東日本大震災などの被災校へ教材や備品を贈ります
ウェブベルマーク協会

寄付受付開始日:2017/01/11

  • 領収書なし
[東日本大震災などの被災校へ教材や備品を贈ります ウェブベルマーク協会]の画像
宮城県石巻市の寄磯小学校には支援でクリーナー、壁掛け時計、遊具などが贈られた。全校児童8人が笑顔で一緒にパチリ

一般社団法人ウェブベルマーク協会

プロジェクト概要

更新日:2023/02/28

いつものお買い物が被災校支援になります

東日本大震災から11年になりますが、岩手、宮城、福島3県の被災地は復興途上にあります。福島では原発事故の影響でいくつかの学校が元の場所に戻れず、子どもたちは避難先の施設や仮設校舎で学んでいます。コロナ禍の影響もあり、多くの学校で教材や備品が不足し、支援を求めています。

学校に贈られたボールを持つ福島県の富岡第一・第二中学校の生徒たち

ウェブベルマーク協会は2013年に発足し、被災校が必要とする支援を展開してきました。ネットショッピングが支援につながる仕組みで、ベルマーク教育助成財団への助成金を通じてベルマーク運動を支えています。気軽にできる社会貢献として会員数(マイページ登録者数)は13万人を突破し、増え続けています。

岩手県大船渡市の盛小にはカラーリングが届き、児童たちが遊んだ

震災で被害を受けた街並みが整備され、子どもたちの笑顔を活力にして、被災地の復興は少しずつ進んでいます。それでも、学校現場の教育環境が完全に戻ったとは言えない現状があります。仮設や間借りの校舎での生活で運動場がなく、体力づくりのための運動器具や遊具を必要としている学校や、部活動で遠くの仮設グラウンドでの練習や遠征試合に行くため、バス代支援を望む学校もあります。ICT機器も要望の多い教材のひとつです。

宮城県気仙沼市の鹿折小学校で雪上カルタ大会。みんなで当たりの絵札を探した(提供:朝日新聞社)

ウェブベルマークのサイトにある協賛会社のネットショップのバナーから商品を購入すると、利用金額に応じた支援金が発生します。サービス利用や資料請求で支援金を得られるショップもあります。
集まった支援金はウェブベルマーク協会からベルマーク教育助成財団を通じて、ユーザーがあらかじめ指定した学校や東日本大震災の被災校に送られます。教材や備品、移動バス代など、被災校が必要としている支援を実施します。
東日本大震災だけでなく、台風、豪雨、地震などさまざまな災害で被害を受けた学校や子どもたちの支援も続けていきます。

東日本大震災から10年。岩手県宮古市の防潮堤で、地元の子どもたちが風船を飛ばし、犠牲者を追悼した(提供:朝日新聞社)
新入生の笑顔が輝いた。福島県大熊町の小中学校が避難先で合同入学式を開いた(提供:朝日新聞社)

寄付金の使いみち

ウェブベルマーク協会からベルマーク教育助成財団に助成金として送られ、財団が進める東日本大震災の被災校支援に活用されます。

対象となる被災校は、現地の実情に詳しい岩手、宮城、福島3県の小学・中学校長会の助言を受けて選びます。

具体的な使途としては、部活動や遠征試合、校外学習などで生徒が移動するときに利用するバスなどの交通費援助のほか、一輪車、遊具やプロジェクターなど、学校が必要とする設備・備品を選んでもらいます。

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活動情報

更新日:2023/02/28

2015~2022年の助成実績および、ベルマーク財団による東北被災校支援の実績

【ウェブベルマーク協会からベルマーク教育助成財団への助成金】

■2015年8月期:212万円
■2016年8月期:1,056万円
■2017年8月期:752万円
■2018年8月期:1,614万円
■2019年8月期:1,391万円
■2020年8月期:1,068万円
■2021年8月期:851万円
■2022年3月期:484万円(決算月変更)

何にしようかな? ベルマークの「お買い物ガイド」を見ながら相談する岩手県・山田小学校の児童たち
福島県・葛尾中学校に大型扇風機。コロナ対策の換気にも役立っている

【ベルマーク教育助成財団による東北被災校支援】

岩手、宮城、福島3県の小中学校が対象です。ウェブベルマーク協会からの助成金も使って、教育設備品や教材やバス代などを支援しています。
■2015年度(2015年4月~2016年3月):158校に総額3,495万円
■2016年度(2016年4月~2017年3月):146校に総額3,336万円
■2017年度(2017年4月~2018年3月):130校に総額2,752万円
■2018年度(2018年4月~2019年3月):132校に総額1,020万円
■2019年度(2019年4月~2020年3月):139校に総額1,200万円
■2020年度(2020年4月〜2021年3月):133校に総額1,200万円
■2021年度(2021年4月〜2022年3月):120校に総額600万円
■2022年度(2022年4月〜2023年3月):112校に総額600万円

宮城県・女川中学校で防災教室。生徒たちがピラフ作りに挑戦した(提供:朝日新聞社)
東京五輪・パラリンピックで四つの国・地域のホストタウンになった福島県南相馬市。本番を前に、原町第二中の生徒たちが応援グッズを披露した(提供:朝日新聞社)

【2022年度の支援先 学校名一覧】

岩手県・小学校(29校)
▽宮古市 鍬ヶ崎小、津軽石小、重茂小、崎山小、田老第一小▽大船渡市 盛小、大船渡小、末崎小、赤崎小、猪川小、立根小、大船渡北小、綾里小、越喜来小▽陸前高田市 高田小、気仙小、広田小、小友小、米崎小、矢作小、竹駒小、横田小▽釜石市 釜石小、唐丹小、鵜住居小▽大槌町 大槌学園▽山田町 山田小、船越小▽岩泉町 小本小

岩手県・中学校(22校)
▽宮古市 第一中、第二中、河南中、津軽石中、重茂中、田老第一中▽大船渡市 第一中、大船渡中、末崎中、東朋中▽陸前高田市 高田第一中、高田東中▽釜石市 釜石中、大平中、唐丹中、釜石東中▽大槌町 大槌学園、吉里吉里学園中学部▽山田町 山田中▽岩泉町 小本中▽田野畑村 田野畑中▽野田村 野田中

宮城県・小学校(10校)
▽石巻市 稲井小、大谷地小、広渕小、須江小▽気仙沼市 鹿折小、月立小、大島小、小泉小▽東松島市 大塩小▽南三陸町 入谷小

宮城県・中学校(29校)
▽石巻市 石巻中、住吉中、湊中、蛇田中、稲井中、山下中、青葉中、万石浦中、飯野川中、河北中、雄勝中、河南西中、牡鹿中▽気仙沼市 気仙沼中、条南中、鹿折中、新月中、松岩中、面瀬中、階上中、唐桑中、津谷中、大谷中▽東松島市 矢本第一中、矢本第二中、鳴瀬未来中▽女川町 女川中▽南三陸町 志津川中、歌津中

福島県・小学校(11校)
南相馬市立小高小/広野町立広野小/楢葉町立楢葉小/富岡町立富岡小/川内村立川内小中学園/大熊町立学び舎ゆめの森/双葉町立双葉北小・双葉南小/浪江町立なみえ創成小/葛尾村立葛尾小/飯舘村立いいたて希望の里学園

福島県・中学校(11校)
いわき市立豊間中/川俣町立山木屋中/広野町立広野中/楢葉町立楢葉中/富岡町立富岡中/川内村立川内小中学園/大熊町立学び舎ゆめの森/双葉町立双葉中/浪江町立なみえ創成中/葛尾村立葛尾中/飯舘村立いいたて希望の里学園

岩手県大槌町であったイベントで、ロープを使った木登りを体験する子どもたち(提供:朝日新聞社)
宮城県南三陸町の入谷小学校から届いた感謝のメッセージ。「大事に使います」

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プロジェクトオーナー

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一般社団法人ウェブベルマーク協会

ウェブベルマーク運動を運営するウェブベルマーク協会は、公益財団法人・ベルマーク教育助成財団、朝日新聞社、タグボートなどが2013年に設立した一般社団法人です。ベルマーク財団が進めるベルマーク教育助成運動へ助成金を提供することによって、東日本大震災などの被災校をはじめ、全国の学校を支援することを目的とした非営利団体です。

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