• 概要
  • 活動情報 2016年12月28日 更新

野生復帰を待つ鳥たちが助けを必要としています

ブラジルは、生物多様性でもホットスポット(生物多様性がとくに豊かな地域)であり、鳥類の種類は1,800種以上と世界で最も鳥が多い国の一つといわれています。

しかし現在、170種が絶滅の危機に瀕(ひん)しています。森林破壊による生息地の消失のほか、ペットにするための違法な密猟が大きな問題となっており、オウムやコンゴウインコなど、年間約35,000羽もの鳥が密猟されています。
バードライフは、ブラジルのパートナー団体セイブ・ブラジルとともに、違法に捕獲された鳥たちを救済するプログラム「フライト・プラン」を立ち上げ、保護活動を行っています。現地に設立した救済センターでは、密猟などで傷ついた鳥を手当し、野生復帰のためのトレーニングを行ったあと、生息地の森へと放鳥しています。また、鳥の種ごとに適した生息地を調査する活動も行っています。

救済センターの様子

現地の救済センターには、ルリコンゴウインコ、キエリボウシインコ、オニオオハシなどの絶滅が危惧される種をはじめ、たくさんの鳥たちがもう一度自然の中で生きられる日を待っています。継続的な活動を行うため、皆様のご協力をお願いいたします。

野生復帰後の追跡調査のため、発信機をつけて放鳥された鳥たち

2020年までの戦略として「種の保全」「生息地の保全」「生態学的持続可能性の促進」「人々への働きかけ」を4本の柱とし、下記の9つの保全プログラムを推進しています。

1.絶滅危機の回避
2.重要生息環境(IBA)
3.渡り鳥とフライウェイ
4.海鳥と海洋の保全
5.森林保全(Forests of Hope)
6.気候変動
7.移入種への対策
8.地域住民の自立に向けた支援
9.地域住民の問題解決能力の獲得・向上の促進

寄付金の使いみち

いただいたご寄付は、下記の活動を継続・拡大していくために、使用します。6万円で1羽の鳥を救済することができます。

・捕獲した鳥の手当
・野生で生きる訓練
・生存できる森の調査
・森まで運び放鳥
・放鳥後のモニタリング