寄付受付開始日:2021/12/16
更新日:2024/04/15
熊本YMCAはタイのチェンライYMCAと協力し、タイ北部に暮らす山岳少数民族の子どもたちがよりよい教育をうけられるための支援活動に取り組んでいます。子どもたちは日本国内の里親の支援などを受けて「若竹寮」で共同生活を送りながら、街の学校に通っています。
タイ北部には、山岳民族と言われる少数民族が暮らしています。主な民族は、アカ族、カレン族、モン族、ヤオ族、ラフ族、リス族。彼らは独自の文化や言語を持つ、いくつもの民族がその伝統を残しながら、それぞれに村をつくっています。
山岳民族には依然として国籍を持たない人も存在し、タイ語の不自由さから、人身売買や売春、麻薬取引などの被害に遭うこともあります。
山岳地帯や村の近くの学校で行われる教育内容が必ずしも十分ではないために、親元を離れ寮生活を送る子どもは今でも多くいます。
1994年、熊本YMCAは山岳民族の子どもたちが共同生活を送りながら街の学校に通えるようにと、里親制度による寮の運営を開始。“子どもたちがすくすくとまっすぐに育つように”との願いを込め「若竹寮」と名づけられました。20名ほどの寮生たちは、料理や掃除、草取りなどを交代で分担し、協力しながら寮生活を過ごしています。
北部タイ山岳民族の子どもたちを支援する里親運動
若竹寮の運営を通してタイ山岳少数民族の子どもたちに学習の機会を提供するために活用させていただきます。
・子どもたちが暮らす若竹寮の運営費や教育費、生活費など
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熊本にYMCAが生まれたのは、戦後間もない1948年。以来、総合的な社会教育団体として、青少年運動の輪を広げています。「社会階層や性別、年齢に関係なく、多くの人に成長と学びの場を」という「生涯教育」の願いに基づき、語学教育、健康教育、職能教育といった活動をはじめ、国際交流やボランティア活動についてもさまざまなプログラムを提供するなど、幅広い活動を展開しています。
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