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オカエリ! 原発事故で5年間戻れなかった南相馬市小高で夏祭り

寄付受付開始日:2016/07/12

  • 領収書なし
[オカエリ! 原発事故で5年間戻れなかった南相馬市小高で夏祭り]の画像

株式会社小高ワーカーズベース

プロジェクト概要

更新日:2019/09/03

5年以上にわたる避難指示がついに解除。
コスプレや甲冑(かっちゅう)体験もある「伝統と現代が融合」した南相馬市小高区の夏祭りは、8月に開催。
「オカエリ」ムードを盛り上げよう!

福島県南相馬市小高区は、全域が福島第一原子力発電所の20km圏内に位置しており、住民は、東日本大震災に伴う原発事故が発災してから5年4カ月もの間避難を強いられてきました。
その避難指示が7月12日に解除されました。
これまでの間、国や行政、企業やNPO、大学や住民、それぞれが避難指示解除に向けての環境整備に頑張ってきましたが、すぐに帰還する住民は1割程度の見込み。しかも割合としては高齢者世帯が多く、若者の帰還率はかなり低くなると予想されています。

小高駅前通り

そのような状況の町に、昨年、アニメーション制作会社「福島ガイナックス」さんが訪れ、「コンテンツの持つ力を活かしたイベント =『共通体験』を通し、みんなで楽しい思い出を作ることが、福島を応援してもらうきっかけとなり、風評被害を払拭(ふっしょく)し、私たちにとっての”絆”になる。だから小高でお祭りをやろう」とお声がけくださいました。
そして、避難区域では初のコスプレイベント「オカエリ夏祭りin小高2015」が実現し、悪天候のなか市内外から若者を中心に多くの老若男女にご参加いただきました。住民からは「若者がたくさん集まっているのを見て元気がでた」「自分もコスプレしてみたくなった」といった声をたくさんいただきました。

昨年の様子

昨年の「オカエリ夏祭り」は夏休みで一時帰宅された住民向けでした。避難指示が解除される今年こそは、本当の「オカエリ夏祭り」となります。
地域をあげて住民を迎えるお祭りとすべく、今年は小高商工会とタッグを組んで「小高オカエリナサイ実行委員会」を立ち上げました。
いまだ多くの避難区域を抱える相双地区の商工会青年部をも巻き込み、一大イベントにしようと準備を進めております。
また、避難指示解除とともにJR小高駅も再開されたため、今年は小高駅前会場も設置。電車を降りて駅を出れば町が「オカエリ!」と迎えてくれる雰囲気のお祭りにします。

運行再開を待つ小高駅

さらに、相双地区の伝統的な祭事といえば「相馬野馬追」です。
「伝統と現代のコンテンツの融合」ということで、かつて相馬中村藩の居城があった相馬小高神社でのコスプレ撮影はもちろん、地元の方に馬をお借りし、コスプレしたまま乗馬体験をする場も用意いたします。
コスプレまではちょっと・・・という方向けに甲冑(かっちゅう)の着付け体験もご用意しました。

相馬小高神社

このように、地元の人々への「オカエリナサイ」の気持ちを込めて、ふるさとでの新たな思い出を作れるようなイベントを、昨年に引き続き開催します。
また、地元の人々に限らず外からも人をたくさん呼び込むことで、福島の現状を知ってもらい、福島の笑顔で風評被害を払拭(ふっしょく)したいと考えています。
小高区に来ていただいた皆様と一緒に「絆」を作ります。

「小高オカエリナサイ実行委員会」は、寄付金を「小高にオカエリナサイ」の気持ちを込めて、夏祭りの機材やコスプレ衣装費などに活用します。
今年の「オカエリ夏祭りin小高2016」の開催概要は活動報告に掲載しています。皆様のご協力を、よろしくお願いいたします。

くじ付き賞品について

この度HARIOランプワークファクトリー株式会社さまのご協力により、職人がひとつひとつ丹念に手加工でつくったかわいいガラス細工のアクセサリーを、募金していただいた方の中から抽選で各1品ずつ計5名様にプレゼントいたします。

~HARIOランプファクトリー株式会社 所長の根本新さんから応援メッセージをいただきました~
「避難解除になりまた小高が賑やかになってくることと思います。楽しい元気な町になるよう応援しております。」

寄付金の使いみち

帰還する家族向けの「オカエリ」大声コンテストなど、ステージイベントで使用する設備や機材の使用料、アニメ上映版権使用料、施設利用料、来場した子どもたちにもコスプレを楽しんもらうための衣装のレンタル料などに活用させていただきます。

活動情報

更新日:2019/09/03

「オカエリ夏祭りin小高2016」開催概要

◆開催日:平成28年8月13日(土)
◆時間:10:00~20:00
◆実施場所:小高駅前通り、浮舟文化会館、小高神社
※小高駅の地図はこちら:http://yahoo.jp/9B5UC5

◆イベント内容
【JR小高駅前】
・バンド演奏…地元バンドや高校の吹奏楽部などによるステージ。
・コンサート・ヒーローショー…ご当地アイドル「アイくるガールズ」やヒーロー、地元で活躍する歌手たちによるパフォーマンス。
・「オカエリ」大声コンテスト…大声を競う来場者参加型イベント。
・似顔絵コンテスト…子どもたちに家族の似顔絵を描いてもらい、モデルとなった本人がどれが自分の似顔絵か当てる来場者参加型ゲーム。
・コスプレ盆踊り…子どもから大人まで、思い思いの仮装をして盆踊りを踊る。
・露店ブース…ご当地グルメの屋台やワークショップブースなどが楽しめる。

2015年のコスプレ盆踊り

【浮舟文化会館】
・アニメ上映会…イベント全体のテーマ「武者」に沿ったアニメ作品を上映する。
・アニソンのど自慢…アニメソング限定のカラオケ大会。参加者は事前エントリー制で、誰でも参加可能。
<申込フォーム>
http://fukushimagainax.co.jp/?page_id=653

2015年のアニソン歌合戦

【相馬小高神社】(地図:http://yahoo.jp/lz8yF1
・乗馬体験…コスプレして乗馬が体験できます。神社での撮影も可能。
・甲冑(かっちゅう)着付け体験

◆主催:小高商工会青年部/小高オカエリナサイ実行委員会
◆共催:株式会社福島ガイナックス
◆後援:南相馬市/朝日新聞福島総局/福島民報社/福島民友新聞社/福島テレビ/福島中央テレビ/福島放送/テレビユー福島/ラジオ福島/ふくしまFM ※各所申請中
◆協力:小高観光協会/株式会社小高ワーカーズベース/認定NPO法人フロンティア南相馬/福島相双ヒーロー製作委員会/相双MAG実行委員会/特定非営利活動法人Wunder ground

【2015年開催概要】
http://fukushimagainax.co.jp/?p=1212

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寄付総額
427,292
目標金額
700,000
達成率61%
寄付人数
978

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  • T-point
    Tポイントを使って1ポイントから寄付できます。
Yahoo!ウォレット
クレジットカードで100円から寄付できます。

プロジェクトオーナー

株式会社小高ワーカーズベース
「オカエリ夏祭りin小高2016」(主催:小高オカエリナサイ実行委員会)では事務局機能を担う。小高ワーカズベース代表:和田智行福島県南相馬市小高区生まれ。大学入学を機に上京し卒業後はITベンチャーに就職。2005年東京のITベンチャーの役員に就任すると同時に故郷にUターン。以降、南相馬の自宅に居ながら東京の仕事をこなすワークスタイルを確立する。東日本大震災では自宅が警戒区域に指定され家族とともに会津若松市に避難。2013年に同市に新設されたインキュベーションオフィスでの勤務を経て、2014年5月避難区域初のシェアオフィス「小高ワーカーズベース」事業を開始。その後、震災後では小高区初となる食堂「おだかのひるごはん」や仮設スーパー「東町エンガワ商店」をオープンするなど、住民帰還の呼び水となる事業に取り組む。2015年8月にはHARIOランプワークファクトリー社の協力を得てガラスアクセサリー工房「HARIOランプワークファクトリー小高」を開始。同月に福島ガイナックス社との共催で小高区初のコスプレイベント「オカエリ夏祭りin小高2015」を開催するなど、避難区域に若者の興味を集めるプロジェクトも展開している。ふくしまベンチャーアワード2015特別賞受賞。
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