みんなの力で、子どもたちに教育の機会を届けよう!

寄付受付開始日:2018/04/02

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認定NPO法人ACE

プロジェクト概要

更新日:2022/08/31

世界の子どもの10人に1人が、学校に行けずに働いています

日本では、4月に新学期がはじまり、お祝いや応援の言葉、笑顔が飛び交う晴れやかな季節が訪れます。一方、世界には家族を支えるために勉強や学校に行くことをあきらめて働かざるを得ない子どもたちがいます。

現在、世界では1億6,000万人(世界の子どもの10人に1人)もの子どもたちが教育の機会を奪われ、危険で有害な環境で働かされています。教育を受けられないことで、文字の読み書きや計算ができないため、大人になっても安定した仕事につくことができず、貧困が続く……という悪循環が生まれています。

未来を変えるには、教育の機会が必要です

私たちACE(エース)は、この問題を解決するため、2009年から「スマイル・ガーナ プロジェクト」を行っています。

これまで、日本のみなさまのご寄付のおかげで、たくさんの子どもたちが学校に通えるようになりました。2022年8月には、これまで支援を続けてきた10の村での活動は終了し、これからは村の人の力だけで、子どもたちが働かずに学校に通える仕組みを継続させていきます。

2022年9月からは新しい村で活動を開始する予定です。今後3年間で、村のすべての子どもが学校に通えるようになることをめざします。

【入学応援キャンペーン!】
あなたの寄付が、子どもたちの未来を変えます

ガーナは幼稚園から中学校までの義務教育には授業料はかかりませんが、ノートや鉛筆、制服などの学用品は自分たちで準備しなくてはいけず、どうしても学用品を買うことが難しい家庭には、学用品一式を無料で提供し、経済的負担を少しでも減らすことで子どもが学校に通えるようにサポートしています。

この活動は、みなさまのご寄付によって支えられています。新しい2つの村のすべての子どもが、学校に入学して学ぶ機会を得ることで、未来を切り開く力を身につけ、自らの意志で人生を築くことができるように、温かいご支援をお願いいたします。子ども達が学校に入学ができるよう、みなさまからのエール(応援)をお待ちしています。

支給された学用品を受けとった女の子と家族

寄付金の使いみち

ガーナ・カカオ生産地の子どもたちを児童労働から守り、教育を受けることができるよう支援する活動に、大切に使わせていただきます。

※「つながる募金(ソフトバンク)」で寄付をいただいた場合、上記の記載にかかわらず、当団体の活動全般への寄付となります。

活動情報

更新日:2022/08/31

コロナ禍でも教育を止めない|給食支援と学用品の支給

9カ月間の休校を経て、学校が再開
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、ガーナでは2020年3月末から全ての教育機関が閉鎖されていましたが、高校・中学校は同年6月以降徐々に再開され、2021年1月中旬には、9カ月ぶりに小学校が再開されました。

学校の再開に先んじて、支援地の村の子ども保護委員会(Community Child Protection Committee:CCPC)と首長を含むオピニオン・リーダーたちは、学校再開と学校での感染対策について、村の全ての保護者に伝えることを約束してくれました。

また、9カ月間使われていなかった学校にはたくさんの雑草が生えてしまっていて、くもの巣がかかっている教室や、物が壊れている教室もありました。このため、村のリーダーたちの呼びかけで、村の人たちが集まり、子どもたちが安心して学校を利用できるように、小学校の大掃除が行われました。

支援地の2つの村では、小学校の閉鎖期間中に62人の子どもが児童労働に従事していることが確認されていたため、子どもたちが学校に戻ってきてくれるかが大きな懸念点でした。しかしそんな心配とは裏腹に、小学校再開後の2つの村での子どもたちの出席率は95~100%と、ほとんどの子どもたちが学校に戻ってきてくれました!

子どもたちの高い出席率の要因としては、上に述べたような、児童労働の撤廃や学校再開に向けた村の住民の協力があり、これまで村で実施してきた、児童労働の危険性についての意識啓発が大きな効果を発揮したのではないかと考えています。

学校開校日の授業(低学年のクラス)
学校開校日に校庭で遊ぶ子どもたち

保護者の協力のもと、給食支援をしています
小学校の再開と同時に、学校給食の支援を始めました。
新型コロナウイルスの感染拡大により家庭が困窮し食事を十分にとれなくなってしまった子どもたちに十分な食事を提供するのと同時に、家の仕事をやめられずに学校に来なくなってしまう子どもを増やさないために、「給食が食べられる」ことが学校に来るきっかけになることを狙いとしています。

予算の関係で、プロジェクトで支援しているのは週3回分なのですが、給食支援を知った保護者たちが緊急でPTA集会を開き、残り週2回分は保護者がお金を出し合って実施することとなりました! 村のおとなたち自身が子どもたちの教育と健康を守るという意識が根付いていることを嬉しく思います。

給食を楽しむ子どもたち

40人の子どもに学用品を支援
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う青空市場の一時的な閉鎖や交通手段の減少により、農家が現金収入を得る機会が減少してしまいました。また、職を探して他の地域から村に移住してきた困窮家庭も増えていました。このため、特に経済的に困窮し、最も児童労働に陥りやすいと思われる家庭の子どもを選定し、40人の子どもに学用品を支給しました。

支給した学用品や制服一式

「学校が好き!」学用品の支給を受けて学校へ通うようになった子どもとその家族
レックスさん(仮名)のお父さんは、数年前に自動車事故に遭い、右足を骨折しました。事故の前は石屋さんで、カカオ農園も所有していました。足の治療のために複数回手術を受け、多額の治療費も工面しなければならず、カカオ農園を約15年もの間貸しに出さざるをえなくなってしまいました。

レックスさんのお母さんは、お父さんの入院や通院に付き添う必要があったため、両親が家に不在の間はおばあさんがレックスさんのお世話をしてくれました。現在、お父さんは松葉杖(まつばづえ)をついて歩けるまでになりましたが、家族は経済的に弱い立場にあります。お父さんは農作業ができず、お母さんは家にいてお父さんのお世話をして、おばあさんは80代と高齢です。

そのような状況ではありますが、レックスさんは毎日元気に学校に通っています。「学校に行くのは楽しいよ!」と恥ずかしそうにはにかんで答えてくれました。レックスさんの両親は、学用品の支援に非常に感謝していて、子どもたちのために最善を尽くすことを約束してくれました。お父さんは、家族の経済状況を改善させるためにも早く回復することを望んでいます。

レックスさん(中央)とお母さんと弟

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プロジェクトオーナー

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認定NPO法人ACE

ACEは、世界中のすべての子どもが権利を守られ、希望を持って安心して暮らせる社会を実現するため、市民と共に行動し、児童労働の撤廃と予防に取り組む国際協力NGOです。

インドのコットン生産地とガーナのカカオ生産地で危険な労働から子どもたちを守り、日本で児童労働を解決するための活動を行っています。

この団体に関連するプロジェクトはこちら

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このプロジェクトでは1回3,000円以上の寄付から領収書の発行が可能です。
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2.個人情報の定義、個人情報の収集
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法令に基づき開示の要請がある場合
人の生命、身体または財産の保護のために開示の必要があり、本人の同意を得ることが困難である場合
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5.法令の遵守
当法人は、関連する各種法令又は規範を遵守し、皆様の個人情報の管理運用体制を適宜見直し、改善していくよう努めます。なお、この個人情報保護方針に関して変更が生じた場合には、当サイトにて公表いたします。

2008年10月8日制定

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