東日本大震災を経て、高校生がいま被災地でできること
寄付受付開始日:2017/03/06
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寄付受付開始日:2017/03/06
更新日:2021/02/22
くじ付き募金を実施しています。
寄付いただいた方の中から抽選で3名様に気仙沼さん株式会社様のご提供により「気仙沼詰め合わせセット」をプレゼントいたします。
NPO法人底上げは、宮城県気仙沼市を拠点とするNPO法人です。2011年より現在まで若者を対象に活動を行ってきました。
団体を構成するスタッフは全て被災地外からきたよそ者です。なかには就職の内定を辞退し、気仙沼に移住をしたものもいます。
女将(おかみ)を助けに被災地へ
震災直後は、被災した子どもたちを中心に「学習コミュニティー支援」を週に3回実施していきました。それは公園や、学校のグランド、ありとあらゆる場に仮設住宅が建ち子どもたちの居場所がほとんど失われ、子どもたちの居場所がないと考えたからです。
気仙沼で生活していくうちに、復興にはまだまだ時間が必要であるという前提のもと、高校生を応援し、そこから次世代を担うリーダーを育成することが必要だと考えました。そこで行ったのが、フリースペースの運営でした。
フリースペースでは、高校生が自由な発想で町の未来を考えたり、アクションを起こす場として機能しました。活動をおこなっていく中で、「気仙沼のために何かしたい」と思う高校生があらわれ、実際に活動するようになりました。
「活動に関わる高校生たちがこれから気仙沼のリーダーになるかもしれない」そんな思い抱きながら活動を続けていきました。小さな活動ですが9年間という月日が経過し、少しずつ結果も出てきました。当時高校生だった小野寺真希さんは大学を卒業し地元である気仙沼にもどり、町づくりに携わる会社を仲間とともに立ち上げました。
地域で活躍できるスキルを大学で学ぼうと思ったのも、彼女が高校時代に底上げの活動に参加したことがきっかけでした。
将来は気仙沼で「多くの人がこの町に愛着を持つようなワクワクする仕掛けをたくさんつくる仕事がしたい」と語ってくれました。
2016年には厳しい要件をクリアした団体のみに付与される認定格を取得しました。過去の取り組みが評価され、多くのメディアに取り上げていただく機会もいただきました。
小さな団体が始めた取り組みが、徐々に広がりを見せています。また、新しい動きもありました。それは当団体の運営に当時プログラムに参加していた高校生が当団体の理事として参加してくれることになったことです。
当時高校生だった彼ら・彼女らも20代後半となり、立派な大人です。小野寺さんのように気仙沼で暮らしながら直接関与できていませんが、いずれはUターンしたいと意気込んでいるメンバーたちです。
その姿は、とてもたくましく、力強く見えます。
一方でまだまだ課題も山積しています。
コロナ禍の状況の中で収益事業が減少したこと、
復興予算の減少を余儀なくされる中で持続可能な形が確立されていないこと、
より多くの高校生に思いを届けるために地域内の意識や仕組みを変革していく必要があること。
まだまだやるべきことは多くあります。その中でも引き続き希望を見たい。希望を作っていきたい。そう強く思っています。
震災から10年。これからも地道に気仙沼の地域に溶け込むような活動を継続できればと思います。
※2021年2月にプロジェクトのタイトルを変更しました。
通販サイト・気仙沼さんでは、地元で愛されている気仙沼の商品を取りそろえて、皆様をお待ちしております。
今回のギフトセットは、それぞれ単品でも販売を行っておりますので、抽選が待ちきれない方はぜひ通販サイトもご覧ください。
【Kesennuma Tea Time】公式通販サイト
【気仙沼 良いもの凝縮4点セット】公式通販サイト
いただきましたご支援は、東北の子ども達の学びの場と居場所支援、地域の子どもと大人との交流の場づくり、高校生から出たアイデアの実現のために活用させていただきます。
”#311いまわたしができること人材育成を支援”
”#311いまわたしができること防災災害復旧支援”
#311寄付はチカラになる
"付き募金実施中"
※「つながる募金(ソフトバンク)」で寄付をいただいた場合、上記の記載にかかわらず、当団体の活動全般への寄付となります。
更新日:2021/02/22
【活動場所と日数】
気仙沼(2011年3月~現在)を中心に、南三陸(2014年~2018年)、仙台(2017年~2019年)週5日で活動を実施しています。
【事業の目的】
高校生、大学生を対象に「できる感覚を、動く楽しみを、生きる喜びを全ての若者に」をモットーに町に対する愛着を持ち、主体性やチャレンジ精神を育み次世代のリーダーを育成をしています。
【手段と方法】
高校生が「町の資源・課題」と「自分のやりたいこと・できること」を結びつけてプロジェクトを考案、実践するようサポートしています。町の資源や課題を知るために、地域の方を紹介して話を聞いたり、フィールドワークなどを行い、自分自身を見つめるための対話の時間を放課後や週末の時間を用いて設けています。
また、高校でのキャリアセミナーの実施、市役所や地域の他の教育団体と共に高校生がプロジェクトを発表する「気仙沼の高校生マイプロジェクトアワード」の実施などを行っています。
2020年度からは気仙沼の教育委員会より「探究学習コーディネーター」の役割をいただき、市内10校ほどの小中学校で、地域での実践による探究的な学びをテーマとした総合学習の授業のサポートを行っています。
さらに、大学生に対しては、対話を中心とした合宿型のプログラムを実施しています。
詳細については、公式サイトでもご紹介しています。
【結果】
現在までに1,000人以上の中高校生と関わる中で、100個以上の大小さまざまなプロジェクトと関わってきました。
高校卒業後進学のため地域を離れるものの、その後地域に戻り主体的な活動を始めたり、起業したりする子も生まれています。また、その様子を被災地内外に発信しました。
当団体のプログラムに参加した高校生に対し「将来、町に帰郷したいか」というアンケートを行ったところ95%が「はい」と回答しました。底上げが作っている場は、高校生にとって安心できる居場所、自己肯定感を高める場、主体的にチャレンジできる場、地域とつながることのできる場として機能しています(当団体調べ)。最近では、当団体の理事に当時高校生だった子たちが4名加入しました。
底上げは2017年度より、気仙沼市、気仙沼市教育委員会、市内の他の教育系NPO団体と協働で「気仙沼の高校生マイプロジェクトアワード」を開催しています。
この活動は、気仙沼の高校生が地域で主体的に行動・実践していくなかでの気づきや苦難を発表する場です。その取り組みはまさに、底上げが高校生と関わり始めてから描いてきたものでもあり、震災直後から実施してきたプロジェクトが次のステージに進んだ形でもありました。
2018年度のアワードでは、市内組17名の高校生がプレゼンを実施しました。審査員には気仙沼市長をはじめ、教育長、商工会議所会頭が名を連ねることとなりました。
一般聴講者も100名を超え、全国から視察が入り、なかには島根県から来た聴講者もいました。最近では、底上げの活動をおこなっていく中で大切にしているものを抽出した「底上げ教育論」という本を書籍化しました。
※当募金ページに記載の内容については、プロジェクトオーナーが責任を負っており、ヤフー株式会社が責任を負うものではありません。詳しくは免責事項をご覧ください。
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認定NPO法人底上げは東日本大震災を機に宮城県気仙沼で立ち上がった団体です。
主な活動内容は子ども達に対し居場所支援、子ども達が将来復興の担い手として活躍できる場作りを実施しています。
このプロジェクトでは1回3,000円以上の寄付から領収書の発行が可能です。
※クレジットカードでの寄付に限ります。詳しくはヘルプページをご参照ください。
フカヒレ、カツオ、メカジキ――数多くの日本一を誇る、宮城県北部・三陸沿岸の港町、気仙沼。気仙沼さん株式会社は、古くから漁業で栄えてきた気仙沼の逸品を、全国にお届けする地域商社を目指しています。
抽選に申し込む賞品を、以下からお選びいただけます。
気仙沼詰め合わせセット(地元中学生が考案しました!)
気仙沼さん株式会社
気仙沼市立新月中学校の生徒さんが「気仙沼の魅力を詰め込んだギフトセット」をテーマに企画してくれた商品のセット2点のうち、どちらか1点をお届けします。気仙沼の中学生たちが地元の魅力を多くの方に伝えようと一生懸命考えたギフトセットをぜひお楽しみください。
【Kesennuma Tea Time】は、気仙沼のご近所づきあいのやりとり=お茶っこ(お茶会)文化をテーマにした内容になっています。
・ロイヤルブレンドコーヒー 5袋
・Sweet Gotto 3種×1個ずつ
・はまぐりもなかくっきー 3種×1ずつ
・酒粕(さけかす)ミルクサンドクッキー チョコ×1個、ホワイト×2個
【気仙沼 良いもの凝縮4点セット】は、気仙沼の""定番""、""ゆるキャラ""、""テレビで紹介されたもの""など彼らの視点で考えた「気仙沼の良いもの」をテーマにした内容になっています。
・ふかひれ濃縮スープ 広東風×3袋
・気仙沼完熟オイスターソース 1本
・ホヤぼーやサブレ- 6個
・小銭入れ 1個
■配送予定日:2021年6月末頃
■配送可能地域:海外、一部島しょ部、山間地域には配送できません
(配送地域に関しては、下部にある「沖縄県、離島、山間部への配送について」をご覧ください)
201人が寄付
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1.個人情報のご提供
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2.個人情報の定義、個人情報の収集
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利用者から申し込みのあった品物等の配送
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法令に基づき開示の要請がある場合
人の生命、身体または財産の保護のために開示の必要があり、本人の同意を得ることが困難である場合
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5.法令の遵守
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