新型コロナ緊急子ども支援募金“子どもたちに学びの機会を”
（チャンス・フォー・チルドレン）

新型コロナの影響で経済的困難を抱えた子どもたちへの緊急支援を行います。

公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン（以下CFC）は、過去10年にわたって、災害や家庭の事情により経済的困難を抱える子どもたちに対して、学習塾や習い事などに利用できるスタディクーポンを提供し、学びをサポートしてきました。
現在、新型コロナの影響を受け、多くの子どもやご家庭が経済的困難な状況に陥っています。ウイルスとの共存フェーズに入っていく中、子どもたちが経済的な理由で塾や習い事での学びを諦めることがないよう、CFCは緊急支援プロジェクトを立ち上げました。

CFCは392名の生活困窮世帯の子ども・保護者に調査を行いました。その結果、7割以上のご家庭が失業などによって所得が減少する、または今後減少する可能性があるという状況がわかりました。経済格差による教育格差を解消する必要があります。

保護者から寄せられた声
「コロナの影響で世帯収入が減るため、今後も塾をやめなければいけないのかもしれません。」（宮城県・保護者）
「生活保護世帯で、パソコンやタブレットなどを子供に買い与えることができないため、オンライン学習や無償提供の各サービスを受けることができません。」（大阪府・保護者）
「家庭学習がきちんとできるか、学力が落ちないか、受験に影響が出ないか心配です。」（宮城県・保護者）

3カ月にわたる休校の影響で、子どもたちの教育格差が広がってしまいました。特に生活困窮世帯の子どもたちからは、学習や進路に関する多くの不安の声が届いています。

CFCは、これまでの子どもたちの支援経験を活かし、新型コロナの影響で経済的困難を抱えた子どもたちに対して、オンライン教育を含む学習塾や習い事等で利用できるスタディクーポンの臨時給付などの支援を行い、子どもたちが安心して学び続けられるようサポートします。
また、クーポンの提供だけにとどまらず、オンライン面談やデバイス貸与を行い、子どもの学習や生活の相談、通信環境整備についても支援していきます。
まずは100人の子どもたちに支援を届けるために、皆様の温かいご支援をお願いいたします。

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募金受付期間延長のお知らせ
昨年度に引き続き今年度も、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、経済的困難な状況に置かれている子どもたちへの支援を行っています。
いまだ困難な状況が続いている中、一人でも多くの子どもに学びの機会を届けるために、募金期間を延長いたします。皆さまの温かいご支援をお願いいたします。（2021年5月7日更新)

2020年12月までに合計157名の子どもたちに緊急支援を届けることができました。ご寄付をいただいた皆さま、本当にありがとうございます。
いまだ困難な状況が続いている中、一人でも多くの子どもに学びの機会を届けるために、募金期間を延長いたします。皆さまの温かいご支援をお願いいたします。（2021年1月20日更新）