不幸な猫を減らし全ての猫に幸せを!
北海道発の保護型猫カフェ

寄付受付開始日:2017/06/28

  • 領収書なし
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北海道札幌市を中心に、北海道内の飼い主のいない猫たちを保護・譲渡する活動をしています。

NPO法人 猫と人を繋ぐ ツキネコ北海道

プロジェクト概要

更新日:2023/11/08

詳細はこちら

190万人都市、札幌市の猫の問題を解決するために活動しています

きっかけは野良猫の相談を受けたことでした。
何にもわからずどこか相談するところはないかと探しましたがどこにもありませんでした。
政令都市である北海道札幌市に愛護動物に関しての相談窓口がないことを知り、その事実に驚くとともに漠然と疑問を感じたのが始まりでした。

日々、さまざまな案件に取り組んでいますが、保護猫が元気になり譲渡される「猫と人を繋げた」時が1番うれしい瞬間です。

2005年頃から個人で保護活動をしていくうちに仲間が増えていき、
2010年 札幌市では初めてとなる保護型施設の猫カフェ「ツキネコカフェ」をオープン。
2011年 「ニャイダーハウス」オープン。
2012年 NPO法人「猫と人を繋ぐ ツキネコ北海道」を設立。

北海道で初となる猫の相談窓口を開設し野良猫、捨て猫、迷い猫、飼育放棄など一般市民からの相談を中心に、猫を保護し適切な医療行為後に新しい飼い主さんへ譲渡しています。
2010年の立ち上げからこれまで約4,300匹を保護・譲渡してきました。

地元テレビや新聞など各メディアからも取り上げていただくことが多くなり、札幌市内にとどまらず北海道全域から相談が寄せられています。

多頭飼育崩壊現場では、劣悪すぎる環境で猫も人もまともな暮らしができません。繁殖制限を怠った結果不幸な猫を増やしてしまいます。

猫の問題から、人間の問題を考える

ツキネコ北海道に訪れる方からのご相談の中で特に多いのは、野良猫問題や多頭飼育崩壊、飼育放棄といった問題についてです。

昨今、相次ぐ多頭飼育崩壊案件ではこれまで50件以上、総数は1,500匹以上となりここ数年の保護猫のほとんどが多頭飼育崩壊案件で保護された猫たちです。
(2021年度には7件携わり多頭飼育案件だけで182匹以上保護しています)

多頭飼育崩壊現場など、劣悪な環境で生まれた子猫は発育状況も悪く、スタッフやボランティアさんで哺乳リレーで育てることも。

多頭飼育崩壊案件などでは、人間と猫の環境衛生の問題があります。人々や犬猫の健康を守るため、身の回りの状況を改善することが大切です。
『猫』の問題の根底には『人間』の問題が必ずあります。

猫助け=人助けこそが、当団体で大切にしている活動の指針のひとつです。
 TNR、多頭飼育案件、飼育放棄案件など相談は多岐にわたり、近年は沖縄や九州などの保護団体とも連携し日本中を走り回っています。
しっかり現場に出向き問題に向き合っていかなければなりません。

寄付金の使いみち

ツキネコ北海道で保護している猫たちの医療費、フード、トイレ砂などの消耗品をはじめ猫の保護の関わること全てに大切に使わせていただくことをお約束いたします。

ご支援の収支報告などはホームページにてお知らせしております。

収支報告
ツキネコ北海道ブログ

"#猫の日"

活動情報

更新日:2023/11/08

猫を救い、人も救う活動をしています。

当団体では、一般市民の皆さんからご相談を受けて、一緒に解決を目指すお手伝いをしています。『猫』の問題は『人』の問題でもあるのです。

多頭飼育崩壊案件
昨今、社会問題となっている多頭飼育崩壊。たった1匹の生殖制限を怠ったがために、ねずみ算式に繁殖を繰り返しゴミ屋敷化していく多頭飼育崩壊。

当団体ではこれまで多数の多頭飼育崩壊現場に関わった経験から、無理のない引き出しを行い譲渡につなげるレスキューを行っています。時には、不衛生な家の清掃を行ったりと猫だけではなく人間側の生活改善も目指しています。

ツキネコカフェのスタッフ猫『ネネ』。脳性まひ、四肢まひとハンデはありますが眠る姿は天使のようで皆さんに愛されています。

猫の適正飼育の啓蒙(けいもう)活動
活動内容は猫の保護に留まらず多岐にわたっています。持続可能な保護活動の実現を目指してソーシャルビジネスの構築に力を入れ、イベントや譲渡会の企画・運営しています。

また、適正飼育を浸透させるためには、若年層とりわけて小さな子どもたちへ伝える機会を増やしています。毎年夏休み期間に親子で参加型のボランティア体験を開催しています。獣医師に保護猫の診察についての講義を受け、保護施設で過ごす猫たちの給餌や清掃を子どもたちが中心となり行っております好評を得ています。小さな命の大切さを知ってもらうきっかけづくりが大切だと感じています。

お子さんへの啓蒙(けいもう)として、保護猫のお世話体験プログラムを実施。里親募集ポスターを上手に仕上げてくれました。

ギャラリーでの写真展。コーヒーを片手にゆっくりと流れる時間の中、多くの方に猫たちの写真を見ていただきました。

永年預かり制度
さまざまなメディアから注目いただいている【永年預かり制度】。高齢者など猫を最期まで見る自信のない方に向けて、保護猫を「飼う」のではなく「預かる」制度です。病気などの理由で飼育継続が困難になった際は、当団体にて再度引き取ることで安心して猫と暮らしていただけます。

この制度は、相談者や保護団体にとってもより良い制度となっており、猫の譲渡を諦めていた多くの高齢者の方に喜んでいただいています。2014年頃に本格的にスタートして、現在まで150名を超える方に永年預かりを利用していただいています。

当団体独自の猫の【永年預かり制度】。最終的な猫の責任を当団体が引き受けることで、高齢者にも猫との暮らしを楽しんでもらえるこの制度は各メディアからも注目されています。

TNR活動の促進
無責任なえさやりによる繁殖増加や、野良猫による庭への糞尿被害など外猫の問題は多岐にわたっています。不幸な猫を減らすために欠かせないのが「TNR活動」です。

※TNRとはTrap(トラップ)捕獲器で捕獲し、Neuter(ニューター)避妊去勢手術をして、Return(リターン)元の場所に戻す、そしてそのしるしとして、耳をV字にカットします。当団体では2011年よりTNR活動を推進してきました。迷い猫や捨て猫に関してどのようにすれば良いか相談を受けて保護またはTNRするアドバイスを行っています。望まない繁殖を防ぎ、地域猫として見守る活動を推進しています。

店外譲渡会ではたくさんの猫たちに赤い糸が見つかりました。

ボランティアさんについて
年齢層も幅広く、集まったボランティアさんの登録は200名以上。
毎日の保護施設の掃除や、隔離が必要な猫の一時預かり、イベント時のスタッフとして私たちの活動になくてはならない存在となっています。
ボランティアさん個々のパーソナリティーを引き出すことが、団体としての組織運営の強化につながると考えています。

北海道内各地からやって来た猫たちは、スタッフやボランティアさんの努力によりケア・順化され新しい家族の元へ卒業していきます。

さまざまな支援の形
支援者の皆様からいただいた支援金やご寄付は、当団体で保護している猫たちの医療費、フード、トイレ砂などの消耗品をはじめ猫の保護の関わること全てに大切に使わせていただいています。
これらは活動を維持するための大切な力となっています。

猫は野生動物ではなく、人間が『愛して』『護る』愛護動物です。
外で暮らす猫の状況は大変過酷で、病気や飢餓・交通事故といつも隣り合わせに過ごしています。
1匹でも多く不幸な猫たちを救うために、日々活動をしています。

緊急レスキューの一時保護場所、スペイクリニックの開設、飼い猫の一時預かり(保管事業)、老猫ホーム、愛猫の遺言委託業務 死因贈与契約などに対応できる施設として稼働していきます。

新施設『月虹山荘〜ねこの方舟〜』
当団体が活動を続けていく上で猫の保護場所の確保はとても難しい問題のひとつでした。

札幌市内でスタートした活動は日を追うごとに保護数の増加のために保護施設を広げることになり、家賃、光熱費、駐車場代などの負担が重くのしかかってくることになりました。
2015年立ちのきのために現在のツキネコカフェに移転したものの、施設の老朽化も進み2018年の北海道胆振東部地震の際には不安が残りました。

また、相談内容の中に独居高齢者宅に残された猫たちの問題が増えてきた背景があります。
『自分に何かあったら家族と同じ愛猫をどこに託したら良いのか』そんな声も漏れ聞こえてくる様になりました。
この様なことから自己所有の施設を持たない当団体として、岐路に立たされている様に思えました。

絶対に施設が必要なことを感じ数年前から物件探しを地道に始めて、声に出す様に心がけたのです。
そして思いがけず夢の様な物件が現れ、数々の難題を乗り越えてクラウドファンディングの挑戦も成功して取得に至りました。

特にNPO団体として難しいと思われた金融機関の借入でしたが、しっかりプレゼンしたところご理解をいただき全面的な協力を得ることができたことは今後の自信にも繋がりました。

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プロジェクトオーナー

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NPO法人 猫と人を繋ぐ ツキネコ北海道

北海道札幌市を拠点に、北海道内全体の飼い主のいない猫の保護活動を行っています。のら猫、捨て猫、飼育放棄、多頭飼育崩壊レスキュー、TNR活動など猫に関する問題に幅広く対応しています。適正飼育の啓蒙啓発活動をはじめ各イベント運営、保護型猫カフェの運営を行っています。

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