震災や貧困があっても、全ての子どもが夢や希望を持てる社会へ!
(キッズドア)

寄付受付開始日:2018/02/20

  • 領収書なし
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無料学習支援やさまざまな体験活動を通して、すべての子どもたちが将来に夢や希望を持てる社会の実現を目指して活動しています。

認定NPO法人キッズドア

プロジェクト概要

更新日:2024/04/17

Yahoo!ネット募金で応援してください!

子どもに寄り添った教育支援で、子どもたちが将来を生き抜く力を育みます。
日本の子どもの7人に1人が貧困状態です。そのなかには、震災によって親を失ったり、住む環境が激変したりした子どもたちも含まれます。
さまざまな困難を抱えた子どもたちに、前向きに生きる術と意欲を身に付けてほしい。そんな思いから、ひとりひとりに寄り添った学習支援を行っています。

将来の夢や希望に向かって頑張っています。

【子どもの貧困】
日本の子どもの7人に1人が、貧困という現実をご存じですか? ひとり親の2人に1人は年収200万円以下で暮らしており、ひとり親の貧困率は、経済協力開発機構(OECD)加盟35カ国中、日本が一番高くなっています。年収の高い家庭の子どもほど、成績が良く、進学率も高くなっており、親の収入が子どもの教育格差につながっています。東日本大震災から10年が過ぎ、復興が進んだように見えますが、被災地では経済格差が深刻になり、不登校も増えています。

子どもの貧困データ

キッズドアは、2009年の立ち上げから活動範囲を広げ、学習拠点は、東京都、千葉県柏市、埼玉県草加市、東北エリア(宮城県仙台市、南三陸町)で計64カ所、学習会実施開催数はおよそ5,000回となっています。
子どもの貧困問題をなんとか解決したいという、多くの方のご支援やボランティアの方々に支えられてきたおかげです。

【コロナ禍における影響】
1.学習時間と体験学習の喪失
コロナによって子どもたちは大きな影響を受けています。感染防止の一斉休校や、感染者・濃厚接触者となったための自宅待機などで、学習時間が減るだけでなく、学校行事・体験学習の機会も失われてしまいました。学校生活の中で、知見を広げるための活動が制限される状態が長く続いています。

2.経済的困窮
保護者においては、雇い止めや急な退職勧告など経済的な困窮を余儀なくされた保護者も増えました。特にキッズドアに登録している世帯では、ひとり親や多子の子育てをしている家庭も多く、パート勤務、短期契約での勤務といった正社員以外の働き方をしている保護者が多い現状があります。
このような背景から、子どもだけでなく保護者に向けた食糧支援や就労支援を開始しました。

現在、物価の上昇など経済的な環境が悪化の一途をたどっているのは周知のとおりです。しかし、支援の手が届いていない家庭は、まだまだたくさんあります。ひとりでも多くの子どもに支援が届くように、貧困のために夢をあきらめる子がいないように、学習支援や体験活動、キャリア教育を通して貧困の連鎖を断ち切り、すべての子どもたちが将来に夢や希望を持てる社会の実現を目指しています。

【キッズドアが東北で活動を続ける理由】
キッズドアは2011年4月末に初めて東北入りをし、6月に仮設の事務所を置いて以来、ずっと東北で活動を続けています。
震災当時はたくさんの支援団体が東北の各地域で活動していましたが、12年が経過した今でも継続している団体は、当時に比べてはるかに減りました。

1.被災地支援
東日本大震災直後には、いちはやく被災地に入り、南三陸町では学校を流された子どもたちに対し、避難所で学習プログラムを行いました。
引き続き現在も、仙台と南三陸町での学習支援を続けています。

南三陸町では、人口減による学校の統廃合が進んでいます。震災後は徒歩で学校に行けなくなり、スクールバスでの通学が始まりました。これまで、放課後のバスの待ち時間を利用した学習支援や、土曜日の出張学習会、キャリア教育、東京とつないだウェブ授業など、さまざまな体験を得る機会をつくってきました。

2023年度は、例年行ってきた学習支援に「ITプログラミング授業」も取り入れ、IT技術を身近に体験できる機会を提供しています。

2.不登校支援
宮城県は震災直後に学校生活が通常に行われなかったこと、子どもの精神的な疲労の増加など、震災に波及したさまざまな課題が影響して不登校生徒数は全国1位となり数年間続いていました。これは震災直後の課題ではなく、長期的な支援の必要性を証明しています。
コロナ禍でも不登校生徒数は年々増加の一方をたどっており、多大な影響を受けた子どもたちには、これから長期的な支援が必要と言えるでしょう。

仙台教室では、不登校支援の学習会「HOPPER」を中学生対象に開催しています。勉強したい意欲を止めずに学べる環境を提供しています。

年齢が近い学生ボランティアさんには勉強以外の悩みを相談することもあります。
幅広い年代、多様な職業のボランティアさんがサポートしています。
自己紹介やアクティビティで気分が和んでから学習会がスタートします。
2022年度キッズドアの取組みを振り返ります。現在、主に行っている3つの事業や新たな取組みも紹介します。

キッズドア公式ホームページ

寄付金の使いみち

1. 学習会の運営にかかる費用として、使わせていただきます。
・無料の高校受験対策講座[タダゼミ] 仙台

経済的な理由などで、塾に通えず高校受験対策に不安がある中学3年生を対象とした学習支援。入試対策の他、進学意欲を高めるための取り組みなど、学生ボランティア講師ならではのサポートが好評です。

・無料の大学受験対策講座・キャリア支援活動[ガチゼミ]仙台
家庭の経済状況などの理由から塾に通えない高校生(1年生~3年生)を対象に、学習支援を実施。

また、学習支援に加え、学生・社会人ボランティアが生活面の相談も受けることで、高校中退予防や進路相談、キャリア支援に取り組んでいます。

2.「体験活動」の実施にかかる費用として使わせていただきます。

3.不登校の中学生を対象とした学習支援の運営費用として使わせていただきます。

※寄付金の使いみちを一部変更しました(2022年1月19日更新)

活動報告(キッズドア公式ページ)

"#2023.311"
"#311企画これからもできること"
"#311いまわたしができること子どもたちを応援"
"#311寄付はチカラになる"

※「つながる募金(ソフトバンク)」で寄付をいただいた場合、上記の記載にかかわらず、当団体の活動全般への寄付となります。

活動情報

更新日:2024/04/17

コロナ禍後、物価高による食費負担倍増! 家庭への食糧支援を強化!(2023年12月19日更新)

キッズドア東北においても、コロナ禍の影響は多大でした。
それでも、新たな取り組みを通して学習機会を確保し、子どもたちの勉強する意欲に対して応えることができました。

2023年度は給食が止まる夏休みと冬休みに向けて緊急食糧支援を行いました。

また、継続的な物価高の影響もあり、経済的な困窮度が増したご家庭が増大したことがキッズドアにて行ったアンケート結果にも如実に表れていました。

南三陸町ではキャリアセミナーを開催しました。

そのため、2023年度は夏休み緊急食料支援、冬休み緊急食料支援のクラウドファンディングを実施しております。

緊急食料支援「物価高による生活に困窮する全国の子どもたちへの支援のための寄付にご協力ください」理事長渡辺よりメッセージ

【仙台学習支援事業】
2023年11月現在
■中等部
中学1年 登録生徒数:15名、年間学習会実施回数:35回
中学2年 登録生徒数:12名、年間学習会実施回数:44回
中学3年 登録生徒数:36名、年間学習会実施回数:37回

■高等部
登録生徒数:32名、年間学習会実施回数:47回

■英語専門無料学習会「English Drive」
登録生徒数:19名、年間学習会実施回数:40回

■中学・高校生対象居場所型学習会「Sりびんぐ」
登録生徒数:98名、年間学習会実施回数:48回

【南三陸学習支援事業】
■中学生対象 無料学習会 南三陸学習会
登録生徒数:24名、年間学習会実施回数:22回

■南三陸高校学習センター 志翔学舎
登録生徒数:147名、年間学習会実施回数:244回

夏休みに中学生の体験学習を企画しました。
東日本大震災未経験者の中学生。防災体験施設で防災について学びました。
【対談】#パックン × キッズドア渡辺由美子【子どもの貧困について考える】

認定NPO法人キッズドア(東北)

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寄付総額
14,605,068
寄付人数
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現在の継続寄付人数:77
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プロジェクトオーナー

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認定NPO法人キッズドア

渡辺 由美子
認定NPO法人キッズドア 理事長

千葉大学卒業。大手百貨店、出版社を経て、フリーランスのマーケティングプランナーとして活躍。 配偶者の転勤に伴い一年間イギリスに移住し、「社会全体で子どもを育てる」ことを体験する。2007年任意団体キッズドアを立ち上げ、2009年内閣府の認証を受けて特定非営利活動法人キッズドアを設立。日本の全ての子どもが夢と希望を持てる社会を目指し、活動を広げている。

・内閣府 子供の貧困対策に関する有識者会議構成員・厚生労働省 生活困窮者自立支援および生活保護部会委員
・専修大学 非常勤講師
・「子供の未来応援国民運動」発起人の一人
・「全国子どもの貧困・教育支援団体協議会」副代表幹事

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領収書発行について

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