東北で漁業を誇れる職業に変え、
減り続ける日本の漁師を増やしたい

寄付受付開始日:2016/03/03

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漁師の担い手を増やす「TRITON PROJECT」

フィッシャーマン・ジャパン

プロジェクト概要

更新日:2024/12/18

漁師の担い手を増やし、未来の水産業をつくる「TRITON PROJECT」を応援してください

急激に減少する漁業者数。そして加速する高齢化。このままでは、魚を育て獲る人がいなくなってしまいます

記録的な大雪にみまわれたこの冬。
石巻では、静かに、あの時間を迎えようとしています。
すこし、最近のお話をしたいと思います。
 
私たちFISHERMAN JAPANは、若い世代の漁師・魚屋、そして「よそ者」によって2014年に結成されました。
出会ったきっかけとしては、やはり震災復旧です。
「よそ者」の中には、ボランティアをきっかけに、石巻に移住した女性もいますし、大手企業の職員もいます。
漁師たちの声に心動かされ、集いました。

未来の水産業をつくる「TRITON PROJECT」を通して、60名以上の若者が新規で漁師になりました

震災前から漁業者の高齢化・担い手不足が問題視されていたのですが、今回の震災によって、三陸地方の漁業は大きな打撃を受けました。
 
平成5年に32万人いた漁師は、現在17万人に減っています。20年で半分になってしまったのです。
宮城県では震災以降、漁を継続できずに海を離れる漁師が後を断たず、廃業した漁師が3割に達しました。県内の漁師のうち39歳以下はわずか15%。担い手全体が減少の一途をたどる今、若い後継者の育成が急務となっています。
私たちが本部を構える石巻市だけでも、震災後、漁業者は37パーセント減少と言われています。

今後、新規漁業者が漁業権の取得を目指したところで、浜に人が住めなくなってしまったという問題も抱えています。
  
たくさんの課題が山積ではありますが、みんなでチームになって、未来の水産業をつくろうと取り組んでいる最中です。
たとえば、新しい水産業の担い手を呼び込む「TRITON PROJECT 」。
 
漁師の家の子ではない「よそ者」が約60人も漁師になりたいと言ってきてくれました。

大阪からやってきた三浦くん。浜でひたむきに努力し、昨年正組合員になりました。
岡山からやってきた磯島くん。内気だった彼もいまでは2人の弟弟子を育てる兄貴に。
群馬からやってきた大河くん。学生のとき出会った漁師に憧れて水産業へ飛び込んでくれました。

日本の水産業を変える挑戦ー革命ーを起こしていきたい

水産業をカラフルにする。
それは、いろんな人が集まって、
いままで想像もしなかった世界をつくること。
わたしたちは、ひとりではどうにもならなくて諦めそうになる気持ちが、
同じ思いをもつ仲間がいると知ることで、動きだす勇気や、辞めない決心に変わることを知っています。
 
これからもチーム一丸となって、日本の水産業を変える挑戦ー革命ーを起こしていきたいと思っています。
石巻から始まったこのプロジェクトは、いまでは気仙沼、北海道利尻島、静岡県西伊豆、三重県南伊勢など他地域にも広がりを見せています。

ますます漁師を増やすため、日本の漁業を守るため、応援よろしくお願いします。

元証券マンが漁師に転身? 新人漁師を見守る親方も登場。幅広い職種の人が集いつくりあげるTRITON PROJECTの世界とは

寄付金の使いみち

皆さまからのご寄付は、漁師の担い手を増やす「TRITON PROJECT」の以下の活動にて活用させていただきます。
皆さまの応援をお待ちしています。

・他県から漁業に興味がある人を受け入れる体制づくり

・水産業に特化した情報発信メディアの強化

・各浜に漁師のシェアハウスTRITON BASEを設置

・地元の高校生や大学生との水産業インターンシップの立ち上げ

・TRITON PROJECTを運営していくための活動費やPR費

"#311企画これからもできること"
#311寄付はチカラになる

活動情報

更新日:2024/12/18

TRITON PROJECTのご紹介

宮城県石巻市では本プロジェクトを立ち上げ、間もなく10年目を迎えようとしています。この取り組みの成果として、石巻市内だけでも50名以上の担い手漁師が誕生し、担い手不足が深刻な日本の水産業界にとって大きな希望となっています。ここでは、本プロジェクトを通じて推進してきた三つの主要な活動をご紹介します。

(1)新人漁師のためのシェアハウス運営
「TRITON BASE」は、浜にある空き家をリノベーションして作った漁師向けのシェアハウスです。現在、石巻・三陸エリアで6つの「TRITON BASE」が稼働しています。沿岸部ではホテルや宿屋が少なく、住まいの確保が難しいため、漁師希望者が研修時に使用したり、就業した1年目〜3年目の漁師が居住したりしています。研修中は無料で、就業後は月3万円(光熱費込)で利用が可能です。浜の生活に慣れ、コミュニティーに溶け込んでいくための拠点でもあります。

シェアハウスは、担い手漁師が集まり、交流し、仲間をつくる場にもなっている。

(2)充実した漁業体験や研修プログラム
漁師の仕事を学ぶ1泊2日の漁師学校「TRITON SCHOOL」を定期的に実施しています。また、地元の高校生向けのアルバイト型職業体験「すギョいバイト」や子ども向けの魚さばき教室「うおうおキッチン」など、水産業に興味をもってもらうためのさまざまな体験プログラムを提供しています。実際に就業した新人漁師向けにも、ヒアリングや勉強会を実施し、サポートを続けています。

TRITON SCHOOLでは、海の仕事を体験できるだけでなく、ロープワーク講習や新人漁師との座談会も実施。
すギョいバイトでは、地元の高校生が水産業の仕事をアルバイトとして体験。定員の倍以上の応募がある大人気企画となっている。

(3)水産業特化型求人サイト
TRITON JOB」は、海の仕事や浜での暮らし、働き方を知るための水産業特化型の求人サイトです。私たちの暮らしに欠かせない仕事であるにもかかわらず、仕組みがわからなかったり、仕事の様子が見えにくいのが水産業の仕事。たくさんの写真や臨場感あふれる文章とともに水産業の魅力を伝え、未来への思いが詰まった求人記事を掲載しています。

北海道から九州まで270件以上の水産業求人を掲載。

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プロジェクトオーナー

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フィッシャーマン・ジャパン

漁業のイメージをカッコよくて、稼げて、革新的な「新3K」に変え、次世代へと続く未来の水産業の形を提案していく若手漁師集団。

2024年までに三陸に多様な能力をもつ新しい職種「フィッシャーマン」を1000人増やすというビジョンを掲げ、新しい働き方の提案や業種を超えた関わりによって水産業に変革を起こすことを目指す。

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