年間1,600回の注射を打ち続けなくてはならない「不治の病」の
子どもたちに「治る」希望を

寄付受付開始日:2017/01/30

  • 領収書あり
[年間1,600回の注射を打ち続けなくてはならない「不治の病」の 子どもたちに「治る」希望を]の画像
膵島(すいとう)移植を行う松本慎一医師(中央)とインスリン注射を打つ患児

認定特定非営利活動法人 日本IDDMネットワーク

JCNEに認証された団体です。

プロジェクト概要

更新日:2025/12/11

1型糖尿病の子供たちに希望の未来を届けたい

12月は「Giving December(寄付月間)」として、未来の社会に向けた取り組みを支える特別な季節です。1型糖尿病患者と家族を支援する日本IDDMネットワークでは、この時期に合わせて【子供たちに希望の未来を届けるキャンペーン】を行います。

1型糖尿病患者とその家族

1型糖尿病は幼い時期に発症することが多い病です。突然膵臓(すいぞう)のβ細胞が破壊され、生涯にわたり毎日4〜5回の注射が欠かせない「不治の病」です。
しかしいま、たゆまぬ研究の成果によって“根治への道筋が見えつつある”大きな転換点を迎えています。

“治る”という「希望の未来」を1型糖尿病と向き合う子どもたちに届けるために、研究を継続してもらわなくてはなりません。
どうか、この12月だからこそできる支援をお寄せください。

【膵島(すいとう)の再生・移植で「治る」希望を】
私たち日本IDDMネットワークは、2005年に「1型糖尿病研究基金」を設立。その基金を通じて研究機関・医療機関へ支援を行い、根治に向けた研究を推進しています。

皆さまからの寄付で、2025年度は根治に直結する研究領域を重点的に支援します。

●iPS細胞・再生医療による“膵島(すいとう)細胞の再生”
・ヒトiPS細胞から膵島(すいとう)をつくり移植(長船健二先生)
・患者自身の細胞を用いたインスリン産生細胞の移植(池本哲也先生)

●バイオ人工膵島(すいとう)移植の実用化
・人に移植できる医療用ブタ膵島(すいとう)の量産化(浅利貞毅先生・松本慎一先生)

根治に直結する研究【1】患者自身の細胞を用いた移植【2】バイオ人工膵島(すいとう)移植

【日本で初めて膵島(すいとう)移植を実施した松本慎一先生(神戸大学)のメッセージ】

日本で初めて膵島(すいとう)移植を実施した松本慎一先生(神戸大学)のメッセージ

研究を止めないために、どうか寄付で支えてください
研究には「継続」が何より重要です。1型糖尿病のない希望の未来を子どもたちに。

どうか皆さまの思いを、研究の力に変えさせてください。

クレジットカードは100円から、Vポイントは1ポイントから寄付できます。
PayPayで寄付する際は、Yahoo! JAPAN IDへのログインが不要、1円から寄付できます。

1型糖尿病患児の思いを描いたイラスト

■領収書の発行について
・日本IDDMネットワークは、佐賀県の認定を受けた「認定NPO法人」です。そのため、当法人へのご寄付は税制上の優遇措置(寄付控除)の対象です。

・1回3,000円以上のクレジットカードによるご寄付で、領収書の発行を希望して寄付された方に、領収書を発行いたします。

・お手続きの際に「領収書を希望する」のチェックボックスにチェックを入れてください。お手続きが完了した後での発行希望(再発行含む)への対応はできませんのでご注意ください。

※当法人からの領収書発行時期:単発のご寄付をいただいた方には、当法人への入金完了日(原則として寄付手続き日の翌月末日頃)の翌月末日頃に発行いたします。
継続寄付(毎月寄付)の方には、当法人への入金完了日(原則として寄付手続き日の翌月末日頃)を基準に、1年間分をまとめて翌年1月下旬頃にお送りします。

※領収書の日付は、お客様が寄付手続きを行った日、またはプロジェクトオーナーに入金された日(原則として寄付手続き日の翌月末日頃)のいずれかになります。具体的な日付については、プロジェクトオーナーにご確認ください。

※Vポイント、PayPayによるご寄付の場合は、発行の対象外ですのでご留意ください。

詳しくはヘルプページをご参照ください。

領収書に関するお問い合わせは、下記までご連絡ください。

<お問い合わせ先>
認定特定非営利活動法人日本IDDMネットワーク・Yahoo!ネット募金係
メールアドレス:jimukyoku@japan-iddm.net

寄付金の使いみち

皆さまからいただいた寄付は、研究を加速するために活用させていただきます。

【皆さまからの寄付でこんなことができます】
1,000円:研究に必要な試薬・消耗品の購入
3,000円:細胞観察・解析など研究の一工程
10,000円:治療法の実験
30,000円:新規治療の可能性を検証する基礎実験

皆さまのご支援ひとつひとつが、「希望の未来」を確実に手繰り寄せています。

"#childsupport"
"#Donationdeduction"

活動報告

更新日:2025/12/11

日本IDDMネットワークの活動

日本IDDMネットワークの3つの約束

【Special Report:ノーベル賞受賞・坂口志文先生に託した研究】
私たち日本IDDMネットワークの100人委員(1型糖尿病「治らない」から「治る」 -“不可能を可能にする”-取り組みを応援する方々)である坂口志文先生(大阪大学)が、2025年10月、制御性T細胞の発見により、ノーベル生理学・医学賞を受賞されました。

この発見は、1型糖尿病の発症メカニズムの解明、1型糖尿病の根治療法の確立(膵島(すいとう)を攻撃するリンパ球の制御、残存膵島(すいとう)の保護・再生、膵島(すいとう)移植の効率向上など)に大きな可能性を開くものと期待し、2019年に私たち日本IDDMネットワークから坂口志文先生へ、第2回「山田和彦賞」を贈っております。(第1回受賞者は同じくノーベル賞の山中伸弥先生)

今回の受賞は、1型糖尿病患者・家族にとって大きな喜びであり、希望の光です。

坂口先生ご夫妻と1型糖尿病の子どもたち、2019年日本IDDMネットワークの授賞式にて

【Yahoo!ネット募金による研究助成総額:1,100万円】
・「1型糖尿病患者由来のiPS細胞を活用した抗体医薬による治療」へ400万円
・「マクロカプセル化膵島(すいとう)の開発」へ京都大学に250万円、同志社大学に250万円(合計500万円)
・「ウイルス糖尿病予防ワクチンの開発」へ200万円

1型糖尿病研究基金による全ての研究助成の実績と研究の進捗(しんちょく)はこちらをご覧ください。

【研究助成についてと、研究者からのメッセージ】

国立がん研究センターおよび東京科学大学に900万円を助成(2025年11月)

1型糖尿病患者由来のiPS細胞を活用した新しい治療法を開発する安永正浩先生(国立がん研究センター)と、粂昭苑先生(東京科学大学)の研究グループへ、900万円の助成を決定いたしました。(うち、400万円がYahoo!ネット募金から)
ご支援に感謝申し上げます。

新薬開発分野長 安永先生からのメッセージ
皆さまの温かいご支援のおかげで、本研究を継続し、着実に前進することができております。
このたび、さらにご支援を賜ったことで、1型糖尿病患者の病態を精密に再現できる実験システムの構築、人工知能(AI)を活用しPROTAC搭載型A7R-ADC(次世代抗体医薬)の開発、および新規治療法の確立に向けた研究の継続が可能となりました。

さらに新たな挑戦として、膵島(すいとう)移植候補患者に対する治療選択の最適化を目指す研究にも着手していきます。本研究で創出する新しい治療薬を、一日でも早く患者さんに届けられるよう、今後も全力で取り組んでまいります。

2025年12月
国立がん研究センター先端医療開発センター
新薬開発分野長
安永正浩

粂教授からのメッセージ
ヒトiPS細胞から機能の高い膵島(すいとう)β細胞を作り、再生医療に用いること以外にも、この研究のように病態モデルを構築し、1型糖尿病が発症するメカニズムを解明したり、新しい薬剤開発や実際患者への有効性評価に用いたりすることができます。この研究により、1型糖尿病の治療に使える薬剤の開発に貢献したいと思います。

2025年12月
東京科学大学大学院生命理工学院教授
粂昭苑

同志社大学に250万円を助成いたしました(2023年3月)

1型糖尿病根治の方法であるバイオ人工膵島(すいとう)移植を、より安全で効果を持続させることのできる「マクロカプセル化膵島(すいとう)」の開発を研究する、角昭一郎先生の研究グループへさらに250万円を助成いたしました。

2020年6月に引き続き「マクロカプセル化膵島(すいとう)」による1型糖尿病治療研究を進める同志社大学病態解析センターの祝迫惠子センター長と角昭一郎研究員のグループへ250万円の助成をいたしました。ご支援に感謝申し上げます。

角講師からのメッセージ
今回は追加の研究資金をいただき大変ありがたく存じます。

現在も有効性を延長するための試験を行っていますが、私が同志社大学と併任している株式会社細胞治療技術研究所の社長も大変熱心で、折に触れて取り組みを応援してくれます。
皆さんの希望を形にできるよう、大動物の実験からマクロカプセル化膵島(すいとう)が現実に患者さんに届けられるべく研究を進めております。
大学と民間企業との掛け持ちで、これまで以上に頑張れる環境にいますので、皆さんのご期待に沿うよう人生をかけてやりぬきます。

2023年3月
同志社大学生命医科学部医生命システム学科 嘱託講師
株式会社細胞治療技術研究所・研究主幹
角 昭一郎

マクロカプセル化膵島(すいとう)による1型糖尿病治療の研究概要と成果はこちら(PDF)をご覧ください。

京都大学に250万円を助成いたしました(2020年6月)

1型糖尿病根治の方法であるバイオ人工膵島(すいとう)移植を、より安全で効果を持続させることのできる「マクロカプセル化膵島(すいとう)」の開発を研究する角昭一郎京都大学ウイルス・再生医科学研究所准教授のグループ(※1)へ250万円を助成いたしました。このプロジェクトの目標金額は、500万円です。引き続きのご支援をお願いいたします。
(※1)2021年4月より同志社大学・嘱託講師へ

角講師からのメッセージ
このたび、ご寄付をいただき、感謝の念に堪えません。本当にありがとうございました。

現在は、マクロカプセル化膵島(すいとう)の移植効果をできるだけ長くするために、ゲル素材の改変に取り組んでいます。これができれば、臨床応用に向けた前臨床試験(大型動物を使用した実験)に進めるのではないかと思っています。
この課題は私の30年以上にわたる研究成果の最終段階ですから、ぜひとも実現したいと思っております。今後の研究に対してもご支援をいただければ幸甚に存じます。

2020年6月
京都大学 ウイルス・再生医科学研究所 准教授
角 昭一郎

佐賀大学へ3,500万円を助成いたしました(2020年6月)

2018年3月と2020年6月2度にわたり、前回のプロジェクト「ウイルス糖尿病予防ワクチンの開発」に対し合計3,500万円(うち、このYahoo!ネット募金で200万円)の研究助成を永淵正法佐賀大学医学部肝臓・糖尿病・内分泌内科特任教授のグループへ行いました。ご支援いただいた皆様へ改めてお礼申し上げます。

永淵特任教授からのメッセージ
この度は、1型糖尿病の患者さんとその家族、趣旨に賛同してくださった皆様のおかげで、佐賀県の「ふるさと納税」やYahoo!ネット募金を介して、「ウイルス糖尿病予防ワクチン開発」を中心としたウイルス糖尿病研究に3,500万円ものご支援をいただき、感謝に堪えません。お寄せいただいた期待にお応えすべく全力で、この研究プロジェクトに取り組みます。

2020年6月
佐賀大学医学部肝臓・糖尿病・内分泌内科特任教授
永淵正法 

佐賀大学での贈呈式(右から宮﨑耕二佐賀大学学長、永淵正法特任教授、井上龍夫日本IDDMネットワーク理事長)

ウイルス糖尿病予防ワクチン開発の研究概要と成果はこちら(PDF)をご覧ください。

引き続き支援を求めています

※当募金ページに記載の内容については、プロジェクトオーナーが責任を負っており、LINEヤフー株式会社が責任を負うものではありません。詳しくは免責事項をご覧ください。
※本ページの「プロジェクト概要」「活動報告」「寄付金の使いみち」に掲載のリンクは、外部サイトに移動します。

寄付総額
11,449,932
寄付人数
34,793
現在の継続寄付人数:74
毎月の継続的な応援が大きな支えになります。

※寄付をするには Yahoo! JAPAN IDの取得(無料)が必要です。

  • PayPay
    PayPayで1円から寄付できます。※期間限定ポイントはご利用いただけません。
  • Yahoo!ウォレット
    クレジットカードで100円から寄付できます。
  • Vポイント
    Vポイントを使って1ポイントから寄付できます。

  • つながる募金
    携帯電話利用料金のお支払いと一緒に寄付できます。

プロジェクトオーナー

[認定特定非営利活動法人 日本IDDMネットワーク]の画像
認定特定非営利活動法人 日本IDDMネットワーク

日本IDDMネットワークです。

私たちは、不治の病“1型糖尿病”の患者・家族を支援するために1995年に設立した日本最初の所轄庁認定NPO法人です(寄付者の方々には税制優遇措置が有ります)。

不治の病“1型糖尿病”の根絶を目指して、予防、治療、根治に対する研究支援を行っています。これまで7億円を超える研究助成を行ってきました。

2025年に1型糖尿病が“治る病”になることを目指して役職員一同全力を尽くしますのでご支援をよろしくお願い申し上げます。

  • Facebook
  • X
  • Instagram
この団体に関連するプロジェクトはこちら

領収書発行について

このプロジェクトでは1回3,000円以上の寄付から領収書の発行が可能です。
※クレジットカードでの寄付に限ります。詳しくはヘルプページをご参照ください。

団体のプライバシーポリシー

特定非営利活動法人日本IDDMネットワーク 個人情報保護方針当法人は、業務を通じて知り得た個人情報(個人を識別できる情報)の重要性を認識し、個人情報保護法の趣旨に則り次のとおり運用します。
個人情報の利用目的
1. 糖尿病に関する各種情報の連絡のため
2. ご依頼のあった物品等を送付するため
3. 領収書、お礼状をお届けするため
4. その他、当法人の業務遂行に当たって合理的な必要が生じた場合のため

個人情報の第三者への提供当法人は、次の各号に掲げる場合を除いて、ご本人の事前の同意なく個人情報を第三者に提供いたしません。
1. 法令に基づく場合
2. 発送等のために業務を委託した場合
3. その他ご本人のために必要であると当法人が合理的に判断した場合

個人情報の管理当法人は、管理する個人情報の紛失、破壊、改ざん、漏洩等を防止するため、適切な情報セキュリティ対策強化に努めます。
個人情報の開示・訂正・利用停止等保有する個人データについて、提供いただいた方から、内容の開示、訂正、利用停止などを求められた場合は、合理的と判断される範囲で対応いたします。
個人情報に関する問い合わせ個人情報の取扱に関するお問い合わせは、以下にて承ります。
特定非営利活動法人日本IDDMネットワーク
電話:0952-20-2062
FAX:020-4664-1804
E-mail:info@japan-iddm.net

Facebookコメントで寄付先への応援をお願いします

記入された応援のコメントは、寄付先団体およびYahoo!ネット募金の広報・宣伝活動(記者会見やプレスリリースでのご紹介等を含む)に 使用させていただく場合がございます。
ご了承の上、コメントを記載いただきますようお願いいたします。(2020年9月23日追記)

※本コメント機能はMeta Platforms Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対してLINEヤフー株式会社は一切の責任を負いません。

  • Facebookでシェアする
  • X(旧Twitter)でシェアする

注目のプロジェクト