• 光あふれる教室にて

困難に向き合い、課題解決の実践を通して生き方を見いだす

福島県双葉郡では、東日本大震災と福島第一原子力発電所の事故によって、地域住民の避難が長期化する一方で、避難が解除された町でも農業や漁業等のなりわい復興の道のりは険しく、若者の帰還が進まず超高齢化が進行するなど、復興には30~40年かかるとも言われる厳しい状況にあります。そのような中で、震災時に双葉郡にあった5つの高校は休校に追い込まれ、平成27年4月に、避難から帰還した福島県双葉郡広野町に新たにふたば未来学園高等学校が開校しました。

他県の高校生向けのツアーを主催する生徒(富岡町の夜ノ森の桜並木。避難指示区域の入り口にて。)

ふたば未来学園では、震災と原発事故という、人類がこれまで体験したことのない災害を乗り越え、直面する「解のない課題」を解決し、新しい生き方、新しい地域、新しい価値を創れる「変革者」の育成を目指しています。そのため、高校生が地域課題解決の実践に取り組む「未来創造探究」という授業を柱とした、特色のある教育活動を実施しています。生徒たちは、原子力災害の教訓を伝えていくツアーの企画や、地域の農家と連携した商品開発など、様々な実践に取り組みながら、課題を乗り越えていく力を磨き、自分が福島とどう向き合って生きていくか、考え続けています。

しかしながら、現在生徒たちは仮校舎で学習しており、2019年春にようやく校舎が完成し、同時に併設する中学校を開校して中高一貫教育を開始するため、部活動を含めた教育活動を支える備品・用具や図書館の充実をはじめ、教育環境の整備が大きな課題になっています。開校間もない、ふたば未来学園高等学校は設備なども足りないものが多いのです。
また、厳しい環境にありながら複数の部活動は全国大会への出場を果たし、トップアスリートを目指して懸命に頑張る生徒たちにとって、選手として各種大会、遠征などに参加する際の自己負担額は、他の県立高校に在籍する生徒に比べて著しく多額であることから、継続的な支援が不可欠となっております。

寄付金の使いみち

新設校である本校は、通常の学校には整っている物品等が不足している上、立ち上げたばかりの同窓会や後援会からの財政的な支援は難しい状況にあります。
いただいたご支援は、書籍や実験・実習器具、部活動の備品類の整備に使わせて頂きます。また、近隣の学校が原発事故後に休校となったため、試合の度に数10キロ離れた他校へ赴かなければならない部活動の活動費などに使わせていただきます。


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