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福島復興の未来を担う人材を育成する「ふくしま復興塾」

「ふくしま復興塾」は、福島復興の未来を担う人材を育成するためのプロジェクトとして、2013年にスタートしました。
震災から年月がたち、復旧は進みつつありますが、地域の課題を解決する人材は不足しています。
福島だからこそ顕在化してきたニーズや課題を解決する事業を起こし、新しい時代を切り開いていくための若きリーダーを長期的に育てていきたいと考えています。

塾生は起業を目指す人、NPO職員、行政職員、会社員、学生と多岐にわたりますが、フィールドワークや福島に関わりのある講師陣の講義を経て、塾生一人ひとりが事業や政策を立案し、実行することを目指してきました。
第5期(2018年2月最終報告会開催)までに卒業生は75名を超え、福島や世界をフィールドに活躍し始めています。

塾生のディスカッションの様子

卒業生の活躍とメッセージ

東日本大震災で被災した飲食店などが集まり、いわき市のシンボル的な飲食店街となっている「夜明け市場」に立ち上げ時から参画していた松本丈さんも卒業生のひとり。

卒業生の松本さん

「『夜明け市場』を運営していく上で限界を感じ始めた頃にふくしま復興塾の門をたたいたのですが、多くの仲間と出会い、学んだことで広い視点で事業を見られるようになりました。現在は、仲間に「夜明け市場」を託し、別途立ち上げていたNPO法人「TATAKIAGE Japan」の事業に注力していますが、目指しているのは自分で事業を多数つくりながら地域で活躍できる次のプレーヤーを育て、ともにまちの未来をつくること。人材を育てるふくしま復興塾とも重なりますが、住んでいる子どもたちが自分の街を誇れるように、新しいチャレンジをできるような街にしていきたいです」

眼科専門医の島田頼於奈さんは、長年温めてきた事業を実現させたいと復興塾へ。
卒業後、自力で通院が困難な高齢者を医院へと送迎する車両プロジェクトをスタートさせ、利用者は徐々に増えています。

卒業生の島田さん

「交通手段が限られている地域では高齢者が気軽に病院に来れません。そして病状が進行してしまうという悪循環を変えたくて、復興塾で学びました。日本は少子高齢化社会ですが、福島県では震災によってそれに拍車がかかりました。他の課題にも言えることですが、福島県はいわば先進地域。ここで起こる課題を解決できれば、他の地域でも応用できる。日本や世界的にも意義があるはずです。復興塾はやはり夢の後押しをしてくれた事、そして人との出会いに感謝しています。一人では踏み切れなかった、そして成し得なかったであろう夢の実現に、復興塾に参加しなければ出会えなかった、本当に素晴らしい方々の貴重な教えを乞う事ができました。このような経験は、今でも自分の人生観に大きな影響を与えています」

卒業生は福島県出身者だけでなく、全国から集まっています。
千葉県出身の古谷かおりさんは東京で働いていましたが、人の役に立ちたいと福島へ。
復興塾で学び、現在は原発事故の被災地である楢葉町で小料理のお店『結のはじまり』をオープンさせました。

卒業生の古谷さん

「もともと、『空間のなかで人が心地よく笑っている関係性を作る』ことに興味があり、建築を志していました。でも復興塾で学んでいるうちに、『自分自身が人と接して和んでもらうことや人に和んでもらえる場所を作ることのほうが自分を生かせるのではないか』と思うようになりました。土木作業や廃炉作業に従事している作業員の方と、地元の住民の方が、どのような関係性を築いていくのか、というのが私の抱いているテーマのひとつです。料理が出てきて会話ができる小料理屋という空間で、コミュニティーを広げていけるとうれしいです」
いま、『結のはじまり』は、街づくりに関わる情報や要望が集まる場所にもなりつつあるそうです。

寄付のお願い

震災から年月がたち、「復興」フェーズは次のフェーズに入ろうとしています。しかし、地域の課題を解決していく人や仕組みはこれからもますます必要になると考えています。
ふくしま復興塾は、福島復興への志と未来を担う覚悟を持った塾生たちが、多大な経済的負担なく、自らの可能性を最大限に発揮できる環境を整備し、実現するための支援をしております。
ぜひ皆さまからの応援をよろしくお願いいたします。

当選者発表

CIDRE(シードル)2016 CIDRE(シードル)20165名様

  • own***** 様
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  • miz***** 様

寄付金の使いみち

ふくしま復興塾は、長期の人材育成を目指しています。
現役塾生に対するカリキュラムのさらなる充実を図るため、現役塾生とOBがネットワークを強固にし、ともに成長するため、そのネットワークを基に、地域・職域を越えた提言や事業の発信を行っていくため、皆様からの寄付をふくしま復興塾の運営費用全般に活用させていただきます。

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