寄付受付開始日:2016/12/25
更新日:2023/04/25
親元を離れ、路上で生活するストリートチルドレンと呼ばれる子どもたちの人数は、世界に1億人とも1億5千万人とも言われています。
子どもたちが家を離れる理由はさまざまですが、家庭の貧困、親または親子間の問題、例えば、親からの虐待、親の再婚、親の死、親とのけんか、親からの仕事の強要がきっかけとなり家を飛び出してきたケースです。
また、紛争や自然災害なども原因として挙げられます。
フィリピンの首都マニラにあるサガンダン墓地。
私たち、国境なき子どもたち(KnK)のフィリピンでの活動は、今から16年前、この墓地に暮らすストリートチルドレンとの出会いから始まりました。「墓地に住むなんて怖い!」という声が聞こえてきそうですが、現地の子どもたちはこう言います。
「生きている人の方がよっぽど怖いよ。だって、死人は僕たちに意地悪をしないもの。」
保護が必要な子どもたちを自立支援施設へ引き取り、生きる力を養う。
フィリピンでは現在も、家庭に何らかの問題を抱え、路上生活する青少年が少なくありません。路上で、しかもひとりで生きていくため、一部の子どもたちは犯罪グループの一員となりながら身を守り、成人に利用され犯罪に手を染める結果となりやすいのが現実です。
国境なき子どもたち(KnK)は、そんな子どもたちの身元引受人となり、自立支援施設『若者の家』でケアをしています。生活の中で、彼らの傷ついた心をいやしつつ、本来ならあるべき大人の保護を家族同様に提供し、子どもたちの自立を支えます。
『若者の家』で生活する子どもたちは、学校に通って学び、ともに生活することで仲間との絆を深め、断裂していた親との関係の修復に努めるとともに、自立する力を養います。
社会から見放された子どもたちに、あと数年、自立するための時間をください。
世界の困難な状況にある子どもたちの生活環境および教育環境改善に活用します。
詳細は、活動ニュース(公式サイト)をご覧ください。
例えば、フィリピンでは……
■1,000円で、小学生30人が1日学校に通うために必要な交通費を支援できます。
■5,000円で、高校生1人が約6カ月間、学校で学ぶことができます。
■10,000円で、ストリートチルドレン88人に1回の食事を提供できます。
更新日:2023/04/25
フィリピンでは:
■自立支援施設「若者の家」の運営
・ストリートチルドレン、法に抵触した青少年、虐待・育児放棄を受けた子どもなど約35名を受け入れ、衣食住・基礎教育・スポーツ活動の機会を提供するほか、子どもたちが家族のもとへ戻れるよう、保護者に対する啓発活動や家庭訪問を実施しています。
・心に深い傷を負った子どもには必要に応じてカウンセリングを提供します。
■コミュニティー活動
・貧困地域において、チルドレンセンターを運営し、約250名を対象に非公式教育を提供しています。ソーシャルワーカーが家庭を訪問し、それぞれが抱える課題把握・解決を働きかけます。
・保護者向けに子どもの権利や子育てに関する啓発セミナーを実施しています。
バングラデシュでは:
■ドロップインセンターの運営
・首都ダッカで、週5日間、朝から夕方までドロップインセンターを運営し、毎日40~50名のストリートチルドレンを受け入れています。ここでは、朝食・昼食の提供、衛生面のケア(散髪・洗濯・シャワーなど)を行い、文字の読み書きや遠足・屋外でのスポーツ大会などの教育活動も実施しています。
・路上生活で危険にさらされる子どもたちが、薬物や人身売買から身を守るための啓発教育も毎月行っています。
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国境なき子どもたち(KnK)は、「世界の恵まれない青少年を支援すること」、「日本の一般市民、とりわけ若い世代の人々に対し教育啓発すること」を使命とし、1997年に日本で設立されました。日本と世界の子どもたちが「共に成長する」ことを理念に掲げ、現在は日本(東北地方)を含む7カ国(地域)で教育支援を行っています。
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