• いじめは“NO” 子どもたちに笑顔を!

  • 概要
  • 活動情報 2018年3月22日 更新

「オレンジハートリボン運動」は、いじめをなくし子どもたちの笑顔を守るための運動です。シンボルのオレンジハートリボンは人を思いやる心を象徴しています。

「いじめをなくし子どもたちの笑顔を守る」をテーマに、未来を背負う子どもたちのために「命の大切さを伝え、いじめをなくし、思いやりのある社会」の実現を目指しています。私たちは異なる個性が集まって生きています。ひとり一人が違って当たり前、その違いを認め助け合い理解することが必要です。そんな人を思いやる感覚を子どもたちに伝えていくことで、いじめが少しでも無くなる社会になればと願います。

未来を背負う子どもたちのために、わたしたちができること。

いじめを無くすためには何をしたらよいのか? 何が効果的なのか? 誰も明確な答えを持っていません。人の心は形が見えるわけでもありません。明確な答えがなく形が見えなくても、本当に大切なことだからこそ私たちは取組んでいきます。

「子どもたちに、大切な命の尊さや人への思いやり、人としてのやさしさを伝えていきたい」。そんな思いで多くの皆様にご協力いただきながら、5つの「こども支援プログラム」を中心にさまざまな活動を行っています。ひとつ一つは小さな活動かもしれません。しかし、その小さな活動で救われる子どもたちがいることも確かです。一人でも二人でもより多くの子どもたちが救われれば、そこに私たちの活動意味と存在意義があると信じております。

いじめを無くすための啓発も大切です。シンボルのオレンジハートリボンを見たときに、「ああそうだ、いじめを無くさなくては」とあらためて思う、「人を思いやる」優しい気持ちになる、それぞれの心に問いかけるきっかけとして、オレンジハートリボン自体が啓発のシンボルになればと期待します。私たちの活動が広がり、運動を推進していくことで、「いじめについて考える」「子どもたちのことを思う」機会が増えれば、思いやりのある社会に近づけるはずです。

私たちに「できること」として、多くの皆さんが、オレンジハートリボン運動に賛同し、命の大切さを伝え、いじめをなくし、思いやりのある社会に向けて考え行動していただけることを願っています。

子どもたちの笑顔を守りたい!

<いじめの現状を知っていますか?>
いじめの認知件数は188,057件(平成26年度)児童1,000人あたり13.7件にもなり確率的に学校にはいじめが存在しているということです。見えないいじめも存在することは確かで、この数字は氷山の一角と言えるかもしれません。多くの子どもたちが巻き込まれているいじめ問題を、社会として大人として見過ごすわけにはいきません。


・小学校4年生から6年間、いじめの被害経験のある児童は87.0%
・加害経験が全くなかった児童は12.7%
・4割前後の児童が6年間で被害・加害ともに6回以上経験
・学校により認知されたいじめは19万8,109件と前年度の2.8倍
 うち、学校が警察に相談・通報した件数は913件
(※内閣府「子ども・若者白書」平成26年版より)

・法務省の人権擁護機関が被害の救済を行った「学校におけるいじめ」に関する人権侵犯事件の数は、平成25年4,034件と過去最高
(※内閣府「子ども・若者白書」平成26年版より)

・小・中・高等学校における、暴力行為の発生件数は5万9,345件
・いじめの認知件数は18万5,803件
・児童相談所における児童虐待に関する相談対応件数は7万3,802件
・人権擁護機関が新規に救済手続きした人権侵犯事件数は2万1,718件
(※法務省「人権教育・啓発白書」平成27年版より)

・子どもの人権110番相談件数は2万5,711件
・子どもの人権SOSミニレター相談件数は2万1,578件
(※平成26年度・法務省調べ)


私たちが知っているいじめは氷山の一角、この現状を受け止め何とかしなければいけません。

子どもたちが笑顔になるための活動にも力を入れています。例えば、スポーツ・文化を通じたチャリティーの開催もその一つです。体を動かすこと、憧れのスポーツ選手や著名人に会えること、またその話を聞いたり指導を受けること。さまざまな刺激を通して子どもたちに気づきを感じてもらいたい。子どものためにその機会を増やしてあげることが大切だと考えています。スポーツや文化を通じたチャリティーには、子どもたちの意識が替わり笑顔になる力があります。そして、参加者の皆さんも笑顔で楽しみながら社会貢献できること。それが、私たちが目指すチャリティーの形です。

チャリティーでみんなが笑顔になること、子どもたちが刺激をうけて何かに気がつくこと。

オレンジハートリボン大使は、オレンジハートリボン運動に賛同し広報していただく皆さんです。以下に一部の大使の方をご紹介いたします。

【二宮望実さん】
(ソプラノ歌手。パルマ国立音楽院卒業。第13回ブルクハルト国際音楽コンクール声楽部門第1位。CD「Lu tempu passa」)
コメント:私自身、4歳の頃からピアノを初め、何十人もの先生に音楽を師事してきました。その体験から、主宰する音楽教室では、子どもたちの小さな悩みにも気付いて向き合い一緒に解決していくことを心がけています。東日本大震災の際、20回以上のチャリティーコンサートをイタリア各地で行ってきました。音楽には人を救える力、感動させる力、行動させる力をがあります。子どもたちの心をケアし育むオレンジハートリボン運動を応援します。

【小暮博則さん】
(プロゴルファー。明治大学商学部卒。東京慈恵会医科大学ゴルフ部コーチ。PFGA代表。著者「一生ブレないスイング理論」他)
ゴルフのことわざにある、Play the ball as it liesとは、あるがままの状態を受け入れることです。それには、強い精神力が求められます。ジュニアが社会に出て成功を目指してやり抜くために役立つ力をゴルフで身に付けることができます。子どもたちの未来のために、オレンジハートリボン運動を応援します。

【藤原広光さん】
(起業家。経済産業省主催第2回「ものづくり日本大賞」優秀賞受賞。IT系とロボット&AI系の2社を経営)
コメント:社会人経験無く大学院時代に起業し、ビジネスに邁進(まいしん)し17年が経過しました。これまでこのような社会貢献活動をしてこなかった私ですが、今回、大使に任命していただき、ようやく真の経営者の仲間入りができた気持ちです。子どもの頃のいじめ体験は、大きな心の傷となります。いじめは絶対に許さない!子どもに心豊かな日々を過ごして欲しいその想いで微力ながら大使としてオレンジハートリボン運動を応援します。

【中村龍明さん】
(プロゴルファー。アメリカPGAを始め世界のゴルフツアーに参戦。著書「決め事はひとつだけ。ゴルフ超速学習法」他多数、ラジオ「マスターズへ連れて行って」などメディアに出演 )
コメント:ゴルフは個人スポーツですが実際には多くの方に支えられてます。いじめで大きな悩みを抱えている子供達に未来に向けて少しでもポジティブになれるように支えていきたいと思っています。全力でオレンジハートリボン運動を応援します。

【副島孔太さん】
(元プロ野球選手。ヤクルトスワローズにて、2001年日本シリーズ第4戦で決勝本塁打を放ち、チームの日本一に貢献)
コメント:一流選手になるには「思いやりの心」が必要だと常々感じています。野球教室を通じて子どもたちに接していると、子どもたちのピュアな心を育てる責任を感じます。いじめは絶対に許さない。いじめを見て見ぬ振りをしない強い心を教えていきたいと思います。未来を背負う子どもたちのために、オレンジハートリボン運動を応援します。

【石原美歩さん】
(書道家。書道界のアカデミー賞と称される毎日賞を2回受賞。書道パフォーマンス、テレビ出演等、幅広く活躍中)
コメント:初めて筆を持つ園児から高校生の書道パフォーマンスまで、書道を通じて多くの子どもたちを見てきました。子どもながらに、いろいろと背負っている現代社会だからこそ、「人を思うやさしい気持ち」がとても大切に思います。そして、その気持ちは作品として書にも表れます。未来を背負う子どもたちのために、オレンジハートリボン運動を応援します。

【小林慎二さん】
(松本山雅テクニカルアドバイザー。Jリーグ元年、横浜フリューゲルスに入団。横浜F・マリノスヘッドコーチとして天皇杯優勝)
コメント:サッカーはチームプレーとして「相手の気持ちを考える」ことが求められます。自分のことだけを考えたプレーでは、人間としても成長しません。子ども教室では、技術と人としての心を教えることが重要であり、大人としての責任を感じます。未来を背負う子どもたちのために、オレンジハートリボン運動を応援します。

「5つのこども支援プログラム」を中心にさまざまな活動を行っています。

いじめをなくすために必要なこと…。人を思いやり理解する気持ちをどうやって育てるか…。教育、人とのつながり、地域社会を通じたコミュニケーション、心のケア、啓発…。命の大切さを知り自分以外の人を思うことができれば、いじめはなくなるかもしれません。子どもたちの笑顔を守るため、私たちはさまざまな活動をしています。

5つの支援プログラム

【24時間いじめ相談窓口】
子どもたちにとっても日常ツールとなっているインターネットを利用し、電話よりも相談しやすい窓口を設けています。いじめの相談窓口は行政機関から民間までいくつかありますが、全ての声を拾えるわけではありません。「一人でも多くの声なき声を拾いたい」。そんな思いで、ウェブ上で24時間受付のいじめ相談窓口を設け、他の窓口では拾えない子どもたちの声を受け取り、各関係機関と連携して対処しています。
また、相談者は子どもだけに限りません。子どもの様子がおかしい、いじめられているのではないだろうか? そういう不安をお持ちの保護者の方、地域でいじめを見てしまった一般の方など、子どものいじめをなくすため、最悪の結果を防ぐために協力したいと考えていただける方々は全て対象です。

他の窓口では拾えない子どもたちの声を受け取るためのウェブ上に設けた24時間受付いじめ相談窓口です。

【ドッグセラピーによる心のケア】
動物に触れ合うことで子どもたちの心を癒やす、心のケアプログラムです。心ない犯罪が増え気軽に外で遊べない現代社会において、子どもたちはいろいろなストレスを受ける環境にいます。心が追い込まれることは、暴力的になったり弱い者いじめをしたりすることにもつながります。動物は不思議な力を持っています。ドッグセラピーによりその心を癒やし子どもたちの心をケア、優しい心を育みます。訓練を受けたセラピードッグが伺います。「しつけ」「訓練」「服従」をトレーニングで身につけておりますので、声を出したり、触れられても嫌がることはありません。セラピードッグは多くの方に触ってもらうことが仕事のひとつです。小さなお子さんや動物が苦手な子どもでも安心して犬に触れ合うことができます。

子どもたちの心をケアして、優しい心を育むドッグセラピープログラムです。

【児童心理学(発達心理学)による育成プログラム】
子どもたちの育成を専門的知見からサポートする育成プログラムです。子どもたちの精神的な部分はデリケートで、いじめにも大きく影響します。大人の私たちにはわからない世界が子どもたちにはあるはずです。教育現場での考え方に児童心理学の見地を取り入れることで、子どもたちの育成によい影響を与えられることを目指しています。児童心理学の専門家と、スポーツや文化における指導者や教員など、子どもたちに何かを教えている立場の大人が、その指導方法について話し合い子どもたちにとって最善の育成プログラムを探っていきます。

教育現場での考え方に児童心理学の見地を取り入れた育成プログラムです。

【アスリート派遣教育プログラム】
元プロ野球選手、元Jリーガー、現役アスリートなど、一流選手がその分野で子どもたちを教える教育プログラムです。技術的な指導はもちろんですが、人を思いやる心やさしくできる気持ちの大切さを子どもたちに伝え、いじめについて考える機会を同時に設けます。子どもたちにとって憧れの存在であるアスリートの言葉は、しっかりと心に響くものと思います。どの分野においても、技術だけでは超一流とは言えません。その姿勢や心は、人格形成に影響を及ぼします。子どもたちに、自分本位ではなく人を思いやる心やさしくできる気持ちを、スポーツ・音楽・文化を通じて教えていきます。また、指導者している方々とよりよい環境づくりのための教育方法を考え話し合いする、子どもたちにとってよりよい教育プログラムを作り上げていきます。

元プロ選手や現役アスリートなど一流選手が、その分野を通して子どもたちに人への思いやりを伝える教育プログラムです。

【毎月10日はいじめゼロの日】
毎月10日をいじめゼロについて考える日として、継続していじめについて関心を持ってもらうプログラムです。いじめは当事者だけの問題ではありません。誰しもが加害者にも被害者にもなる可能性があり、私たちは社会的責任としていじめ撲滅にむけて意識を高く取組んでいかなければなりません。本人はそのつもりがないままいじめをしている、いじめを受けていても誰にも相談できずに悩んでいる…など、いじめの状況はさまざまです。いじめについて意識を持って子どもたちのことを考える機会となるよう、毎月10日を「いじめゼロの日」として普及を図っています。

意識しなければ考える機会が少ないいじめ。その機会を提案します。

寄付金の使いみち

オレンジハートリボン協会の活動は皆さまのご寄付で支えられています。皆さまからいただきましたご寄付は、いじめをなくし子どもたちの笑顔を守るため、「5つのこども支援プログラム」を中心にさまざまな活動に使わせていただきます。
皆さまからの温かいお気持ちは、「命の大切さを伝え、いじめをなくし、思いやりのある社会」の実現にむけて、オレンジハートリボン運動を推進し、子どもたちのために大切に使わさせていただきます。また、子どもたちの笑顔を守るためには、その命を守らなければなりません。そのひとつの命を救いたいという思いで、子ども医療への支援や救急車を寄付するためにも使わせていただきます。