未曽有の災害があった福島から変革者を育てる
寄付受付開始日:2017/03/01
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寄付受付開始日:2017/03/01
更新日:2021/02/22
福島県双葉郡では、東日本大震災と福島第一原子力発電所の事故によって、地域住民の避難が長期化する一方で、避難が解除された町でも農業や漁業等のなりわい復興の道のりは険しく、若者の帰還が進まず超高齢化が進行するなど、復興には30~40年かかるとも言われる厳しい状況にあります。そのような中で、震災時に双葉郡にあった5つの高校は休校に追い込まれ、2015年4月に、避難から帰還した福島県双葉郡広野町に新たにふたば未来学園高等学校が開校しました。
ふたば未来学園では、震災と原発事故という、人類がこれまで体験したことのない災害を乗り越え、直面する「解のない課題」を解決し、新しい生き方、新しい地域、新しい価値を創れる「変革者」の育成を目指しています。そのため、高校生が地域課題解決の実践に取り組む「未来創造探究」という授業を柱とした、特色のある教育活動を実施しています。生徒たちは、原子力災害の教訓を伝えていくツアーの企画や、地域の農家と連携した商品開発など、さまざまな実践に取り組みながら、課題を乗り越えていく力を磨き、自分が福島とどう向き合って生きていくか、考え続けています。
開校以来仮校舎での学習が続いていましたが、2019年春にようやく校舎が完成し、同時に併設する中学校を開校して中高一貫教育のスタートラインにつくことができました。
しかしながら、部活動を含めた教育活動を支える備品・用具や図書館の充実をはじめ、教育環境の整備が大きな課題になっています。開校間もない、ふたば未来学園は設備なども足りないものが多いのです。
また、厳しい環境にありながら自らの震災体験を台本化して発信している演劇部が全国大会への出場を果たしたり、バドミントン部が新型コロナウイルス感染症の影響で中止となったインターハイ全国大会の代替大会で優勝したりするなど活躍している一方で、大会などに参加する際の生徒の自己負担額は、他の高校に在籍する生徒に比べて著しく多額となっています。卒業生も若く、地域の企業も復興途上である中、後援会による支援も難しい状況があります。
原子力災害は学校や地域に「当たり前」にあるものを奪ってしまいました。そのため、継続的な支援が不可欠となっております。
新設校である本校は、通常の学校には整っている物品などが不足している上、立ち上げたばかりの同窓会や後援会からの財政的な支援は難しい状況にあります。
いただいたご支援は、書籍や実験・実習器具、部活動の備品類の整備に使わせていただきます。また、近隣の学校が原発事故後に休校となったため、試合の度に数10キロ離れた他校へ赴かなければならない部活動の活動費などに使わせていただきます。
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2015年4月に福島第一原子力発電所の事故による避難から帰還した福島県双葉郡広野町に開校した「福島県立ふたば未来学園中学校・高等学校」です。双葉郡の復興は数10年かかると言われる厳しい状況にあることを踏まえ、全生徒が地域での課題解決の実践に取り組み、「解のない課題」を乗り越える力を身に付けることを目指して学んでいます。
2019年春にようやく校舎が完成し、同時に併設する中学校を開設して中高一貫教育のスタートラインにつきました。
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