年間1,600回の注射を打ち続けなくてはならない「不治の病」の
子どもたちに「治る」希望を

寄付受付開始日:2017/01/30

  • 領収書あり
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毎日の注射が欠かせないりあんちゃん(6歳発症)

認定特定非営利活動法人 日本IDDMネットワーク

JCNEに認証された団体です。

プロジェクト概要

更新日:2023/11/09

子どもたちの“不治の病”を“治る病”にするためにご支援ください

1型糖尿病は小児期に発症することが多い“不治の病”です。いったん発症すると生涯にわたって毎日5回程度の注射が欠かせません。
1型糖尿病を発症すると、医師から「治らない」「一生注射を打ち続けなければならない」という宣告を受けます。この言葉に、患児の親は“絶望”してしまいます。

小さな手を震わせながら注射を打つ我が子を見守り、変わってあげることもできません。そして、今は「治るよ」という言葉をかけることもできないのです。この“絶望”を“希望”に変えるには、この病を“治る病”にするしかありません。

1型糖尿病研究基金の創設と研究助成
日本で初めての膵島(すいとう)移植を行った松本慎一医師は、1型糖尿病について「すでに解決の道のりは見えている」「あとは資金である」と言われました。

膵島(すいとう)移植を行う松本慎一医師(中央)

日本IDDMネットワークは、患者・家族の団体として自らの手でこの“不治の病”を“治る病”にするために2005年に1型糖尿病研究基金を創設し、いただいた寄付を財源として研究支援を行っています。
2025年に1型糖尿病を“治る病気”にすることを当面のGOALとして掲げています。

子どもたちが毎日、生涯にわたって注射を打ち続けなければならない現実を変えるこの取り組みをぜひご支援ください。
2025年、毎日注射を打つ子どもたちに、「もう注射を打たなくていいよ。」と言えるように、毎月の継続寄付によるご支援もお願いいたします。

日本IDDMネットワークとは

私たち日本IDDMネットワークは、毎日のインスリン補充が1日たりとも欠かせない患者とその家族が“希望”を持って生きられる社会を実現することを目指しています。
1型糖尿病を「治らない」病気から「治る」病気にし、最終的にこの世から根絶することが私たちの究極の目標です。

<日本IDDMネットワークの3つの約束>
1.救う-患者と家族の皆さんに私たちの経験を還元します。
毎年約1,000人発症する患者と家族に、必要な情報を詰めた「希望のバッグ」を根治のその日まで贈りつづけます。

希望のバッグ

2.つなぐ-患者・家族と研究者、医療者、企業、行政、そして社会とつなぎます。
医療機関、企業等と協働してさまざまなセミナーを開催します。そして、絵本などを全国の図書館に贈呈することなどを通してこの病気の周知を図っています。

第1回IDDMこども会議<高木美智代厚生労働副大臣(当時)と1型糖尿病の子どもたち>

3.解決する-研究者の方々に研究費を助成し、1型糖尿病根治への道を拓きます。2005年に創設した「1型糖尿病研究基金」により、1型糖尿病の根絶(=治療+根治+予防)に向けて研究者に対し研究費を助成します。

山中伸弥京都大学iPS細胞研究所 名誉所長/教授 公益財団法人京都大学iPS細胞研究財団 理事長からのメッセージ

私の父は2型糖尿病で、晩年はインスリン注射を毎日行っていました。医学生だった私が注射をすることも多かったです。インスリン注射を何とかしたいという強い思いがあります。そのため、私が名誉所長を務める京都大学iPS細胞研究所(CiRA)では、設立当初からiPS細胞を使った糖尿病の治療法開発を目指し、iPS細胞からインスリンを作る細胞の塊[膵島(すいとう)様細胞]を作製する研究を進めてきました。この技術を使って新しい治療法を開発する会社も設立されました。

日本IDDMネットワークが「1型糖尿病を治す」ための研究基金を設置し、長年にわたり研究者との交流活動を促進し、研究費を支援されていることは本当に大切で素晴らしいことだと思います。CiRA研究者も研究助成をいただいており、この場をお借りして心より感謝申し上げます。

私たち研究者の研究への大きなモチベーションは、研究の成果を待っている患者さんがすぐそばにいることを知って、何とか貢献したいという思いなのです。また、新しい治療の開発のために日夜がんばっている研究者がいるということを、患者さんや周りで支えておられる方々に知っていただくことで、希望をもっていただければと思います。

村上龍さんからのメッセージ

1922年、世界で最初にインスリン投与が行われました。誕生後、1世紀がたったというところです。インスリンの補充ができなかった時代には、1型糖尿病は確実に死に至る病気でした。現在、すでに確立されている「すい臓移植」の他に、「膵島(すいとう)移植」や「人工膵島(すいとう)」、さらに「再生医療」「遺伝子治療」などの先端的な研究が進められています。「『治らない』から『治る』へ」という日本IDDMネットワークの指針は、人類の英知の結晶である生命科学への信頼と希望を象徴するものです。

日本IDDMネットワークでは、「1型糖尿病研究基金」を募っています。この基金へのご協力・ご支援を、多くの人にお願いしたいと思います。この基金は、1型糖尿病の患者さんとご家族への支援にとどまらず、生命科学、および医学への貢献にも寄与するものです。

■領収書の発行について
1回3,000円以上のクレジットカードによるご寄付で、領収書の発行を希望して寄付された方に、領収書を発行いたします。
手続き完了後の発行や再発行はできません。
領収書の日付は、お客様の寄付手続き日ではなく、当団体への入金が完了した日(原則として寄付手続き日の翌月末日頃)です。
詳しくはヘルプページをご参照ください。
 
領収書に関するお問い合わせは、下記までご連絡ください。
<お問い合わせ先>
認定特定非営利活動法人日本IDDMネットワーク・Yahoo!ネット募金係
メールアドレス:info@japan-iddm.net

"#childsupport"

寄付金の使いみち

1型糖尿病“根絶”(=治療+根治+予防)に取り組む研究支援に活用しています。

まずは2025年の1型糖尿病“根治”に向けて、そしてその先の“根絶”に向けて引き続きご支援をよろしくお願い申し上げます。

■これまでの研究助成実績はこちらをご覧ください。

活動情報

更新日:2023/11/09

同志社大学に250万円を助成いたしました(2023年3月)

1型糖尿病根治の方法であるバイオ人工膵島(すいとう)移植を、より安全で効果を持続させることのできる「マクロカプセル化膵島(すいとう)」の開発を研究する、角昭一郎先生の研究グループへさらに250万円を助成いたしました。

2020年6月に引き続き「マクロカプセル化膵島(すいとう)」による1型糖尿病治療研究を進める同志社大学病態解析センターの祝迫惠子センター長と角昭一郎研究員のグループへ250万円の助成をいたしました。ご支援に感謝申し上げます。

角准教授からのメッセージ
今回は追加の研究資金をいただき大変ありがたく存じます。

現在も有効性を延長するための試験を行っていますが、私が同志社大学と併任している株式会社細胞治療技術研究所の社長も大変熱心で、折に触れて取り組みを応援してくれます。
皆さんの希望を形にできるよう、大動物の実験からマクロカプセル化膵島(すいとう)が現実に患者さんに届けられるべく研究を進めております。
大学と民間企業との掛け持ちで、これまで以上に頑張れる環境にいますので、皆さんのご期待に沿うよう人生をかけてやりぬきます。

2023年3月
同志社大学生命医科学部医生命システム学科 嘱託講師
株式会社細胞治療技術研究所・研究主幹
角 昭一郎

マクロカプセル化膵島(すいとう)による1型糖尿病治療の研究概要と成果はこちら(PDF)をご覧ください。

京都大学に250万円を助成いたしました(2020年6月)

1型糖尿病根治の方法であるバイオ人工膵島(すいとう)移植を、より安全で効果を持続させることのできる「マクロカプセル化膵島(すいとう)」の開発を研究する角昭一郎京都大学ウイルス・再生医科学研究所准教授のグループ(※1)へ250万円を助成いたしました。このプロジェクトの目標金額は、500万円です。引き続きのご支援をお願いいたします。
(※1)2021年4月より同志社大学・嘱託講師へ

角准教授からのメッセージ
このたび、ご寄付をいただき、感謝の念に堪えません。本当にありがとうございました。

現在は、マクロカプセル化膵島(すいとう)の移植効果をできるだけ長くするために、ゲル素材の改変に取り組んでいます。これができれば、臨床応用に向けた前臨床試験(大型動物を使用した実験)に進めるのではないかと思っています。
この課題は私の30年以上にわたる研究成果の最終段階ですから、ぜひとも実現したいと思っております。今後の研究に対してもご支援をいただければ幸甚に存じます。

2020年6月
京都大学 ウイルス・再生医科学研究所 准教授
角 昭一郎

佐賀大学へ3,500万円を助成いたしました(2020年6月)

2018年3月と2020年6月2度にわたり、前回のプロジェクト「ウイルス糖尿病予防ワクチンの開発」に対し合計3,500万円(うち、このYahoo!ネット募金で200万円)の研究助成を永淵正法佐賀大学医学部肝臓・糖尿病・内分泌内科特任教授のグループへ行いました。ご支援いただいた皆様へ改めてお礼申し上げます。

永淵特任教授からのメッセージ
この度は、1型糖尿病の患者さんとその家族、趣旨に賛同してくださった皆様のおかげで、佐賀県の「ふるさと納税」やYahoo!ネット募金を介して、「ウイルス糖尿病予防ワクチン開発」を中心としたウイルス糖尿病研究に3,500万円ものご支援をいただき、感謝に堪えません。お寄せいただいた期待にお応えすべく全力で、この研究プロジェクトに取り組みます。

2020年6月
佐賀大学医学部肝臓・糖尿病・内分泌内科特任教
永淵正法 

佐賀大学での贈呈式(右から宮﨑耕二佐賀大学学長、永淵正法特任教授、井上龍夫日本IDDMネットワーク理事長)

ウイルス糖尿病予防ワクチン開発の研究概要と成果はこちら(PDF)をご覧ください。


Yahoo!ネット募金による助成実績

「マクロカプセル化膵島(すいとう)の開発」へ250万円(合計500万円)
「マクロカプセル化膵島(すいとう)の開発」へ250万円
「ウイルス糖尿病予防ワクチンの開発」へ200万円

■1型糖尿病研究基金による研究助成の実績と研究の進捗(しんちょく)はこちらをご覧ください。

※当募金ページに記載の内容については、プロジェクトオーナーが責任を負っており、LINEヤフー株式会社が責任を負うものではありません。詳しくは免責事項をご覧ください。
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寄付総額
9,201,993
寄付人数
30,587
現在の継続寄付人数:63
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    Tポイントを使って1ポイントから寄付できます。
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プロジェクトオーナー

認定特定非営利活動法人 日本IDDMネットワーク

日本IDDMネットワークです。

私たちは、不治の病“1型糖尿病”の患者・家族を支援するために1995年に設立した日本最初の所轄庁認定NPO法人です(寄付者の方々には税制優遇措置が有ります)。

不治の病“1型糖尿病”の根絶を目指して、予防、治療、根治に対する研究支援を行っています。これまで7億円を超える研究助成を行ってきました。

2025年に1型糖尿病が“治る病”になることを目指して役職員一同全力を尽くしますのでご支援をよろしくお願い申し上げます。

この団体に関連するプロジェクトはこちら

領収書発行について

このプロジェクトでは1回3,000円以上の寄付から領収書の発行が可能です。
※クレジットカードでの寄付に限ります。詳しくはヘルプページをご参照ください。

団体のプライバシーポリシー

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1. 糖尿病に関する各種情報の連絡のため
2. ご依頼のあった物品等を送付するため
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特定非営利活動法人日本IDDMネットワーク
電話:0952-20-2062
FAX:020-4664-1804
E-mail:info@japan-iddm.net

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