支決算報告

活動情報

更新日:2022/05/31

いただいた寄付金で草原を守る活動を支援します

阿蘇草原再生募金を活用して、これまでに以下のような活動を支援しました。

<活動支援内訳:2011~2018年度>

2016年4月の熊本地震で被害を受けた草原の維持管理施設補修など、5団体へ計330万円の緊急支援を行いました。

地震で大きな被害を受けた草原の管理道
支援を受けて復旧した様子
助成を受けて導入された繁殖用あか牛は草原に放牧されます(いきいきとした草原を保ちます)
毎年の野焼きや輪地切り活動に野焼き支援ボランティアを派遣(地域の営みを支える大きな力に)
地元の方から草原について学ぶ子どもたち(将来の担い手を育てています)

※当募金ページに記載の内容については、プロジェクトオーナーが責任を負っており、LINEヤフー株式会社が責任を負うものではありません。詳しくは免責事項をご覧ください。
※本ページの「プロジェクト概要」「活動情報」「寄付金の使いみち」に掲載のリンクは、外部サイトに移動します。

寄付総額
596,847
寄付人数
3,153
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プロジェクトオーナー

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阿蘇草原再生協議会

阿蘇の草原保全活動に取り組む地元牧野組合やNPO・NGO、行政、研究者などのさまざまな団体や個人が集まった、自然再生推進法に基づく協議会です。平成17(2015)年12月に発足。2019年8月現在、259団体・法人および個人が参加しています。

    この団体に関連するプロジェクトはこちら

    領収書発行について

    このプロジェクトでは領収書の発行をおこなっておりません。

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