陸前高田の障がい者に、「ふるさと納税」発送などの常設作業所を作り、「幸せ指数No.1」を目指そう!
寄付受付開始日:2016/06/04
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合計で2,724,578円のご支援をいただきました。多くのご支援、ありがとうございました。
寄付受付開始日:2016/06/04
更新日:2019/08/13
本プロジェクトは、現在、活動状況の確認中のため、一時的に寄付の受付を停止しています。活動状況の確認が取れ次第、寄付受付の再開の有無を検討します(2019年8月11日 ヤフー追記)
累計2億円を突破した陸前高田市の「ふるさと納税」は、梱包・発送作業を市内の障がい者が仮設作業所で行っています。
「障がい者が作業できるの?」と疑問に思うかもしれませんが、とんでもない。みなさん真面目に丁寧に作業し、多くの作業もこなす熱心さは、健常者以上かもしれません。
多くの障がい者も被災しましたが、若い健常者などと違い、簡単に移動できません。今後は、常設の作業所を建て、障がい者が「当たり前」に作業する環境を整備したいと思います。それこそ、陸前高田市が目指す『「ノーマライゼーション」という言葉がいらないまちづくり』につながります。
プロジェクトオーナーは2012年3月11日、ヤフー運営の「復興デパートメント」内の「いわて一本松商店」で、震災のがれきを使って作ったキーホルダー「ガレキーホルダー」3000個を作り、販売したことがあります。思わぬ大量発注で、2カ月で3000個という大変な製作作業を授産施設にお願いしたのが、障がい者の皆さんとの出会いでした。
お願いした仕事はきちんとこなしてくれました。健常者と変わらない、ややもすると優れているとさえ感じる瞬間があったのがとても印象的でした。その後もいろいろな形で、仕事を依頼しています。
しかしながら、授産施設の作業では、1カ月の働きでも約15,000円から20,000円にしかなりません。月20,000円では、障がい者年金900,000円を加えても、年間114万にしかならないのが現実です。
「これでは自立できない。親の高齢化に伴い、負担はさらに大きくなってしまう」と思いました。
しかも授産施設で生産している製品の多くは、一般の流通ではなく、福祉の世界での販売が多い。そして少量生産をしているため、原価が高くなります。一般的な商品より販売価格が高くなるため、私たちになじみのある量販店で販売することは難しいのが現状です。
そこで、「ハンディキャップを持った方が作ったもので、しかも、一般企業の商品とひけを取らない商品を作るように連携を図ること」を目的として、さまざまな方法で就労支援を行おうと考えました。それは、陸前高田市のふるさと納税の返礼品発送業務によって第一歩を踏み出しました。
これまでに3万個以上の梱包・発送を行い、返礼品を受け取ったほんとうに多くの方から、感謝や応援のお手紙をいただきました。「役に立っている」という自信と誇りが、みなさんの笑顔や行動に表れています。
さらに今回は、東京のデザイナーとコラボし、かわいいぬいぐるみの制作作業も行っています。素材を切り取り、一つづつ丁寧にぬいあげています。市内の3つの授産施設が関わった「オール陸前高田」のぬいぐるみです。
ドリームプロジェクトは、「その先」も見すえています。陸前高田市が現在直面しているのは、高齢化問題や、障がいを持つ方々の就業機会の少なさ、低所得問題などです。これらの解決策を考える中で、「市内外問わず、経済的弱者または生活に苦しさを感じている方々が、『このまちなら前向きに生きていける』と移住してきたくなる環境を整えて、そんな人たちに来てもらいたい」という考えに至りました。
まずは仕事の機会を生み出すことから始め、住まいのお世話や、子育て環境の充実化への働きかけなど、ひとつずつ実現していきます。そして地元の特産品にかかわることを起点にすることで、笑顔と地域への誇りを生み出すことのできる仕事を広げていきます。
「ふるさと納税」発送作業は現在、障がい者が仮設作業所で行っています。安定的に安心して作業するため、常設の作業所を建てる費用が必要で、あと300万円が足りませんので、寄付金はその費用に宛てます。
今後は、障がい者が地域商品の開発などに関わり、自立していくことが重要です。陸前高田の地域ブランド米「たかたのゆめ」、鹿、三陸産海産物など豊かな地域資源を生かし、加工品の製造やデザイン製作関連などの事業をつくり出していきたいと思います。
更新日:2019/08/13
今回はクラウドファンディングの返礼品として、ぬいぐるみを提供します。東京のデザイナーとコラボし、かわいいニワトリやクマのぬいぐるみを制作しています。素材を切り取り、一つづつ丁寧に手作りで愛情込めてぬいあげています。市内の3つの授産施設が関わった「オール陸前高田」のぬいぐるみです。
陸前高田市のシンボルは「奇跡の一本松」です。その周りでも連日工事が続いています。山から盛り土を運ぶために作られた「巨大ジェットコースター」のような設備は、もうほとんど姿を消しました。ただ、まちづくりの土台工事が続き、完成したまちづくりの全容は想像しにくいのが現状です。
ドリームプロジェクトは、「『このまちなら前向きに生きていける』と移住してきたくなる環境を整えて、そんな人たちに来てもらいたい」と考え、仕事の機会を生み出すことに続いて、住まいのお世話や、子育て環境の充実化への働きかけなど、ひとつずつ実現していこうと思います。その中で、地元の特産品の企画や製造にかかわることを増やし、笑顔と誇りを生み出す仕事をみんなで広げていきます。
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代表:関欣哉(せききんや)
1961年岩手県生まれ。中央大学経済学部卒。
株式会社ホテル東日本にて、宇都宮店の開業、盛岡店の副支配人などの任に就きながら、チャペル企画のプロデュースを担当。大幅に受注を伸ばす。その後会社を移り、「大江戸温泉物語」(東京・お台場)の開業を手掛け、類をみない温浴施設との評価を受ける。同社代表取締役となり全国的な展開を成功させる。
2007年に自ら「有限会社ビッグアップル」を立ち上げる。全国の温浴施設の開業支援やコンサルタントを生業とする中、2011年の東日本大震災を契機に岩手県陸前高田市に拠点を構え、農業復興の起爆剤として現在認知度を広めている地域ブランド米「たかたのゆめ」プロジェクトを立ち上げたほか、現地の生鮮・加工品の販売チャンネルとなるべくヤフーの運営する復興デパートメントで「一本松商店」を運営開始。さらに復興工事従事者向けの宿泊施設をいち早く整備提供するなど、陸前高田市の復興から未来へ向けての歩みに深く関わりながら、2016年7月に一般社団法人ドリームプロジェクトを立ち上げ、現在に至る。
このプロジェクトでは領収書の発行をおこなっておりません。
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