• 概要
  • 活動情報 2018年6月01日 更新

震災から7年、まだまだ子ども達の可能性を広げてください

2011年、ボランティアで気仙沼に駆けつけた3人の若者がその地に留まり、NPO法人「底上げ」を立ち上げた。震災当時は一時的な支援と考えていたが、家族を亡くし悲しむ子どもたち、片付けても終わりの見えないがれきの山を目の前にし自問自答を繰り返した。
そして「地元や子どもたちのために少しでも力になれるならここで活動したい」と決意し気仙沼に住民票を移した。

スタッフ、インターンと共に気仙沼大島を背景に

調査をしていくと多くの高校生が学校と家との往復で地域との接点がないことがわかった。
勉強を教える「学習コミュニティー支援」を週に3回実施し、放課後に高校生が集まれるフリースペースを週に2回つくった。語り合ううちに「気仙沼のために何かしたい」と思う有志が、高校生団体「底上げYouth」を結成。気仙沼の未来を作るのは子ども達。その子ども達を応援することが気仙沼にとって必要だと考えた。

高校生の思いを引き出し形にする場を作る

高校生と地域で活躍している大人をつなげる場を月に一回開催し、年間500人が参加している。
子どものうちに郷土愛を育めば地域のリーダーがそこから生まれてくると仮説立てる。 小さな活動だが6年間という月日が経過し、少しずつ結果も出てきた。当時高校生だった小野寺真希さんは今年の4月で大学を卒業し地元である気仙沼にもどり町づくりに携わる仕事に挑戦する。

気仙沼の親友と小野寺さん(右)

地域で活躍できるスキルを大学で学ぼうと思ったのも彼女が高校時代に底上げの活動に参加したことがきっかけだった。
将来は気仙沼で「多くの人がこの町に愛着を持つようなワクワクする仕掛けをたくさんつくる仕事がしたい」と語る。

2016年には認定NPO法人となった。当時宮城県では5団体目、気仙沼では初の認定であった。
6年間の取り組みが評価され、NHKに取り上げられた。

東北出身のお笑い芸人サンドウィッチマンと底上げスタッフ(中心)

「NPO? ボランティア? 寄付? よくわからないなぁ……」無知だった僕たちは「地域のために尽力したい」その思いだけで今まで活動を継続した。
そして、これから……。
いまだに残る仮設住宅や被災現場。まだまだ震災の爪痕は残っている。
多くの団体が撤退していく中で、改めて覚悟を持って底上げは東北の地に立っている。
今後も継続的に高校生と接点をもち、フリースペースなどの事業を中心により多くのの子どもたちを巻き込みながら地域のリーダーを育成していく。そのことが地域の復興への一助を担っていると信じて。

震災で多くの被害を受けた場所から、子ども達とともに未来を作っていきたい。
震災の経験を悲しい経験だけで終わらせないために。

2012年3月11日気仙沼にて黙祷(もくとう)

底上げはこれからもご共感いただく多くの方々と共に子どもたちの可能性を信じてここ気仙沼から活動を続けてまいります。
応援のほどよろしくお願いいたします。

■パートナー企業 気仙沼さん株式会社より

通販サイト・気仙沼さんでは、地元で愛されている気仙沼の商品を取りそろえて、皆さまをお待ちしております。
くじ付き募金で提供した美味しい逸品7点は、それぞれ単品でも販売を行っておりますので、ぜひ通販サイトもご覧ください。

・石渡商店 オイスターソース 1個
・平野本店 うま造り 500ml
・気仙沼ほてい ふかひれ濃縮スープ広東風 6袋
・マルトヨ食品 さんま燻製さんまくん 4本
・カネタケ畠山商店 カツオ旨煮・サンマ佃煮セット
・パルポー Sweet Gotto 6個
・菓子舗サイトウ ホヤぼーやサブレー 10個

学習コミュニティ支援事業 参加者述べ2360名

気仙沼【2011年3月~現在】(週に4回)、南三陸【2014年4月~現在】(週に3回)
地域のコミュニティースペースを利用して、放課後の子どもたちの学習場所を提供。
子どもたちが家や学校とは違うコミュニティで時間を過ごすことができ、大学生ボランティアやスタッフなどの大人と関わる中で、自分の新たな可能性を発見することができ、学習する楽しみを見つける機会を作る
。 また、学習だけでなく、何気ない会話からも自分の居場所を見つけることができ、心のケアとしての役割も担う。

高校生の地域活動のサポート事業 参加者

気仙沼【2011年9月~現在】(週に1回)、南三陸【2014年4月~現在】(週に1回)
高校生を対象に「子ども会議」を開催。高校生が「町の課題」と「自分のやりたいこと」を結びつけてプロジェクトを考案、実施。高校生の主体性を尊重しながら企画の考案、実施のサポートをしてきた。
当団体のプログラムに参加した高校生に対して「将来町に帰郷したいか」というアンケートを行ったところ95%が「はい」と回答を示した。
また、当団体のプログラムに参加した高校生がNPOカタリバの主催するMy Project Award 2013で最優秀賞と高校生特別賞を受賞した。

寄付金の使いみち

いただきましたご支援は、東北の子ども達の学びの場と居場所支援、地域の子どもと大人との交流の場づくり、高校生から出たアイデアの実現のために活用させていただきます。
#寄付は応援になる