デザインを通じて自己肯定感を高める
親と暮らせない子どもたちに自立支援を
寄付受付開始日:2016/10/27
話題のキーワード
寄付受付開始日:2016/10/27
更新日:2021/03/04
私たちは、虐待や育児放棄など、さまざまな理由で親と暮らせない子どもたちにデザインを教える教室を運営しています。
2007年の設立以来、子どもデザイン教室では、親と暮らせない子どもたちの自立支援を目的にしたレッスンを実施してきました。
これまでの成果が認められて、住友生命「未来を強くする子育てプロジェクト」で文部科学大臣賞と未来大賞を受賞。2016年には「CSOアワード」大阪市長賞を受賞しました。
受講生や保護者の皆さまからも高い評価をいただき、2019年度は合計316回、のべ1,805人の子どもたちに向けて実施しました。
「生まれてこなければよかった」「どうしてお母さん、僕を産んだんやろ?」「生まれ変わったらお母さんともう一度暮らしたい」これらの言葉は、絵や工作をする子どもたちがその創作の合間にふとこぼした言葉です。
皆それぞれ複雑な思いを心の奥にしまって創作活動を続けています。デザインレッスンを通じて、子どもたちは自分の気持ちを伝える方法を学びます。そのことが子どもの自己肯定感を高める力になります。
職員の皆さんからも「内向的な子がストレスなくレッスンが受けられる」「レッスンで子どもが自分の意見が言えるようになった」「子どもがレッスンをとても楽しみにしている」などの嬉しい感想をいただいています。
2020年10月の児童養護施設への出張レッスンでの出来事です。
レッスンは牛乳パックを○△□に切り、それに色を付けて組み合わせ、嬉しいとき喜んでくれる、悲しいとき励ましてくれるへんてこおばけを作り、最後に作った自分の気持ちとおばけのお話をするレッスンをしました。
最初は恥ずかしくてレッスンをせず、車の名前を羅列していた子も、やがて最後にはしっかりお話ができ、完成を職員さんに猛アピールしていました。
職員さんが「家に帰ると寂しい」と自分の気持ちを話した年長さん。それを聴いた職員さんが思わず抱きしめる場面もありました。
プロのデザイナーであり、里親も行っている代表の和田やスタッフがレッスンを指導し、30名の子どもにデザインを通じて自己肯定感を醸成したり、生きる力を身につける事ができる場所となっています。
小学生時代から高校生になるまで通い続ける子どももいて、長期間、子どもたちの気持ちや自立のサポートを続けています。
最大の特徴は、子どもが描いたデザインを企業に販売している事です。企業パンフレットや商品パッケージ、お名刺のイラスト、企業や商品のキャラクターなどに採用されています。
自分の書いたデザインが、さまざまな形で商品化されて、世に出る事は、子どもにとっての大きな喜びであり、生きがいにつながります。
今回の募金は、このデザインのレッスンを安定的に運用するための資金に活用させていただきます。ご協力をよろしくお願いします!
自立支援レッスンへのご寄付ご協力の程、よろしくお願いします。
寄付の手続きはこちら
例えば……
1日あたり約100円のご寄付(毎月3,000円)で、親と一緒に暮らせない子ども1人が、約1.3回分のレッスンを受けることができ、レッスンを通じて子どもたちは問題解決力を学ぶ事ができます。
また、企業が子どもたちのデザインを導入する事が決まった場合、レッスンの中でデザインを作成します。デザインが採用された場合、企業の商品や、名刺、社内報など、さまざまな成果物に自分の描いたデザインが導入される事を認識して、自己肯定感を高める事ができます。
※当募金ページに記載の内容については、プロジェクトオーナーが責任を負っており、ヤフー株式会社が責任を負うものではありません。詳しくは免責事項をご覧ください。
※本ページの「プロジェクト概要」「活動情報」「寄付金の使いみち」に掲載のリンクは、外部サイトに移動します。
※寄付をするには Yahoo! JAPAN IDの取得(無料)が必要です。
子どもたちの成長を見守りながら、社会全体での子育てが進むよう、自身も里親をしながらこの活動を行っています。子どもデザイン教室を卒業した子どもが、次の教室の運営者になってくれる事が将来の目標です。
このプロジェクトでは領収書の発行をおこなっておりません。
Facebookコメントで寄付先への応援をお願いします
記入された応援のコメントは、寄付先団体およびYahoo!ネット募金の広報・宣伝活動(記者会見やプレスリリースでのご紹介等を含む)に 使用させていただく場合がございます。
ご了承の上、コメントを記載いただきますようお願いいたします。(2020年9月23日追記)
※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対してヤフー株式会社は一切の責任を負いません。