• ~命をつなぐ 未来を拓く~ 3.11メモリアルネットワーク

  • 概要
  • 活動情報 2018年12月17日 更新

次世代のための東北全域での連携伝承活動を支えてください

「助かる命がある」
津波で家族を失った悲痛な思いを、大切な人が助かるための願いと共に伝える語り部がいます。

3.11メモリアルネットワーク基金は、東日本大震災の教訓を伝える、語り部や伝承団体を支えるための基金です。

東日本大震災では死亡(直接死)・行方不明で18,432名が犠牲となりましたが、南海トラフ地震の最大被害想定では、32万人が死亡すると言われています。そのうち即時避難すれば約17万人近くが助かるとされており(南海トラフ巨大地震対策検討ワーキンググループ)、避難の教訓や大切さを伝え続ける活動には、大きな社会的意義があります。

語り部の活動を支える3.11メモリアルネットワーク基金にご協力ください

3.11メモリアルネットワークは日本で初めての広域伝承組織で、2017年11月の発足以来、そのつながりは、個人会員300名、登録60団体を超えて広がり続けています。

東日本大震災の被災地で大規模な堤防工事や震災遺構や伝承施設の整備が進められる一方、語り部のような伝承活動には復興予算が行き届かず、多くは被災者自身の自助努力によって実施されてきました。次の災害でかけがえのない命を守るためには、伝え続ける人材や仕組みが必要ですが、担い手の育成は、どの地域でも大きな課題でした。

この課題を民間の連携によって解決するため、3.11メモリアルネットワーク基金は誕生しました。3.11から学んだ教訓、価値観を次世代にわたり伝承するための活動資金確保を目指しています。

東北全域を支える試みは、震災1年後から語り部同士が自主的に状況共有や学びあいを実践してきた石巻地方でスタートし、多くの方の賛同を得ながら宮城県内、岩手県、福島県、さらに東北以外の地域にも広がっています。

3.11メモリアルネットワークの若者班が「命を救うために伝えてきたが、守れなかった」と豪雨災害を受けた愛媛県に赴くことで、災害支援の先輩から学びながら、他被災地での学びあいも始まっています。

愛媛県西予市でボランティア活動の説明を受ける3.11メモリアルネットワークの若者

3.11メモリアルネットワークでは、
(1)連携・調整 (2)企画・評価 (3)人材育成
を活動の3本柱とし、将来にわたる継続的な伝承活動を支え、社会の困難に立ち向かう活力ある人・地域づくりに取り組むことを目的として活動しています。

皆様からいただいたご寄付は、「3.11メモリアルネットワーク基金」として公益法人みらいサポート石巻で厳正に管理され、外部審査委員の審査を経て活動の3本柱に沿った活動に取り組む3.11メモリアルネットワーク登録団体に助成されます。

10年間分の震災伝承のための活動資金として、3億円を目標としてご寄付を募集しております。

震災の教訓を未来へとつなげるため、みなさまのご協力をお願いします。

【連絡先】
3.11メモリアルネットワーク事務局
〒986-0822
宮城県石巻市中央2丁目8番2号 2階(公益社団法人みらいサポート石巻 内)
TEL : 090-9407-3125
Email: info@311mn.org
【3.11メモリアルネットワークについて】

3.11メモリアルネットワークは、「一緒にやらないといけない」という強い覚悟を持って生まれた、被災地で初めての伝承当事者による広域ネットワークです。

3.11メモリアルネットワークは、個人・団体・震災伝承拠点を結ぶネットワークを形成するだけでなく、命を守り、社会の困難に立ち向かう活力ある人・地域づくりを掲げて活動を開始しました。

50年、100年先まで続く伝承体制を構築すべく、公平公正な組織運営を心掛けています。代表・役員は、会員の推薦投票で決定することとし、初代代表として、石巻市の大川小学校で語り部として伝承活動を続けてきた鈴木典行氏が選ばれました。

震災直後から思いを持って語りを続けられてきた各地の語り部さんたちや震災遺構保存にさまざまな思いを抱く地域の方々が一つの組織に集うことは簡単ではありませんが、多くの賛同をいただき、個人会員、登録団体ともに増加し続けています。

「ここには同じ悩みを抱えている人と深い話ができて、心強い」
「資金、人材、来訪者数が先細っていくなか、ネットワークができる必然を感じた」
などの声をいただいており、このようなネットワーク組織が現場で待ち望まれていたことがわかりました。

選出された役員は、自主的に行政や他組織との調整に参画し、伝承活動全体の底上げのために話し合いを重ねています。
第4回全体会では、会員が自由に運営にかかわることができる21のプロジェクトがスタートしました。プロジェクト制度は、3.11メモリアルネットワークの役割として期待されている事業(事前学習教材の作成、若者の育成など)に対して会員が挙手制で参加できる制度です。透明な事業運営が期待されるとともに、語り部の要望を事業化していく役割が期待されています。

会員の声から生まれた、20を超えるプロジェクト

これまで実施した活動

■「伝える力 地域を超えて 世代を超えて」開催
2018年3月9日、初めての企画である第1回伝承シンポジウム「伝える力 地域を超えて 世代を超えて」を石巻専修大学にて開催しました。
伝承活動の先進地である兵庫・中越・広島より講師・パネリストをお招きし、各地の伝承事例を学ぶ機会となりました。

東北、中越、兵庫、広島からパネリストを招き、第1回伝承シンポジウムを開催

■「若者トーク」開催
次世代の震災体験の伝承と若手語り部の連携の場として「若者トーク」を継続的に開催しています。震災当時、小学生だった世代が語る震災体験や、復旧する街の中で育った経験は、次世代に伝承する意味で非常に貴重です。また、被災各地で伝承を担う若者が連携することより、今後の伝承活動に対する学びの場になることも期待しています。8月には、西日本豪雨に関する状況も議題となり、開催後に2人の若者が愛媛県西予市を訪れ、災害ボランティア活動に参加しました。「震災を経験したからこそできること」を若者たちが考え、大人たちも学べる場として好評をいただいています。

2018年
3月26-28日 「~あの日のいろんなこと~ 若者トーク」3days
5月4日 「~あの日のいろんなこと~ 若者トーク」Vol.2
8月4日 「~あの日のいろんなこと~ 若者トーク」Vol.3
8月19日 「若者トーーク番外編~人生の幅を広げた圧倒的経験~」

■「3.11メモリアルネットワーク~被災3県で学びあう震災伝承~」開催
2018年7月30日、いわて連携復興センターさまのご協力のもと、岩手県大船渡市の市民防災観光交流センターにて、岩手県の災害伝承関係者に向けた説明会を開催しました。
当日は、岩手県内12団体32名の災害伝承関係者のご参加をいただき、行政関係者も交えて3.11メモリアルネットワークの取り組み、基金の運用についてご説明をさせていただきました。

東北でのつながりを深めるための岩手説明会

■「質の向上」プロジェクト勉強会
2018年9月22日に、第1回の「あの日を伝える学びあい~質の向上プロジェクト~」を開催し、基調講演「3.11を学びに変える」の後、パネルディスカッションを実施。
今後も、語り部や伝承団体からの希望を聞きながら、勉強会を継続していきます。

寄付金の使いみち

いただいたご寄付は「3.11メモリアルネットワーク基金」として管理し、以下の活動に対して活用します。

1.各地の伝承活動の連携
同じ思い・目的を持った伝承拠点間の活動をつなぎます。
2.連携した企画・発信・評価
語り部からの課題や中間組織への期待に応え、共通プラットフォームでの発信、防災プログラムの企画や質の向上、伝承効果の検証など、将来の命を守るために、つたわる企画に取り組みます。
3.人材の育成
若い世代をスタッフとして雇用し、連携や協働への参画を通じて次世代に継承する人材をはぐくみます。

基金は、公益社団法人みらいサポート石巻にて厳正に管理し、助成先は兵庫・中越・東北の有識者によって構成する外部審査委員会の審査を経て、決定いたします。

未曽有の被害に見舞われた東日本大震災の伝承活動は、同じ悲しみを繰り返さないためにも継続していかなければなりません。そのためには、語り部の自助努力だけに頼らない、包括的なサポートが必要となります。また、さらなる未来へと震災の教訓を語り継いでいくためには、担い手となる若者を育成していくことが必要となります。
「未来の世代のために」
皆様のご協力をお願いいたします。
「何かしたい」そのお気持ちが未来の世代の伝承活動を支えます。

行政、専門家、町内会などからの賛同メッセージ

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