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インドネシア ジャワ島地震 緊急支援
(アジアパシフィックアライアンス)

寄付受付開始日:2022/11/25

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[ インドネシア ジャワ島地震 緊急支援 (アジアパシフィックアライアンス)]の画像
ジャワ島西部チアンジュールの被害の様子(撮影日:2022年11月21~22日)

一般社団法人アジアパシフィックアライアンス

プロジェクト概要

更新日:2022/12/22

続く余震や雨で医療支援や救出活動が難航

インドネシアのジャワ島西部で2022年11月21日にマグニチュード5.6の地震が発生しました。インドネシア国家防災庁(BNPB)によれば、24日までに271人の死亡が確認され、40人が行方不明となっています。

震源地はジャワ島西部に位置する西ジャワ州・チアンジュールで、震源の深さは約10キロ(米地質調査所)。けが人はおよそ2,000人にのぼりますが、チアンジュール県で最大の病院では、外壁に亀裂が入るなどの被害が出ているため、屋外のテントで治療が行われています。また、地震によって発生した土砂崩れの現場では多くの住民が巻き込まれてしまいましたが、その後もおよそ170回の地震が相次ぎ、雨も続き、救助活動は難航しています。

甚大な被害を受けて、A-PADインドネシアは発災直後から調査を開始。緊急支援活動を続けています。A-PADインドネシアが連携するインドネシアの団体ドクター・シェアが、被災した地域で仮設診療所を設置して屋外でケガをした被災者の診療にあたっていますが、テントなどあらゆる資機材が不足しています。そこで、被災地に増設する複数の仮設テントを提供するとともに、緊急支援パッケージの提供など被災者のニーズに合わせた物資やサービスを届けていく計画です。

ホームページ

寄付金の使いみち

インドネシア地震の被災地で活動するA-PADインドネシアの緊急支援活動に活用します。特に医療支援や物資支援に力を入れ、ニーズに応じて順次必要な支援活動を展開します。

活動情報

更新日:2022/12/22

地震から1カ月「やっと沐浴(もくよく)ができた。ありがとう」(2022年12月22日更新)

インドネシアのジャワ島で2022年11月に発生した地震から1カ月がたちました。

発災後、最も被害の大きかったチアンジュール県で緊急支援活動を開始したA-PADインドネシアは、被災した地域の衛生状況を改善するため、水と衛生面の改善を目指す「WASHプロジェクト」を続けており、これまでにトイレ11カ所・水設備30カ所を設置しました。

チアンジュールで活動するアニッサから報告が届きました。

「A-PADが支援している地区の一つであるワングンジャヤ(wangunjaya)村は、他より高地にあるため政府や他団体の初期支援(特に医療ケア、テント、水)が届いておらず、けがをしていても手当てができず沐浴(もくよく)もできていませんでした。家屋も破損していましたが、テントもないため、その場にあったビニール袋など使えるものを駆使して雨風をしのいでいました。

また、水がない中、トイレの汚水処理もできておらず、悪臭がひどい状態でした。被災者は、自力で他の地区へ支援を求めに行ける状態ではなかったため、被災後の生活環境は悪く、今回私たちが支援を届けて『被災後初めて沐浴(もくよく)ができた』と涙ながらに感謝されました」。

A-PADインドネシアは現在、政府のシェルター建設現場で、水設備の設置支援も行っています。

被災地で医療支援を続けるA-PADインドネシアのパートナー団体Doctor SHARE(場所:チュグナン郡ワングンジャヤ村 撮影日:2022年12月15日)
被災地で医療支援を続けるA-PADインドネシアのパートナー団体Doctor SHARE(場所:チュグナン郡ワングンジャヤ村 撮影日:2022年12月15日)

また、2022年12月15日、A-PADインドネシアはグローバルコンパクトインドネシアとDoctor SHAREと連携して、チアンジュール県チュグナン郡(トゥナガン集落)ワングンジャヤ村の医療支援の現場に、以下の物資を届けました。

<物資内訳>
●ボディークリーム12本入り×84箱
●ハンドウォッシュ×1,008個
●調味料(Kecap Manis/ケチャップマニス)256本
●歯磨き粉2,304本・歯ブラシ2,008本
●ベビー用スキンケアセット(オイル、せっけん、パウダー)1,008セット
●せっけん1,000個
●薬1,000セット

支援物資を梱包(こんぽう)するA-PADインドネシアスタッフ(場所:チュグナン郡ワングンジャヤ村 撮影日:2022年12月15日)

このほかA-PADインドネシアと連携するパートナー団体YKBのウィシュヌさんは、支援地区でのリーダー的存在として、他団体やコミュニティーとの連携を続けています。村の住民組織のリーダーと毎日話し合いを重ね、一軒一軒被災家庭を回りニーズの汲(く)み取りやコミュニケーションを深めることで関係を築いています。また、毎日サブクラスターメンバーのグループ内で、トイレや水設備設置完了や計画の進捗(しんちょく)共有がなされています。

避難生活に不可欠な"水"を届けています(2022年12月9日更新)

スカムリャ村とバルカソ村では、8割以上の住民が家を失いました(場所:チュグナン郡の避難所 撮影日:2022年12月1日)

2022年11月21日の地震発災から2週間以上がたちました。
発災後、西ジャワ州チアンジュール県の被災地で緊急支援活動を続けるA-PADインドネシアのアントン・プルナマから、日本の支援者の皆さまへメッセージが届きました。

このたびは、日本からインドネシアへ、あたたかい支援を届けていただき、ありがとうございます。

2022年12月1日、わたしは今回の地震で特に大きな被害を受けたチュグナン郡のスカムリャ村とバルカソ村の避難所へ入りました。この地域では、家屋の8割が全壊・半壊などの深刻な被害を受け、多くの人が一瞬にして大切な人や財産を失ってしまいました。住む場所がなくなり、人々は写真のようなブルーシートや布で作ったテントでやむなく生活しています。

ブルーシートや布で作った仮の住まい(場所:チュグナン郡の避難所 撮影日:2022年12月1日)

現在、この地域の避難所では、トイレなどの簡素な衛生設備はありますが、きれいな水の貯蔵や配管設備などがありません。また、生活用水として下水を使わざる得ない状況にあり、多くの人が下痢や腹痛を訴えるなど衛生面の課題が深刻化しています。

避難所では不衛生な水が原因で下痢などがまん延し衛生面の課題が深刻化しています(場所:チュグナン郡の避難所 撮影日:2022年12月1日)

避難生活の長期化が予想される中、今もっとも必要な支援は衛生面のサポートだと判断し、私たちA-PADインドネシアは安全な水を届ける活動を開始しています。連携団体をはじめ現地で活動する大学や人道支援団体、災害センター、自治体などと連携しながら、水源地からパイプをつなぎ、手洗いやトイレに使う水を届けています。

被災した地域でニーズ調査を続けるA-PADスタッフ(場所:チュグナン郡の避難所 撮影日:2022年12月1日)

配管パイプは今後の生活を立て直すうえでも長く使っていけるものを整備しており、食料や調味料などの生活必需品を支援している他団体とも連携しつつ、地域の自立をうながす取り組みを行っています。

布で作った屋根の下に身を寄せる子どもたち(場所:チュグナン郡の避難所 撮影日:2022年12月1日)

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寄付総額
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目標金額
1,000,000
達成率31%
寄付人数
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プロジェクトオーナー

一般社団法人アジアパシフィックアライアンス

一般社団法人アジアパシフィックアライアンスは、アジア太平洋地域で災害が起きたとき、NGO・企業・政府などが連携し迅速かつ効果的な支援を行うためのプラットフォームです。2013年、自然災害の被害が多いアジア各国の災害支援関係者によって創設され、2022年現在、日本を含む6カ国が加盟。

現場をよく知る各国の企業・NGO・行政がそれぞれの得意分野を生かしながら最適な支援方法を選び、より効果的・効率的な支援を実践しています。国や組織の壁を越えた連携支援の実績を積み重ねるとともに、各現場の経験を学び合う場づくりや人材育成、国際議員連盟の創設などにも貢献しています。支援実績は以下の通り。

・2013年:インドネシア・ジャカルタ 洪水
・2013年:フィリピン台風ハイエン 
・2014年:フィリピン 台風ハグピート 
・2015年:日本 関東大雨災害
・2015年:ネパール地震 
・2016年:台湾南部地震
・2016年:日本 熊本地震
・2017年:ロヒンギャ難民への医療支援
・2018年2月:台湾地震
・2018年8月:インドネシア ロンボク島地震
・2019年8月:九州豪雨
・2019年10月:スリランカ豪雨、フィリピン地震
・2020年1月:各国 COVID-19
・2020年1月:フィリピンタール山噴火
・2020年10月:フィリピン台風ゴニ
・2021年1月:インドネシア 西スラウェシ地震
・2021年3月:バングラデシュ難民キャンプ火災
・2021年7/8月:熱海土石流/佐賀豪雨
・2021年7月:フィリピン台風ゴニ
・2021年11月:スリランカ モンスーン
・2021年11月:ネパール洪水
・2021年12月:インドネシア洪水 
・2021年12月:フィリピン台風 
・2022年:トンガ噴火

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