• いじめは“NO” 子どもたちに笑顔を!

  • 概要
  • 活動情報 2019年1月18日 更新

「ハートリボン運動」は、いじめをなくし子どもたちの笑顔を守るための運動です。シンボルのハートリボンは人を思いやる心を象徴しています。「きみのうれしいが ぼくのうれしい」この気持ちをみんなに持ってもらいたいと願っています。

「いじめをなくし子どもたちの笑顔を守る」をテーマに、未来を背負う子どもたちのために「命の大切さを伝え、いじめをなくし、思いやりのある社会」の実現を目指しています。私たちは異なる個性が集まって生きています。ひとり一人が違って当たり前、その違いを認め助け合い理解することが必要です。そんな人を思いやる感覚を子どもたちに伝えていくことで、いじめが少しでも無くなる社会になればと願います。

未来を背負う子どもたちのために、わたしたちができること。

いじめを無くすためには何をしたらよいのか? 何が効果的なのか? 誰も明確な答えを持っていません。人の心は形が見えるわけでもありません。明確な答えがなく形が見えなくても、本当に大切なことだからこそ私たちは取組んでいきます。

「子どもたちに、大切な命の尊さや人への思いやり、人としてのやさしさを伝えていきたい」。そんな思いで多くの皆様にご協力いただきながら、5つの「こども支援プログラム」を中心にさまざまな活動を行っています。ひとつ一つは小さな活動かもしれません。しかし、その小さな活動で救われる子どもたちがいることも確かです。一人でも二人でもより多くの子どもたちが救われれば、そこに私たちの活動意味と存在意義があると信じております。

いじめを無くすための啓発も大切です。シンボルのハートリボンを見たときに、「ああそうだ、いじめを無くさなくては」とあらためて思う、「人を思いやる」優しい気持ちになる、それぞれの心に問いかけるきっかけとして、ハートリボン自体が啓発のシンボルになればと期待します。私たちの活動が広がり、運動を推進していくことで、「いじめについて考える」「子どもたちのことを思う」機会が増えれば、思いやりのある社会に近づけるはずです。

私たちに「できること」として、多くの皆さんが、ハートリボン運動に賛同し、命の大切さを伝え、いじめをなくし、思いやりのある社会に向けて考え行動していただけることを願っています。

子どもたちの笑顔を守りたい!

【いじめの現状を知っていますか?】
いじめの認知件数は414,378件(平成29年度)児童1,000人あたり30.9件、1校当たりの認知件数は11.1件にもなります。統計データには現れないいじめを考えると、この数字は氷山の一角と言えるかもしれません。多くの子どもたちが巻き込まれているいじめ問題を、社会として大人として見過ごすわけにはいきません。

・仲間はずれ、無視、陰口をされた経験がある児童は約9割
・仲間はずれ、無視、陰口をした経験がある児童は約9割
いじめ問題に関する基本的認識は「深刻ないじめは、どの学校にも、どのクラスにも、どの子どもにも起こりうる」としています。
(※文部科学省「小中学生への6年間のいじめの追跡調査」平成28年6月より)

・いじめの認知件数は414,378件
(小学校317,121、中学校80,424、高等学校14,789、特別支援学校2,044)
そのうち警察に相談・通報した件数は1,007件
(小学校276、中学校524、高等学校195、特別支援学校12)
・いじめ認知件数の推移は、3年前に比べて2倍以上
(25年度185,803件、26年度188,072件、27年度225,132件、28年度323,143件、29年度414,378件)
・1,000人当たりの認知件数は3年前に比べて2倍以上
(25年度13.4件、26年度13.7件、27年度16.5件、28年度23.8件、29年度30.9件)です。
(※文部科学省「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について」平成30年10月より)

・全国210カ所の児童相談所が児童虐待相談として対応した件数は133,778件
過去最多となっています。
(※厚生労働省「平成29年度の児童相談所での児童虐待相談対応件数」平成29年度より)

・学校におけるいじめに関する事件数は3,169件
・子どもの人権110番への相談件数は22,122件
減少傾向にあるものの高水準で推移しています。
(※法務省「人権侵犯事件の状況について」平成29年度より)

・児童・生徒からのSOSミニレターの受領通数は12,975件
・SOSミニレターを端緒とする人権相談の受理件数は16,005件
(※法務省「子どもの人権SOSミニレター事業の実施内容」平成30年度より)

私たちが知っているいじめは氷山の一角、この現状を受け止め何とかしなければいけません。

【チャリティー絵ポエム日めくりカレンダー】
31の絵ポエムがカレンダーとポストカードになった日めくりカレンダーです。カレンダーの1枚1枚に、子どもたちへのメッセージが込められています。絵本作家・塚本ユージ(塚本ユージ公式ページ)が創り出す絵ポエムは、大人にも心響くメッセージです。落ち込んだとき、つらいとき、悲しいとき、うまくいかないとき、子どもたちの心に届くメッセージとして、また大人が子どもたちに向き合うメッセージとして、いじめを受けている子どもたち、いじめている子どもたちも含め、全ての子どもたちが笑顔になるために役立つものと考えております。

絵ポエム日めくりカレンダーをより多くの子どもたちに届けて、自分らしいハッピーを見つけてもらいたいと願っています。このチャリティー絵ポエム日めくりカレンダーは、企業や皆さまからの寄付で制作させていただきます。ハートリボン大使などが学校に出向いて子どもたちに直接届けます。

絵ポエム日めくりカレンダーで、自分らしいハッピーを見つけてもらいたい!

ハートリボン大使からのメッセージ(公式ページ)

ハートリボン大使は、ハートリボン運動に賛同し広報していただくみなさんです。以下に一部の大使の方をご紹介いたします。

【石田純一さん】(タレント)
【仁科亜季子さん】(女優)
【岡崎都さん】(元プロ野球選手)
【古川竜也さん】(作曲家)

【田澤大河さん】(プロゴルファー)
僕は幼い頃からゴルフをして育ちました。ゴルフはスコアを競う競技ですが一番大切なのは一緒にプレーをする人に対する気配りや思いやりです。ゴルフで学んだ周りの人に対する思いやりが今の僕を作ってくれました。これからの未来を担う子ども達のサポートができたらうれしく思います。ハートリボン運動を応援します。

【二宮望実さん】(ソプラノ歌手)
私自身、4歳の頃からピアノを初め、何十人もの先生に音楽を師事してきました。その体験から、主宰する音楽教室では、子どもたちの小さな悩みにも気付いて向き合い一緒に解決していくことを心がけています。東日本大震災の際、20回以上のチャリティーコンサートをイタリア各地で行ってきました。音楽には人を救える力、感動させる力、行動させる力があります。子どもたちの心をケアし育むハートリボン運動を応援します。

【小暮博則さん】(プロゴルファー)
ゴルフのことわざにある、Play the ball as it liesとは、あるがままの状態を受け入れることです。それには、強い精神力が求められます。ジュニアが社会に出て成功を目指してやり抜くために役立つ力をゴルフで身に付けることができます。子どもたちの未来のためにハートリボン運動を応援します。

【藤原広光さん】(起業家)
社会人経験無く大学院時代に起業し、ビジネスに邁進(まいしん)し17年が経過しました。これまでこのような社会貢献活動をしてこなかった私ですが、今回、大使に任命していただき、ようやく真の経営者の仲間入りができた気持ちです。子どもの頃のいじめ体験は、大きな心の傷となります。いじめは絶対に許さない! 子どもに心豊かな日々を過ごして欲しいその思いで微力ながら大使としてハートリボン運動を応援します。

【中村龍明さん】(プロゴルファー )
ゴルフは個人スポーツですが実際には多くの方に支えられてます。いじめで大きな悩みを抱えている子ども達に未来に向けて少しでもポジティブになれるように支えていきたいと思っています。全力でハートリボン運動を応援します。

【石原美歩さん】(書道家)
初めて筆を持つ園児から高校生の書道パフォーマンスまで、書道を通じて多くの子どもたちを見てきました。子どもながらに、いろいろと背負っている現代社会だからこそ、「人を思うやさしい気持ち」がとても大切に思います。そして、その気持ちは作品として書にも表れます。未来を背負う子どもたちのために、ハートリボン運動を応援します。

ハートリボン大使

ハートリボン運動は、ざまざまな活動を行っていくことで、多くの方にいじめについて考える輪を広げていきます。

いじめをなくすために必要なこと。人を思いやり理解する気持ちをどうやって育てるか、教育、人とのつながり、地域社会を通じたコミュニケーション、心のケア、啓発。命の大切さを知り自分以外の人を思うことができれば、いじめはなくなるかもしれません。このハートマークが旗印となり、多くの皆さんがいじめについて考える意識する輪を広げていきます。

いじめをなくすために何をすればよいのか。何が効果的なのか。これをすれば確実にいじめが減って数字として表れる、という単純なものではなく難しく明確は方法がないことはわかっています。いじめが起きるシチュエーションや要因は、それぞれ異なり、その対応や解決方法も異なります。では、どうすればよいのか。そのひとつの答えがハートリボン運動であると考えています。

イベントやワークショプ、講演会等を通じてハートリボン運動を知ってもらうこと、支援プログラムを通じて子どもたちのケアを行うこと、絵ポエム日めくりカレンダー、ポストカードなどを通じてメッセージを伝えること、知ってもらい意識してもらうその全てがハートリボン運動の活動です。

こども支援プログラムについて(公式ホームページ)

【24時間いじめ相談窓口】
子どもたちにとっても日常ツールとなっているインターネットを利用し、電話よりも相談しやすい窓口を設けています。いじめの相談窓口は行政機関から民間までいくつかありますが、全ての声を拾えるわけではありません。「一人でも多くの声なき声を拾いたい」。そんな思いで、ウェブ上で24時間受付のいじめ相談窓口を設け、他の窓口では拾えない子どもたちの声を受け取り、各関係機関と連携して対処しています。
また、相談者は子どもだけに限りません。子どもの様子がおかしい、いじめられているのではないだろうか? そういう不安をお持ちの保護者の方、地域でいじめを見てしまった一般の方など、子どものいじめをなくすため、最悪の結果を防ぐために協力したいと考えていただける方々は全て対象です。

他の窓口では拾えない子どもたちの声を受け取るためのウェブ上に設けた24時間受付いじめ相談窓口です。

【ドッグセラピーによる心のケア】
動物に触れ合うことで子どもたちの心を癒やす、心のケアプログラムです。心ない犯罪が増え気軽に外で遊べない現代社会において、子どもたちはいろいろなストレスを受ける環境にいます。心が追い込まれることは、暴力的になったり弱い者いじめをしたりすることにもつながります。動物は不思議な力を持っています。ドッグセラピーによりその心を癒やし子どもたちの心をケア、優しい心を育みます。訓練を受けたセラピードッグが伺います。「しつけ」「訓練」「服従」をトレーニングで身につけておりますので、声を出したり、触れられても嫌がることはありません。セラピードッグは多くの方に触ってもらうことが仕事のひとつです。小さなお子さんや動物が苦手な子どもでも安心して犬に触れ合うことができます。

子どもたちの心をケアして、優しい心を育むドッグセラピープログラムです。

【児童心理学(発達心理学)による育成プログラム】
子どもたちの育成を専門的知見からサポートする育成プログラムです。子どもたちの精神的な部分はデリケートで、いじめにも大きく影響します。大人の私たちにはわからない世界が子どもたちにはあるはずです。教育現場での考え方に児童心理学の見地を取り入れることで、子どもたちの育成によい影響を与えられることを目指しています。児童心理学の専門家と、スポーツや文化における指導者や教員など、子どもたちに何かを教えている立場の大人が、その指導方法について話し合い子どもたちにとって最善の育成プログラムを探っていきます。

教育現場での考え方に児童心理学の見地を取り入れた育成プログラムです。

【アスリート派遣教育プログラム】
元プロ野球選手、元Jリーガー、現役アスリートなど、一流選手がその分野で子どもたちを教える教育プログラムです。技術的な指導はもちろんですが、人を思いやる心やさしくできる気持ちの大切さを子どもたちに伝え、いじめについて考える機会を同時に設けます。子どもたちにとって憧れの存在であるアスリートの言葉は、しっかりと心に響くものと思います。どの分野においても、技術だけでは超一流とは言えません。その姿勢や心は、人格形成に影響を及ぼします。子どもたちに、自分本位ではなく人を思いやる心やさしくできる気持ちを、スポーツ・音楽・文化を通じて教えていきます。また、指導者している方々とよりよい環境づくりのための教育方法を考え話し合いする、子どもたちにとってよりよい教育プログラムを作り上げていきます。

元プロ選手や現役アスリートなど一流選手が、その分野を通して子どもたちに人への思いやりを伝える教育プログラムです。

【毎月10日はいじめゼロの日】
毎月10日をいじめゼロについて考える日として、継続していじめについて関心を持ってもらうプログラムです。いじめは当事者だけの問題ではありません。誰しもが加害者にも被害者にもなる可能性があり、私たちは社会的責任としていじめ撲滅にむけて意識を高く取組んでいかなければなりません。本人はそのつもりがないままいじめをしている、いじめを受けていても誰にも相談できずに悩んでいる…など、いじめの状況はさまざまです。いじめについて意識を持って子どもたちのことを考える機会となるよう、毎月10日を「いじめゼロの日」として普及を図っています。

意識しなければ考える機会が少ないいじめ。その機会を提案します。

寄付金の使いみち

オレンジハートリボン協会の活動は皆さまのご寄付で支えられています。皆さまからいただきましたご寄付は、いじめをなくし子どもたちの笑顔を守るため、「5つのこども支援プログラム」を中心にさまざまな活動に使わせていただきます。

皆さまからの温かいお気持ちは、「命の大切さを伝え、いじめをなくし、思いやりのある社会」の実現にむけて、ハートリボン運動を推進し、子どもたちのために大切に使わせていただきます。また、子どもたちの笑顔を守るためには、その命を守らなければなりません。そのひとつの命を救いたいという思いで、子ども医療への支援や救急車を寄付するためにも使わせていただきます。