すべての子どもにチャンスと夢を届けたい

寄付受付開始日:2015/11/11

  • 領収書あり
[すべての子どもにチャンスと夢を届けたい]の画像
(C)平井慶祐

公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン

プロジェクト概要

更新日:2023/12/20

クーポンを使った教育支援で、被災地の長期的復興支援を

東日本大震災は、東北の沿岸部に大きな被害をもたらし、その結果、経済的に困窮する家庭の数も増えました。公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン(以下CFC)は、そんな経済的な困難を抱える子どもたちに対して、学習塾や習い事、体験活動などに利用できる「スタディクーポン」を提供しています。

クーポンは学習塾やスポーツ、文化活動、体験活動など、地域の3,000以上の教室で利用できます(C)平井慶祐

東北では主に、東日本大震災で特に甚大な被害を受けた宮城県、岩手県、福島県の子どもたちを対象にクーポンを提供しています。未来を担う子どもたちの教育の機会を保障して成長を見守ることこそが、長期的な復興支援につながると考えています。

震災から13年。生まれた課題

CFCが立ち上がったのは、2009年。関西の大学生を中心に、阪神・淡路大震災で被災した子どもたちの支援を契機に立ち上がったNPO法人ブレーンヒューマニティーの中のひとつのプロジェクトとしてでした。

2011年に東日本大震災が起こると、継続的な支援のためにプロジェクトは法人化され、被災地の子どもたちのための活動が開始されました。それから13年、東北を拠点に活動を続けています。

13年という時間は、人々の記憶を風化させる一方で、被災された方々を癒やすには十分ではない時間だったように思います。近年も、CFCには被災をされた保護者からさまざまな声が届いています。

東日本大震災で被災された保護者からCFCに寄せられた声

震災後、困難な状況が長期化したことで生まれた課題もあります。近年は、喪失体験や経済困窮に加え、健康面、虐待、障害、孤立など、複合的な困りごとを抱えているケースが増えてきており、より細やかで継続的なサポートが必要になっています。

東日本大震災で被災された保護者からCFCに寄せられた声

ブラザー・シスターが子どもたちに寄り添う

クーポンを提供するだけでなく、「ブラザー・シスター」と呼ばれる、大学生ボランティアが、子どもたちが安心してクーポンを活用できるよう、進路や学習、生活の相談に乗っています。

福祉や教育などの専門家による研修・助言を受けたブラザー・シスターとコーディネーター(職員)が、学びを切り口にサポートを行いながら、家庭が抱える課題を早期発見し生活の支援へのつなぎ役を担っています。

クーポン利用者とブラザー・シスターの面談の様子(C)平井慶祐

今まで累計1,170人のブラザー・シスターが子どもたちとの面談を通じて寄り添ってきました。ブラザー・シスターは、震災を経験した学生も少なくありません。「自分たちも復興の力になりたい」といった強い思いを持って日々活動しています。

今年度は600人以上の子どもたちが支援から落選。あなたの支援を待っています。

東北では、主に宮城県、岩手県、福島県の小学生から高校生を対象にサポートを続けています。小学生は15万円、中学校1・2年生と高校1・2年生は20万円、中学校3年生と高校3年生には30万円分のクーポンが支給されます。

現在まで延べ4,000人以上の東北の子どもたちがクーポンを利用し、学習塾や習い事などに励みました。

一方で、クーポンの発行は、企業や個人の皆さまからの寄付で成り立っており、寄付金が子どもたちからのニーズに追いつかない状況が続いています。特に今年度は、被災による影響に加え、物価高の影響もあいまってニーズが高まっており、全体で600人以上の子どもたちが支援を受けられませんでした。

延べ4,000人以上の東北の子どもたちにクーポンを届けてきました(C)平井慶祐

ひとりでも多くの子どもが、必要な支援を受けられるよう、みなさまのご協力をお願いします。

寄付金の使いみち

【子ども一人当たりのクーポン提供額(年)】
・小学生:15万円
・中学1・2年生、高校1・2年生:20万円
・中学3年生・高校3年生:30万円
※文部科学省「子どもの学習費調査」などを参考に設定しています。

【寄付金使途】
(1)寄付金の85%以上を子どもへの直接的な支援費として使用します。
※65%以上をスタディクーポン費(子どもの塾や習い事等の費用)、残り20%未満を大学生ボランティアの研修・面談費、調査研究費など、個別的な支援を行うための費用に使用します。
(2)寄付金の15%未満を管理費として使用します。
※管理を行う職員の人件費や活動を伝えていくための広報費など、子どもたちを間接的に支えるための費用です。

"#2023.311"
 "#311企画これからもできること"
"#311いまわたしができること子どもたちを応援"
#311寄付はチカラになる

活動情報

更新日:2023/12/20

2022年度の年次報告書を公開しています

CFCの2022年度の活動をまとめた年次報告書を公開しました。

年次報告書には、クーポンを利用した子どもたちの声やCFCが実施したアンケート調査の結果、活動実績などを掲載しています。

クーポンをきっかけとした学びや経験、人との出会いが、子どもたちの人生を豊かなものにすると信じて、今後も活動を続けてまいります。

2022年度年次報告書(PDF)

【東北での支援実績(2023年度)】※2023年10月末時点
クーポン給付額 :104,940,000円
クーポン利用者数:466名
※被災により県外避難をしている子どもを含む

クーポンを利用した子どもからのお手紙のご紹介

「僕の将来の夢は、建築士になることです。理由は二つあります。

一つ目は、僕の住んでいたマンションは東日本大震災で大きな被害を受けました。マンションにひびが入り、地面に凹凸ができて、住めなくなってしまいました。そこで、避難所へ行き、三カ月ほど泊めさせてもらいました。地域の人と会話をしていて、みんな家がなくなり、とても困っていたということを今でも覚えています。そこで、僕は石巻などで被災して家を失った人たちに家を作ってあげたいなと思いました。

二つ目は、最近地震や豪雨など、自然災害が増えてきています。将来は南海トラフ地震というとても大きな、地震が来ると予想されているので、そのときには家だけでなく、食料などもあげたいなと思いました。

建築士になるには大学を卒業し、国家資格を取得しなければならないので、クーポンは、塾に使用したいと思っています。今のうちにわからない問題は先生に聞くなどをし、大学に行けるようにがんばっています。」(宮城県/中学3年生)

「子どもの貧困」を知る講演会 オンラインで実施中

子どもの貧困、教育格差やチャンス・フォー・チルドレンの活動内容についての講演会を、オンラインで実施しています。子どもの貧困、教育格差、被災地支援などにご興味のある方は、お気軽にご参加ください。詳細はこちらをご覧ください。

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寄付総額
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寄付人数
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プロジェクトオーナー

公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン

チャンス・フォー・チルドレン代表の今井と申します。私たちは東日本大震災での被災や、家庭の事情により、経済的な困難を抱えた子どもたちに対して、地域の学習塾や習い事などで利用できる「スタディクーポン」を提供し、子どもたちの多様な学びをサポートしています。これまで、延べ3,000名以上の子どもたちに学びの機会を届けてきました。一人でも多くの子どもたちに学びの機会を届けるため、どうぞ応援をよろしくお願いいたします。

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領収書発行について

このプロジェクトでは1回3,000円以上の寄付から領収書の発行が可能です。
※クレジットカードでの寄付に限ります。詳しくはヘルプページをご参照ください。

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以上

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