産まれてすぐに殺される、そんな悲劇をゼロにするために

寄付受付開始日:2018/04/18

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公益財団法人どうぶつ基金

プロジェクト概要

更新日:2024/07/17

公益財団法人どうぶつ基金を知ってください。

どうぶつ基金は1988年に神奈川県横浜市で設立された公益財団法人です。

鳴き声がうるさい。ノラ猫が子どもを産んで増えた。
引っ越しで飼えなくなった。大きくなって邪魔になった。
そんな身勝手な理由で保健所に持ち込まれる犬や猫は年間約5万3千頭(環境省 2022年度)。そのうち約23%が殺処分となり、恐怖と苦痛のなかで命を奪われます。
殺処分数1万頭超、悲しいことにこれが日本の現実です。

彼らはモノではありません。命があります。
思い通りにならない、途中で飽きた、うるさい、数が増えたからといって殺せばいいというものではありません。

不要犬として保健所に持ち込まれた子犬

どうぶつ基金は、1日も早く殺処分ゼロを達成し、すべての生きものの命を尊重できる優しい社会を実現するため、「さくらねこTNR」や犬猫の新しい飼い主を探す活動の助成などを行っています。

猫と人が平和に共存できる「さくらねこTNR」

保健所に持ち込まれるノラ猫の約84%が離乳前の子猫であるという事実から、殺処分ゼロを1日も早く達成するには、「殺されるために生まれてくる命を減らす」ことが重要です。

ノラ猫やノネコに殺処分は必要ありません。
繁殖を防いで、汚物や鳴き声などネコの増えすぎによる問題を解決し、猫と人が平和に共存できる社会を作る、そのための画期的な手段がTNRです。

Trap(トラップ):捕獲して
Neuter(ニューター):不妊手術をしてサクラ耳カット
Return:(リターン)元の場所に戻す

TNRとは、猫をつかまえ、不妊手術をして、元いた場所に放すこと。
TNRを先に行うことで地域猫活動も円滑に進みます。

不妊手術を受けた猫は耳をV字にカットして「さくらねこ」になり、それぞれの地域でみんなにかわいがられています。耳を切るなんてかわいそう、という声もありますが、さくら耳はネコが再度開腹手術をされないためのお守りです。

「さくらねこTNR」は多くの人たちの理解に支えられた、命の尊さを広める公益性の高い取り組みですが、常に資金不足が悩みです。

どうぶつ基金「毎月の寄付」について
■「毎月の寄付」とは?
どうぶつ基金の殺処分ゼロを目指す活動を、月々の寄付で継続的にサポートしていただくプログラムです。

1日100円、毎月3,000円あればオス猫1匹に無料TNR不妊手術ができ、殺処分から守ることができます。
1日166円、毎月5,000円あればメス猫1匹に無料TNR不妊手術ができ、ずっと見守っていくことができます。
1日233円、毎月7,000円のご支援で殺処分寸前に、センターから引き出された犬や猫1頭の援助ができます。

■なぜ、どうぶつ基金は「毎月の寄付」が、特にありがたいのですか?
合計の金額が多い、ということだけではなく、どうぶつ基金の殺処分ゼロを目指す活動を、月々の寄付で継続的にサポートしていただくことで、安定的にプログラムを実施することができます。これが大きいのです。多頭飼育崩壊への緊急対応など、スピードが問われるプログラムに取り組めるのも継続寄付があるおかげです。

寄付金の使いみち

無料不妊手術の費用が主です。犬猫の新しい飼い主を探す活動を支援するための助成金や、広報費、事務費、人件費などにも使われます。
どうぶつ基金は、活動と財務の透明性と説明責任を重視し、監査役による厳正な監査を経た「会計報告書」を含む「年次活動報告書」を公開しています。詳細は以下のページをご覧ください。

情報公開・活動報告書

#動物殺処分防止
"#猫の日"
"#animalwelfare"
"#popular"

活動情報

更新日:2024/07/17

活動実績

さくらねこ

■2023年度
さくらねこ無料不妊手術 53,093頭(累計33万頭突破)
行政による犬猫の団体譲渡事業推進のための助成事業 10,157,000円
出張手術 1回 109頭
多頭飼育救済支援 83件 1,593頭

【佐呂間町犬多頭飼育崩壊 救済支援】

「牛舎内で犬100頭を超える多頭飼育崩壊が発生」
北海道佐呂間町から届いたSOSの内容は衝撃的なものでした。現地視察を行ったところ、十分な餌も与えられず、不衛生な環境で過剰繁殖した犬が牛舎にひしめいており、当然、牛の飼育環境も不衛生で牛舎内に多数の犬がいることから相当なストレスがあり、犬も牛も明らかに動物愛護法違反の状態で飼育されていました。

すぐに支援を決定し、獣医師チームを編成して現地に出発。その時点で、地元ボランティア団体が子犬を保護するなどして手術が必要な犬は78頭でしたが、2頭は捕獲できず、残る76頭の不妊手術を実施しました。前例のない事態に官民が立場を超えて協働し、手術を終えた犬たちは家庭犬として新たなスタートをきるため、大阪府のボランティア団体に全頭保護されました。

※詳しい報告書は以下よりご覧いただけます。
佐呂間町 犬多頭飼育崩壊 一斉不妊手術 実施報告書 2023年度(PDF)

支援活動に対して、佐呂間町の武田温友町長より感謝状をいただきました。

※過去の活動実績は以下よりご確認いただけます。
活動実績

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寄付総額
73,689,074
寄付人数
178,343
現在の継続寄付人数:930
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プロジェクトオーナー

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公益財団法人どうぶつ基金

どうぶつ基金は、1988年からご厚意と寄付金に支えられ30万匹以上のネコの無料不妊手術(TNR)を行ってきました。

そのかいもあり、2006年に23万匹だったネコの殺処分は、約1万匹まで減少しました。どうぶつ基金は、いきもののため、そして人間社会のため、殺処分されるいきものを1匹でも減らそうと、里親探しNPO支援とTNR先行型地域猫活動を行ってきました。

この活動は同時に資金不足、理解不足との闘いでもあります。小さないのちを救うため、いのちの倫理観を守るため、あなたのご支援が必要です。

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領収書発行について

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