ケープペンギンを守る保護活動にご協力下さい

寄付受付開始日:2017/05/16

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[ケープペンギンを守る保護活動にご協力下さい]の画像
ケープペンギン (C)Sergey Uryadnikov/ Shutterstock

一般社団法人バードライフ・インターナショナル東京

プロジェクト概要

更新日:2022/05/31

アフリカ唯一のペンギンに救いの手を

ペンギンは、南半球の広い地域に分布しています。そのうち、アフリカに生息するペンギンはケープペンギンだけです。「ケープ」とは、南アフリカのケープ地方に由来します。

ケープペンギン (C) Ross Wanless/BirdLife South Africa

しかし、ケープペンギンの個体数は40年前と比べて約70%も減少し、現在では約5万羽と推定されています。

減少の主な原因は、餌不足です。気候変動などによって生息地と餌場までが遠くなってしまい、さらに乱獲により魚の数が減ってしまったのです。このままでは、十分な餌がとれず、親鳥たちは雛(ひな)を育てることができません。

そこでバードライフでは、南アフリカのケープペンギンを守るため、餌場の近くに新しい繁殖地を作ったり、餌となる魚類の分布を調査するプロジェクトを開始しました。

餌の豊富な新しい繁殖地

この活動をさらに進め、アフリカの海を自由に泳ぐケープペンギンを守るため、皆様のご支援をよろしくお願いいたします。

キャンペーン動画

寄付金の使いみち

南アフリカのケープペンギンの保護のために主に下記の活動に活用します。

・新しい繁殖地づくり
・新しい繁殖地にペンギンを誘うためのデコイ(模型)や巣箱の設置
・餌となる魚類の調査
・生存率や個体数の調査
・衛星追跡による行動調査
・漁獲量や漁業場所に関する行政への働きかけ

バードライフでは、引き続きケープペンギンへのご寄付を募集いたします。皆様のご支援をよろしくお願いいたします。

活動情報

更新日:2022/05/31

【追加報告】2021年9月

小動物(マングースなど)の侵入を防ぐために、以前設置した捕食防止柵の根元に石を詰めたガビオンを設置するなど、捕食者からペンギンを守るために改良を続けています。

また、新しい生息地候補のデ・フープ自然保護区では、毎日リモートで、さらに週に一回は現場でのモニタリングを実施しています。

モニタリングの結果、2020年12月には、繁殖地内で1歳と思われるペンギンのひなが目撃されました。このペンギンは繁殖地に約3週間滞在し、大人の羽に換羽してから去りました。
このペンギンは繁殖地に定住はしませんでしたが、デコイの近くにいたことは「引っ越し作戦」の大きな一歩だと考えられます。

今後もモニタリングと捕食防止柵の設置・改良を続けていきます。

デ・フープ自然保護区内に設置しているデコイ
デ・フープ自然保護区内に設置している捕食防止柵

【追加報告】2019年5月

現在新しい生息地にペンギンが居つくように、ペンギンのデコイ(模型)を作り、配置しています。
ペンギンのデコイは一つ一つ粘土細工で等身大に作られ、白と黒に色付けされます。

候補地の1つであるデ・フープ自然保護区では、捕食者からペンギンを守る柵が完成しました。また、リモートの監視カメラを導入することもできました。

ヒナが生まれて繁殖地に定住するまで、3~4年を要します。
今後もペンギンたちが安全な移住地だと認識する場所を作るため、デコイを製作、配置して移住プロジェクトを推進していきます。

移住プロジェクトを推進するChristina Hagenとペンギンのデコイ
粘土で作られたペンギンのデコイ(Tom Perry “Place for Penguins”ビデオより)

【活動報告】

ペンギンの引っ越し先のご報告です!
南アフリカのケープペンギンは、過去30年間に60%以上も減少しました。これは生息地付近の漁場で過剰な漁業が行われ、餌の魚が減ってしまったことによります。
調査を重ねてペンギンの引っ越し先を2カ所選びました。

これから、ペンギンの天敵(ヒョウやマングースなど)がいないか確認するため自動撮影カメラを設置し、天敵への事前対策を考えます。

また十分なエサが獲られるかどうかを確認するため、候補地の半径25km以内でエサとなるイワシやカタクチイワシの量を、エコーサウンダー(超音波血流計などの装置)を使って調査します。

引き続き、皆様のご支援をよろしくお願いいたします。

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プロジェクトオーナー

一般社団法人バードライフ・インターナショナル東京

バードライフ・インターナショナルは、1922年に英国で発足した国際環境NGOで、世界100カ国で絶滅危惧種の保全、熱帯雨林や海洋の保全、気候変動対策など、さまざまな環境保全活動を推進しています。学術的なデータに基づいて、各国の政府や企業、市民などに働きかけながら保護対策に取り組んでいます。

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