東日本大震災を経て、被災地で頑張る高校生を応援してください

寄付受付開始日:2017/03/06

  • 領収書あり
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気仙沼で活動する高校生と桜

特定非営利活動法人底上げ

プロジェクト概要

更新日:2023/02/17

気仙沼に住む子どもたちの可能性を広げていくために

NPO法人底上げは、宮城県気仙沼市を拠点とする認定NPO法人です。2011年より現在まで若者を対象に活動を行っています。

どんな状況でも笑顔を大切にする底上げスタッフ

団体を構成するスタッフは全て被災地外からきたよそ者です。なかには就職の内定を辞退し、気仙沼に移住をしたものもいます。

女将(おかみ)を助けに被災地へ

震災直後は、被災した子どもたちを中心に「学習コミュニティー支援」を週に3回実施していきました。それは公園や、学校のグランド、ありとあらゆる場に仮設住宅が建ち子どもたちの居場所がほとんど失われ、子どもたちの居場所がないと考えたからです。

気仙沼で生活していくうちに、復興にはまだまだ時間が必要であるという前提のもと、高校生を応援し、そこから次世代を担うリーダーを育成することが必要だと考えました。そこで行ったのが、フリースペースの運営でした。

フリースペースでは、高校生が自由な発想で町の未来を考えたり、アクションを起こす場として機能しました。活動をおこなっていく中で、「気仙沼のために何かしたい」と思う高校生があらわれ、実際に活動するようになりました。

気仙沼で活動する高校生たちと底上げスタッフ

「活動に関わる高校生たちがこれから気仙沼のリーダーになるかもしれない」そんな思い抱きながら活動を続けていきました。小さな活動ですが11年という月日が経過し、少しずつ結果も出てきました。当時高校生だった小野寺真希さんは大学を卒業し地元である気仙沼にもどり、町づくりに携わる会社を仲間とともに立ち上げました。

若者と対話する小野寺さん

地域で活躍できるスキルを大学で学ぼうと思ったのも、彼女が高校時代に底上げの活動に参加したことがきっかけでした。
将来は気仙沼で「多くの人がこの町に愛着を持つようなワクワクする仕掛けをたくさんつくる仕事がしたい」と語ってくれました。

2016年には厳しい要件をクリアした団体のみに付与される認定格を取得しました。また、2021年には厳正なる審査のもと更新することができました。過去の取り組みが評価され、多くのメディアに取り上げていただく機会もいただきました。

東北出身のお笑い芸人サンドイッチマンと底上げスタッフ(NHKにて)

小さな団体が始めた取り組みが、徐々に広がりを見せています。また、新しい動きもありました。それは当団体の運営に当時プログラムに参加していた高校生が当団体の理事として参加してくれることになったことです。

当時高校生だった彼ら・彼女らも20代後半となり、立派な大人です。直接関与できていなくても、小野寺さんのように気仙沼で暮らしながらいずれはUターンしたいと意気込んでいるメンバーたちです。
その姿は、とてもたくましく、力強く見えます。

一方でまだまだ課題も山積しています。

コロナ禍の状況の中で収益事業が減少したこと、復興予算の減少を余儀なくされる中で持続可能な形が確立されていないこと、より多くの高校生に思いを届けるために地域内の意識や仕組みを変革していく必要があること。

まだまだやるべきことは多くあります。その中でも引き続き希望を見たい。希望を作っていきたい。そう強く思っています。
震災から11年。これからも地道に気仙沼の地域に溶け込むような活動を継続できればと思います。

※2021年2月にプロジェクトのタイトルを変更しました。
※2022年2月にプロジェクトのタイトルの表現を一部変更しました。

寄付金の使いみち

いただきましたご支援は、東北の子ども達の学びの場と居場所支援、地域の子どもと大人との交流の場づくり、高校生から出たアイデアの実現のために活用させていただきます。

"#2023.311"
 "#311企画これからもできること"
”#311いまわたしができること人材育成を支援”
”#311いまわたしができること防災災害復旧支援”
#311寄付はチカラになる

※「つながる募金(ソフトバンク)」で寄付をいただいた場合、上記の記載にかかわらず、当団体の活動全般への寄付となります。

活動情報

更新日:2023/02/17

2011年より11年間東北沿岸部を中心に活動を実施(2022年12月8日更新)

【活動場所と日数】
6名のスタッフが、宮城県気仙沼市を中心に仙台市、福島県楢葉町で活動を実施しています。また近年の状況に応じオンラインでの活動も行っています。

【事業の目的】
若者を対象に「できる感覚を、動く楽しみを、生きる喜びを全ての若者に」をモットーに町に対する愛着を持ち、主体性やチャレンジ精神を育み次世代のリーダーを育成をしています。

【手段と方法】
「課題が山積する東北において、教育を通じて貢献できることは何か?」私たちは設立以来このような問いを持ち続けて活動を行ってきました。

気仙沼の未活用の資源を生かし、リーフレットを作成。観光協会会長に贈呈式をおこなった。

手段の一つとして、高校でのキャリアセミナーの実施、市役所や地域の他の教育団体とともに高校生がプロジェクトを発表する「気仙沼の高校生マイプロジェクトアワード」の実施などを行っています。

気仙沼内外の学生との交流会を定期的に開催

2020年度からは気仙沼の教育委員会より「探究学習コーディネーター」の役割をいただき、市内10校ほどの小中学校で、地域での実践による探究的な学びをテーマとした総合学習の授業のサポートを行っています。
さらに、大学生に対しては、対話を中心とした合宿型のプログラムを実施しています。

詳細については、公式サイトでもご紹介しています。

大学生向けの取り組みも2017年よりスタートした

2022年度より福島県楢葉町での活動をスタート。楢葉町は福島第一原子力発電所の事故により、4年半全町避難が行われた場所。その場所で子どもたちが自由に集い活動できる居場所を作っています。週に3回オープンし、子どもたちが集まっています。その場所はもともとは商店でした。過去に多くの人が商店に訪れたように、子どもだけでなく多様な人々との交流の場に育てていきたいと考えています。

拠点で子どもたちとアート活動を行うスタッフ

【結果】
現在までに1,000人以上の中高校生と関わる中で、100個以上の大小さまざまなプロジェクトと関わってきました。
高校卒業後進学のため地域を離れるものの、その後地域に戻り主体的な活動を始めたり、起業したりする子も生まれています。また、その様子を被災地内外に発信しました。

島根県津和野町で気仙沼の取り組みを紹介する

当団体のプログラムに参加した高校生に対し「将来、町に帰郷したいか」というアンケートを行ったところ95%が「はい」と回答しました。このことは、人口流失が止まらない地域において一つの可能性だと考えています。最近では、当団体の理事に当時高校生だった子たちが4名加入しました。

新しく加入した新理事とオンライン場で理事会を実施

その中で底上げが大切にしているものを抽出した「底上げ教育論」という本を書籍化しました。また震災から10年のタイミングには活動を振り返る「底上げ展〜10年の問いと決断〜」を開催しました。

大学生に対し実施しているプログラムでは、2021年度よりコロナ禍においてコミュニティーの希薄化を課題設定とし、東北出身者が横断的に学びつながれる機会を提供すべく「東北ターンLab.」のプログラムを開始しました。14名の参加者が10カ月にわたりオンライン上で学び合うプログラムになっています。

※当募金ページに記載の内容については、プロジェクトオーナーが責任を負っており、LINEヤフー株式会社が責任を負うものではありません。詳しくは免責事項をご覧ください。
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寄付総額
5,616,169
目標金額
5,000,000
達成率112%
寄付人数
13,125
現在の継続寄付人数:18
毎月の継続的な応援が大きな支えになります。

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  • Vポイント
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Yahoo!ウォレット
クレジットカードで100円から寄付できます。

プロジェクトオーナー

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特定非営利活動法人底上げ

認定非営利活動法人底上げは東日本大震災を機に宮城県気仙沼で立ち上がった団体です。

主な活動内容は子ども達に対し居場所支援、子ども達が将来復興の担い手として活躍できる場作りを実施しています。

この団体に関連するプロジェクトはこちら

領収書発行について

このプロジェクトでは1回3,000円以上の寄付から領収書の発行が可能です。
※クレジットカードでの寄付に限ります。詳しくはヘルプページをご参照ください。

団体のプライバシーポリシー

特定非営利活動法人底上げ(以下、当法人と称する)は、個人情報の重要性を認識し、個人情報に関する法規制等の精神に則り、当法人の社会的責任として、下記の方針に従って適切な取り組みを行ってまいります。

1.個人情報のご提供
当法人では、ご入会、ご寄付、セミナーやボランティア活動にご参加いただく際、また資料請求、お問い合わせをいただく際に、ご本人の同意に基づき、公正な手段を用い、目的の達成に必要な範囲内で皆様から個人情報をご提供いただきます。

2.個人情報の定義、個人情報の収集
「個人情報」とは、個人に関する情報のうち、氏名、生年月日、電話番号、住所などの当該個人を特定することができる情報(当該情報だけでは個人が特定できなくても他の情報と容易に照合することで特定できるものを含みます)を言います。当法人は、利用者の皆様から個人情報を収集する際は、あらかじめその目的、利用内容をお知らせしたうえで、個人情報の収集をいたしております。

3.個人情報の利用
ご提供いただいた個人情報は当法人のミッションに基づき、以下の目的のために使用します。

寄付金に関する領収書の送付(当団体がYahoo!ネット募金での寄付者に対して領収書発行を行う場合)

4.個人情報の第三者への開示
当法人では、ユーザーの皆様の個人情報に関して、ご本人の同意を事前に得た場合を除いて、原則として第三者への開示はいたしません。ただし、以下の場合は除きます。

利用者本人が事前に開示に同意した場合
法令に基づき開示の要請がある場合
人の生命、身体または財産の保護のために開示の必要があり、本人の同意を得ることが困難である場合

その他、「3.個人情報の利用」を実施するにあたり、当法人が必要と判断した場合 なお、第三者への提供を行う場合、該当第三者に対しては、該当個人情報の適切かつ厳重な管理を求めてまいります。

5.法令の遵守
当法人は、関連する各種法令又は規範を遵守し、皆様の個人情報の管理運用体制を適宜見直し、改善していくよう努めます。なお、この個人情報保護方針に関して変更が生じた場合には、当サイトにて公表いたします。

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