• 街頭パトロール。女の子への声かけ。

  • 概要
  • 活動情報 2018年2月08日 更新

大人たちの「大切に思う気持ち」を集めて女の子たちに「大切にされている感覚」を届けたい。

私たちは「生きづらさ」を抱えた10代20代の女の子を支援しています。虐待やネグレクト、性被害、いじめなど「生きづらさ」の理由はさまざまですが、誰かに大切にされた経験に乏しかったり、誰かに自分の存在を踏みにじられたりして、自己肯定感がとても低い子ばかりです。

「幼稚園の頃から、死にたいと感じてた」とひとりの子が言っていました。「本当にしんどい時って、自分がつらいということにすら気付けないんです。笑ってないと自分を保てない。自分なんか生きる価値がないと思っているから、“助けて”とか“つらい”なんておこがましくて言う資格がない、みたいな」
苦しみにふたをするうちに、「死にたい」「消えたい」という衝動、思いだけがふくらんでいく。彼女の場合、生きづらさの理由は家庭の中にありましたが、それに気づけたのは大人になってからでした。それまでずっと「理由はないけど、死にたい」と、自傷行為をする自分のことを語っていました。

若年女性の「生きづらさ」「希死念慮」は、いろいろな理由が絡み合っていて、「明確な相談」になりづらいのが特徴です。
そんな「生きづらさ」「言葉にならない感覚」を抱えた女の子たちにとって、自分で自分の思いを説明する、と言うのは意外とハードルが高いものです。聞いてもらえる感覚、言ってもいいと思える関係、思いが伝わるかもしれないと言う予感があって、初めて少しずつ言葉になります。

あやふやなSOSが言葉になるように、私たちはその子たちと「時間」を重ねます。何気ない会話のようなメールのやりとり。お菓子を食べお茶を飲みながら話す面談。一緒に食事をしたり、洋服や化粧品をプレゼントしたり、引っ越しなどの転機にお祝いを送ったり。

困窮していて「物」「食料」が必要な場合も多くありますが、それ以上に彼女たちに必要なのは「自分を大切と思える気持ち」。誰かに大切に思われる存在であることを、感覚で感じ取ってもらいたい。遠回りのようで、それが彼女たちが自分の「声にならなかった苦しみ」を声にできることに近づく一歩なのです。

私たちは女の子たちを必要に応じて、病院や他機関、弁護士、行政などにつなぐ役割を果たしていますが、実はそれはそんな「ようやく声になったあやふやなSOS」の中の一部。
一番大切にしているのは「立ち止まり、自分のことを語り、自分を見つめ直せる時間を持ってもらうこと」。その積み重ねが、彼女たちの持つ「生きる力」につながってくれると思っています。

私たちが大切にしたい女の子たちとの「時間」ですが、それは直接的な「支援」とはみなされないものでもあります。少人数で、資金的な問題もあるなか、ようやく継続しているのが実情です。
ぜひ、活動を続けるため応援をしてください。

同行支援
生活支援
一緒に食事作り
支援物資
一緒に宿題
公式活動紹介ムービー。「生きづらさ それぞれの理由」

2017年活動実績

【対応件数】(2017/1/1~12/31の延数)
・LINE:892件
・メール:11,412件
・電話:1,912件
・面談:989件
・保護:606件
・同行支援:35件
・他機関連携:71件

【対応時間】
・LINE:毎週月・土曜日13:00~19:00、毎週水曜日17:00~19:00
・電話:毎週水曜日21:00~3:00、毎週火・木・日曜日16:00~19:00
・メール、面談、保護、同行:随時対応。

【講演会】
・59件(講演会、研修講師等)

【メディア紹介】
・81件(新聞、テレビ等)
・渋谷のラジオ「渋谷の漂流少女たち」パーソナリティー:毎週火曜日18:00~19:00

相談室での面談
出張面談
電話、メール相談
講演会
公式活動紹介ムービー「彷徨う少女たち」

寄付金の使いみち

女の子たちが生きる力を身につけていけるよう支援します。
温かい食事や飲み物、着替え、衛生用品、生活用品も提供します。
病院の診察代や専門相談機関までの交通費にもあて、同行サポートします。
誕生日や成人式のお祝いも送ります。

・2016年活動報告書